オチャサイズのブログ

お茶の効能を運動に取り入れたエクササイズです。

吉田玉栄堂 【くしだんご】

2010年05月17日 | 団子と談合
「日本の団子」のバイブルのような本があって、その中に「吉田玉栄堂」という気になる店が載っています。


滋賀県草津市の「穴村」という町にその店はあります。 
地図を見ながら車を走らせるもまったく見当もつかず、地元の方の案内で、なんとか辿り着けました。

それもそのはず、
道幅は車が一台通るのがやっと・・・ そんな集落の中に、ひっそり? と その店はありました。

 
これが、店の外観です。  
表に目立った看板が無いので「店」とは気づかず、一度通り過ぎてしまいました。

ガラスに映った町並みからも、この辺の様子が何となくわかりますね。
ちなみに店の看板はガラスの書かれた文字だけです。

 
念願の団子を購入しましたが、その包装も個性的です。 
パッケージだけでも十分見る価値アリ・・・? 

それにしても、子供の顔に付いている黒い粒は何? 
まさか、「はな〇そ」では?

個性的なのは、包装(絵)だけではありません・・・



ジャーン これが、吉田玉栄堂の くしだんご です・・・  

末広がりの竹串に、小粒の団子が並んでいます。 
この「くしだんご」が誕生したのは、今から200年以上も前と言われているそうです。

穴村町には、昔 子供のおねしょや癇の虫などによく効くお灸(黒灸)の治療院があり、
そこに来る子供たちを対象に団子を販売したのが「名物」となるきっかけでした。   

なるはどね、紙に描かれたあの顔の黒い粒は黒灸なんですね・・・


この「くしだんご」は、一本一本ちぎらず、そのまま直接食べても楽しそうですね。
お味はと言うと、生醤油をつけて焼いた団子は、香ばしさが残る素朴な味でした。


竹串から団子の仕込みまで、すべて手づくりのため午前中で売り切れる事が多いと聞きます。
この日は電話で予約しておいたからよかったものの、到着したお昼にはすでに売り切れていました。 

知る人ぞ知る(団子マニアが訪れる)名店です。 
解り難い場所にありますが、機会があれば立ち寄ってみてください・・・(キモト) 
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