前回の記事で、私がお寺料理の最中に
熱中症でダウンしたことをお話ししたら
5人の方から、優しいお見舞いのコメントをいただいた。
それぞれ表現は異なるものの、どなたもおっしゃっている。
「お寺料理なんか辞めてしまえ」
肉親であれば、きっと同じことを言うだろう。
温かい親心が嬉しかった。
本当にありがとうございました。
で、すっかり気を良くして元気になった私。
懲りもせずに後日談をお話ししたくなったので
胸クソ悪いだろうけど聞いてちょ。
一昨日、同級生5人で結成する通称5人会のLINEは
16日にあったお寺料理のことで盛り上がった。
まずマミちゃんが倒れた私の体調を問い、欠席したモンちゃんが心配し
横浜のけいちゃんが驚き…という順序。
私が「ありがとう、元気です、心配かけてごめんね」と返した時点で
ユリちゃんからお礼のLINEがある。
ここで連絡が行ったのだろう、しばらくしてユリちゃんの兄嫁さんからも
丁寧なお礼のLINEが届いた。
いつもは当日の夜か翌朝、ユリちゃんと兄嫁さんからお礼のLINEをもらうが
今回は3日ほど音沙汰なし。
別にお礼を言ってもらいたいわけではないので全くかまわないが
私の具合が悪くなったもんだから、二人は様子をうかがっていたらしい。
ともあれユリちゃんも兄嫁さんも言葉を尽くして礼は言うものの
体調を気遣うフレーズは無い。
うっかり体調の件に触れたら最後
「クーラーをつけてくれないと、もうやらない」
と言われたり、今後の体制について変更を提案される恐れがあるからだ。
これをブロックするため、義理の姉妹は連携している。
「お礼はいいから、料理の写真を送ってくれよ」
と思ったが、都合の悪い過去には触れたくない彼女ら。
こっちも蒸し返す気は起きず、そのままだ。
で、私が普段と変わらない様子なのを見て取ったユリちゃん…
「みんながいてくれなかったら、お盆行事はカレーしか作れなかったわ。
本当にいつも助かってます」
とたたみかけてくる。
彼女のプログラムでは、ここで私の謝罪と決意表明が述べられる予定。
「迷惑かけてごめんね。
次回から、また頑張ります」
「ありがとう、頼りにしてます」
これで全てが終わるはずだった。
が、私はプログラム通りにしなかった。
「カレーもええじゃん。
これがほんとのボン・カレー」
そう返したら、返事は無かった。
ところでこれ、何だと思う?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/78/71d6d09edc2394884b6bb3f1b9a817d1.jpg)
『オクラの花』という物体。
この夏、マミちゃんが時々くれる。
家庭菜園を始めた彼女、今のところ人にあげられるのは
これだけなんだって。
「成長を待って、オクラにしないの?」
私はたずねたわよ。
私だって、いつぞやオクラを育てようとしたことがあるもの。
途中まで調子良かったけど、毛虫に葉っぱを食べられて
茎だけになって終わったわ。
でも違うんだって。
この花が進化したらオクラになるわけじゃなくて
花そのものを食べる品種なんだって。
そういえば昔、料理屋で食べたことがあるのを思い出したわ。
調理法は超簡単。
洗って半分ぐらいに切ったらポン酢を付けて食べるだけで
火なんて使わない。
無味無臭なので、ポン酢の味しかしなくて
噛むとオクラみたいな粘りが少し出てくる。
マミちゃんは、サッと湯通ししてもいいと言ってたけど
湯をかけたら変色しちゃって汚くなったわ。
そうパクパク食べられる物じゃないし、美味しいわけでもない。
特に真ん中の雌しべ?だかは、食べるのに何だか勇気がいるから
最初に切り落としちゃう。
家では私しか手をつけないので夏の料理の参考にはならないけど
淡い黄色が美しくて、食べる時は森の妖精になったような気分なので
ご紹介してみました。
ついでに『キュウリの辛子漬け』
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/4c/e91d0da0686af653ef0189fa554df155.jpg)
知人から教えてもらった漬物。
超簡単。
①キュウリ1キロ(10本ぐらい)を乱切りでも何でもテキトーに切る
②市販のカラシ粉(スーパーに売ってる)大さじ2杯
塩30グラム(大さじ2杯)
砂糖200グラム(計量カップ1杯)
ホワイトリカー(果実酒を作るお酒で、酒屋に売ってる)100CC
以上を大きめのジプロックに入れ、そこに切ったキュウリを入れて
一昼夜、冷蔵庫に放置したら出来上がり
けっこう水分が出るから、ジプロックの口はしっかり閉めてね。
食べる時は、水分を捨ててください。
これ、甘くて冷たくて美味しくて、後を引く。
初めてもらった時、うちの義母ヨシコがすごく気に入って
また食べたいと言うのでレシピを聞いた。
キュウリを10本も食べられないから5本でいいわ…
とおっしゃる方は、全ての分量を半分にしてください。
ホワイトリカーは1.8リットル入りが多いから
他に使い道が無いと思って買うのを躊躇するかもしれないけど
お酒なので腐りにくいし
美味しくて何回もリピートするようになると思うので大丈夫。
できあがったら、人に分けてあげても喜ばれる。
ホワイトリカーを使うと言ったら、何やら特別な感じが漂うものよ。
卑怯者の私にとって、その満足感はプライスレス。
さらについでに『糸コンニャクの明太子炒め』
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/9e/4aa96e67f916845bfccaadb8748cd1b6.jpg)
冷たい料理に飽きたら、たまにはどうぞ。
①糸コンニャクはサッと茹で、明太子は中身を出す
②フライパンに油を小さじ1杯入れ
糸コンニャク、明太子、酒少々を入れてサッと炒めたら
仕上げに薄口醤油を好みで適当にかけて出来上がり
油は、天ぷら油でもゴマ油でもオリーブオイルでも何でもいい。
どうってことない一品だけど、箸休めやお弁当のおかずにおすすめ。
食欲が出るかもよ。
熱中症でダウンしたことをお話ししたら
5人の方から、優しいお見舞いのコメントをいただいた。
それぞれ表現は異なるものの、どなたもおっしゃっている。
「お寺料理なんか辞めてしまえ」
肉親であれば、きっと同じことを言うだろう。
温かい親心が嬉しかった。
本当にありがとうございました。
で、すっかり気を良くして元気になった私。
懲りもせずに後日談をお話ししたくなったので
胸クソ悪いだろうけど聞いてちょ。
一昨日、同級生5人で結成する通称5人会のLINEは
16日にあったお寺料理のことで盛り上がった。
まずマミちゃんが倒れた私の体調を問い、欠席したモンちゃんが心配し
横浜のけいちゃんが驚き…という順序。
私が「ありがとう、元気です、心配かけてごめんね」と返した時点で
ユリちゃんからお礼のLINEがある。
ここで連絡が行ったのだろう、しばらくしてユリちゃんの兄嫁さんからも
丁寧なお礼のLINEが届いた。
いつもは当日の夜か翌朝、ユリちゃんと兄嫁さんからお礼のLINEをもらうが
今回は3日ほど音沙汰なし。
別にお礼を言ってもらいたいわけではないので全くかまわないが
私の具合が悪くなったもんだから、二人は様子をうかがっていたらしい。
ともあれユリちゃんも兄嫁さんも言葉を尽くして礼は言うものの
体調を気遣うフレーズは無い。
うっかり体調の件に触れたら最後
「クーラーをつけてくれないと、もうやらない」
と言われたり、今後の体制について変更を提案される恐れがあるからだ。
これをブロックするため、義理の姉妹は連携している。
「お礼はいいから、料理の写真を送ってくれよ」
と思ったが、都合の悪い過去には触れたくない彼女ら。
こっちも蒸し返す気は起きず、そのままだ。
で、私が普段と変わらない様子なのを見て取ったユリちゃん…
「みんながいてくれなかったら、お盆行事はカレーしか作れなかったわ。
本当にいつも助かってます」
とたたみかけてくる。
彼女のプログラムでは、ここで私の謝罪と決意表明が述べられる予定。
「迷惑かけてごめんね。
次回から、また頑張ります」
「ありがとう、頼りにしてます」
これで全てが終わるはずだった。
が、私はプログラム通りにしなかった。
「カレーもええじゃん。
これがほんとのボン・カレー」
そう返したら、返事は無かった。
ところでこれ、何だと思う?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/78/71d6d09edc2394884b6bb3f1b9a817d1.jpg)
『オクラの花』という物体。
この夏、マミちゃんが時々くれる。
家庭菜園を始めた彼女、今のところ人にあげられるのは
これだけなんだって。
「成長を待って、オクラにしないの?」
私はたずねたわよ。
私だって、いつぞやオクラを育てようとしたことがあるもの。
途中まで調子良かったけど、毛虫に葉っぱを食べられて
茎だけになって終わったわ。
でも違うんだって。
この花が進化したらオクラになるわけじゃなくて
花そのものを食べる品種なんだって。
そういえば昔、料理屋で食べたことがあるのを思い出したわ。
調理法は超簡単。
洗って半分ぐらいに切ったらポン酢を付けて食べるだけで
火なんて使わない。
無味無臭なので、ポン酢の味しかしなくて
噛むとオクラみたいな粘りが少し出てくる。
マミちゃんは、サッと湯通ししてもいいと言ってたけど
湯をかけたら変色しちゃって汚くなったわ。
そうパクパク食べられる物じゃないし、美味しいわけでもない。
特に真ん中の雌しべ?だかは、食べるのに何だか勇気がいるから
最初に切り落としちゃう。
家では私しか手をつけないので夏の料理の参考にはならないけど
淡い黄色が美しくて、食べる時は森の妖精になったような気分なので
ご紹介してみました。
ついでに『キュウリの辛子漬け』
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/4c/e91d0da0686af653ef0189fa554df155.jpg)
知人から教えてもらった漬物。
超簡単。
①キュウリ1キロ(10本ぐらい)を乱切りでも何でもテキトーに切る
②市販のカラシ粉(スーパーに売ってる)大さじ2杯
塩30グラム(大さじ2杯)
砂糖200グラム(計量カップ1杯)
ホワイトリカー(果実酒を作るお酒で、酒屋に売ってる)100CC
以上を大きめのジプロックに入れ、そこに切ったキュウリを入れて
一昼夜、冷蔵庫に放置したら出来上がり
けっこう水分が出るから、ジプロックの口はしっかり閉めてね。
食べる時は、水分を捨ててください。
これ、甘くて冷たくて美味しくて、後を引く。
初めてもらった時、うちの義母ヨシコがすごく気に入って
また食べたいと言うのでレシピを聞いた。
キュウリを10本も食べられないから5本でいいわ…
とおっしゃる方は、全ての分量を半分にしてください。
ホワイトリカーは1.8リットル入りが多いから
他に使い道が無いと思って買うのを躊躇するかもしれないけど
お酒なので腐りにくいし
美味しくて何回もリピートするようになると思うので大丈夫。
できあがったら、人に分けてあげても喜ばれる。
ホワイトリカーを使うと言ったら、何やら特別な感じが漂うものよ。
卑怯者の私にとって、その満足感はプライスレス。
さらについでに『糸コンニャクの明太子炒め』
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/9e/4aa96e67f916845bfccaadb8748cd1b6.jpg)
冷たい料理に飽きたら、たまにはどうぞ。
①糸コンニャクはサッと茹で、明太子は中身を出す
②フライパンに油を小さじ1杯入れ
糸コンニャク、明太子、酒少々を入れてサッと炒めたら
仕上げに薄口醤油を好みで適当にかけて出来上がり
油は、天ぷら油でもゴマ油でもオリーブオイルでも何でもいい。
どうってことない一品だけど、箸休めやお弁当のおかずにおすすめ。
食欲が出るかもよ。