井上貞治郎は人生の最後に家庭が砦と書いている。忘れるべからず。若い頃は野心を抑えきれず、南方の奴隷漁師に売られそうになった 井上貞治郎。この人の段ボールのおかげで今日も出荷ができる。
「『紙にしようか、メリケン粉にするか』。私はまだ迷っていた。明治四十二年、二十九歳のときである。朝鮮から満州、香港と流れ歩いた末、やっと見つけた東京での二畳の部屋。そこへ大の字にひっくり返って、天井の雨漏りのし . . . 本文を読む
アントラーズユース若い力が快挙
『12月12日、高円宮杯U-18チャンピオンシップに臨んだ鹿島アントラーズユースは、1-0のスコアでガンバ大阪ユースを撃破し、初優勝。ほとんど相手に持ち味を出させない戦いぶりを含めて、鹿島のアカデミーチームが大きな力をつけつつあることを実感させた。昨冬のJユースカップ(2014Jユースカップ第22回Jリーグユース選手権大会)制覇に続く、チャンピオンシップ制覇。年度 . . . 本文を読む