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保育園の待機総数450人で3年連続増【草加市2024年度当初】

2024年05月08日 | 子育て・教育

①待機児童数の増加続く

2024年4月1日時点(年度当初)における草加市の認可保育所等の保留児童数(※1)が450人となりました。前年度より35人の増加です。

草加市基準の保留児童数とは、理由の如何に問わず保育所等への入園申込をしているものの入園できていない児童の総数で、草加市が独自にカウントしている基準です。もともとの名称は「待機児童総数」でしたが、2021年度から「保留児童数」に変更されました。【表1】の通り、増加傾向が続いており、2021年度と比べると約2倍まで増えています。

国基準の待機児童数は24人で、前年度より3人増となっています。2021年度に1人まで減少しましたが、その後は増加し続けています。

(※1) 4月1日時点における認定こども園などを含む保育所等の保留・待機児童数で、他市委託も含みます。

 

【表1】年度当初の待機・保留児童数(各年4月1日時点、他市委託含む)

 

②保留児の8割超が0~2歳児

保留児童数のうち他市委託を除く446人について、年齢クラスごとの内訳を【グラフ2】にまとめました。

保留児童数が最多の年齢は1歳児クラスの196人(全体の43.7%)で、次に2歳児クラスの93人(20.7%)、0歳児の84人(18.7%)と続きます。

0歳児クラスから2歳児クラスの保留合計は373人で、保留児の83.1%が2歳児クラス以下に集中しています。

 

【表2】保留児童数のクラス別内訳(各年4月1日時点、他市委託除く)

 

③保留児が獨協駅西側地域に集中

保留児童数を保育所別でみると、最多は”さかえ保育園”の98人で全体の2割以上を占めています。2番目は”草加松原どろんこ保育園”の31人、3番目は”まつばらきた保育園”の21人と続きます。獨協大学前〈草加松原〉駅の西側地域に保留児童が集中している状況が伺えます。

 

・保留児童数の多い保育所 上位8園

  • 1位 さかえ保育園:98人
  • 2位 草加松原どろんこ保育園:31人
  • 3位 まつばらきた保育園:21人
  • 4位 けやきの森保育園清門町園:19人
  • 5位 しんえい保育園:17人
  • 5位 やつかかみ保育園:17人
  • 7位 あずま保育園:16人
  • 8位 あさひ保育園:14人

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