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栄中学校の建てかえを市長が明言!

2022年06月03日 | 子育て・教育

今日の草加市議会で、小中学校の建てかえ計画について質問したところ、浅井市長が「令和9年度(2027年度)までのなるべく早い段階に、栄中学校の建てかえ事業に着手する計画としてまとめていきたい」と明言しました。

草加市では「学校施設等長寿命化計画」という学校施設の長期にわたる計画があります。内容は、令和22年度(2040年度)まで小中学校を1校も建てかえない「先送り計画」です。計画に従えば、2040年度の時点で「使用目標年数(築80年又は90年以上)」まで20年以内の校舎が59棟にのぼってしまいます。つまり、20年以内に全体の62%(59棟)の校舎を建てかえないと、寿命に間に合わなくなってしまう計画です。

次の世代に重い課題を先送りせず、一校ずつ計画的に建てかえるよう何度も求めてきました。

先の2月議会で、「学校建てかえは市長公約であり、公約違反でないか!」と質問。浅井市長は、市の公共施設全体の管理計画である「公共施設等総合管理計画」の改定について検討段階であり、そこで検討していくと答弁していました。

そして今回、計画の進捗と、いつ、どの学校から建てかえるのか明言するよう市長に求めたところ、ついに栄中学校の建てかえを明言しました。非常に重要な決断です!

20年間1校も建てかえない計画を、建てかえる流れに変えることができましたー!!

 

■栄中学校の児童数増加への対応

旧松原団地の建てかえにより、栄中学校や松原小学校は児童数の大幅な増加が見込まれています。松原小学校では最大で現状の1.4倍、栄中学校では同1.3倍になる見込みであることが今日の質問で明らかになりました。これら見通しについて教育委員会は、現状の校舎での受け入れは不可能ではないと考えているが、運用に際して問題が生じることも考えられるとの認識を示しています。

新しいまちづくりを進めて「ぜひ草加に住んでください!」とアピールしても、いざ子育て世帯が引っ越して来たら「学校がキャパオーバー」では仕方ありません。少しでも早く建てかえが実現するよう引き続き求めていきます。


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