オチャサイズのブログ

お茶の効能を運動に取り入れたエクササイズです。

第12回厳選・源泉温泉「角間温泉・傳習館」

2009年05月16日 | 厳選・源泉温泉


今回の温泉は、信州、湯田中温泉を進み、志賀高原の麓にある「角間温泉・傳習館(でんしゅうかん)」を紹介します。
場所は、国道292号線の角間大橋の真下、角間川沿いにあります。・・・ 写真でもわかるように、のどかな景色が目の前に広がります。・・・(奥が志賀高原です。) 



下から見上げた「角間大橋」です。
昨年、この「角間大橋」を通りかかると眼下に温泉らしき施設は見当たらないものの、蒸気が立ち昇っているのが見えました。・・・ その、気になっていた場所に、気になる「温泉施設が出来た」・・・という情報を得たので、さっそく行ってきました。・・・



周りの景色と、あまり馴染まない新しい温泉施設です。・・・ 建物の中の内外はとても綺麗で清潔感があります。 
以前、この場所には、日帰り温泉の老舗「とらやの湯」があり、多くの温泉好きを魅了していたそうです。・・・ 昨年、橋の上から見た「蒸気」は、閉鎖された「とらや」の源泉の蒸気だったようです。・・・そこが、昨年リニューアルされて、再開した温泉施設が「傳習館」というわけです。・・・



これが、その温泉好きを魅了した「傳習館(とらや)」のお湯です。
泉質は、ナトリウム塩化物泉で、PH7,3の中性泉です。 ほのかに硫黄の香りがしますが、無色透明で味もあまり感じられません。
この温泉の最大の特徴は、源泉の温度が90度以上あることです。・・・



源泉が90度もあると、湯船に入れたものでありません。・・・パンフレットには「加水はしていません」と書かれているので、何かしらの方法で一度冷ましてから湯船に注がれているものと考えられます。・・・

源泉流出口を観察して見ると2本の配管が出ており、上の管からは熱湯(源泉)が・・・下の管からは温めの湯が出てました。・・・2本を混ぜて適温にしているようです。(方法はわかりませんが・・・)

湯船には、数本の温度センサーが備え着けてあり、フロントでしかりと温度管理されているようです。・・・ 温度が温度だけに、それほど気を使う「お湯」なんでしょうね・・・  実際に湯船は適温にちゃんと調整されており、滑らかで優しいお湯でしたよ。・・・

・・・て、何もこれだけのために250kmも離れた「温泉」に、わざわざ出かけた訳ではありません・・・
理由はこれなんです。・・・
                
                


ヤギさんでーす。・・・



この施設にはヤギが飼育されており、何と、そのヤギは好き嫌いが激しいそうです。・・・ この日も、甘いバナナの皮ばかり狙ってました・・・
・・・???・・・ 
・・・って、あんた、ヤギなんか目的じゃないにか・・・(kumi談) 



し、失礼しました。・・・
この「傳習館」は、ある「コンセプト」をもとにリニューアルされました。・・・
その「コンセプト」とは、「湯」「食」「リフォーム」の三つです。・・・「家のリフォーム」・・・? 湯を通じ、食を通して「健康」を提案するのは解るのですが、リフォームってね・・・?  

「お茶」「運動」「デザイン」をコンセプトにしている「オチャサイズ」にとって、似た感覚があったので、一度伺ってみたというわけです。・・・

どうやら、ここを手がけた建材業者が「傳習館」を管理運営をされているようで、 リフォームにより、工事後の夢が現実になる過程を「温泉場」で提案する施設でした。・・・、また希望があれば農作業も体験できるようで、土や自然に触れることで「食」への感謝も養っているようです。・・・
施設の方と話しをしていると、「お茶」と「運動」を通じて「健康」を提供する「オチャサイズ」にとって、参考になる所が多数あり、とても勉強になりました。・・・

もともと、歴史のある療養温泉施設が、まったく新しいコンセプトで再開したって感じですね。・・・ これが、あと何年・何十年か経って「味」のある「温泉」になって行くのですね・・・ 

【PS】 新しい施設ですが、「お湯」は人気が高く(昔から変わっていないので・・・)次から次へとお客さんが訪れていましたよ。・・・ 

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