公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

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強奪社会とはこういう世界

2013-05-14 10:08:03 | 日記


アサド政権に圧力強化 米英、対シリアで一致
2013.5.14 08:57

会談後にホワイトハウスで共同記者会見するオバマ米大頭領(右)とキャメロン英首相=13日、ワシントン(AP)
 オバマ米大統領は13日、ホワイトハウスでキャメロン英首相と会談し会談後の共同記者会見で、内戦が続くシリアのアサド大統領退陣へ向け「英国と共に圧力をかけ、反体制派への支援を強化する」と強調した。

 シリアの後ろ盾となっているロシアも参加して開催される予定の国際会議を念頭に、キャメロン氏は「ロシアや他の国々も移行政府樹立へ向けた準備に参加すべきだ」と指摘。シリア情勢がさらに深刻化する前に緊急の対応が必要だとして「反体制派への支援を倍増する」とも述べた。

 キャメロン氏は反体制派への武器供与も視野に入れている英国の立場をあらためて説明。会談ではシリア国内で化学兵器が使用された疑惑についても対応を協議した。米国と欧州連合(EU)の自由貿易協定の交渉を促進させることでも一致。6月に英国で開かれる主要国(G8)首脳会議を控え、両国の協調についても議論した。(共同)



強奪社会とはこういう恥も外聞もない国家簒奪世界のことをいう。リビアに続きシリアも賭けの分前になろうとしている。目的は言わずと知れた石油資源と地政学的戦略から考えたイスラエル支援。テロ支援国家の反対語はイスラエル支援国家ということにしよう。最後にウッドロー・ウィルソンは、晩年になって連邦準備制度設立に加担したことを後悔して、こう言い残した。「私はうっかりして、自分の国を滅亡させてしまいました。大きな産業国家は、その国自身のクレジットシステムによって管理されています。私たちのクレジットシステムは一点に集結しました。したがって国家の成長と私たちのすべての活動は、ほんのわずかな人たちの手の中に有ります。私たちは文明開化した世界においての支配された政治、ほとんど完全に管理された最悪の統治の国に陥ったのです。」ウィルソンの痛恨の回想』出典 安部芳裕氏が著書『金融のしくみは全部ロスチャイルドが作った 」より

(PS こういう時代をやっと最近わかってきた人たちは、「覇権国家のないGゼロの時代」と名づけている。この記事を書いたあとで起きたクリミア併合事件とウクライナの作られた「内乱」は強奪社会を象徴している。ユダヤ人がウクライナをまるごとドイツを中心とする欧米経済圏に盗み取ろうという試みに対して、久しぶりのロシア人国家ロシアのプーチンが当然の予防策としてクリミアを「合法」併合させた。これが強奪による世界覇権でなくしてなんであろうか。このことに気づいていない大半の日本人。これから世界各地で国家成長基盤の奪い合いがはじまる。)
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