GO!GO!鉄腕筏虫。。。釣りとバイクのブログ

チヌかかり釣りとSR400 『櫻井漁のブログ』

白石湖攻略のヒント ~誘い編~

2011-01-09 18:20:29 | どうでもいい話

この時期は水温も低下し、どこも盛期に比べますと魚影も薄くなり活性も低くなる場合が多いようです。

白石湖で釣りをしていても、『活性が低いなぁ~』と思う日が大半を占めます。

筆者は元々誘って釣るのが大好きで、自作竿にも『タクト(指揮棒)』という名前をつけています。

経験上の話ですが、なかなか針にはのってきませんが、チヌは足元に居る場合がけっこう多いように感じます。

足元付近でじっとしているのか、ライバルが少ないので撒き餌などの針の付いていない餌を食べているのかは、、正直不明です。

ココでは、このような均衡したような状態をいかに打破できるかで、釣果に差が出やすいように思いますので、、自分なりに工夫をすることで、釣りをより楽しむことができます。

先にも述べましたが、筆者の場合は誘いが好きですので、状況に応じて誘い方を工夫するコトで釣果を得ています。

無風で筏が定位置の場合は、ダンゴが割れた後しばらく待ってから、サシ餌を超ゆっくりと上げていきます。

ゆっくり上げていくというより、穂先を少しずつ上にずらしていくといった方がいいかも知れません。

40cmくらい上げますと、そこから先はエサ取りの層になりやすい為、またゆっくりと下げていきます。

経験上、上げている最中に『プルプル』としたアタリがきます。

これがチヌのアタリですので、アタリがきたら即アワセていきます。

風で筏が押されてポイントがズレテいる場合は、ダンゴが割れてから10~20cm程度ハワセ気味にして、そのまま数分待ちます。

待っていてもアタリが無ければ(通常はなかなか無いと思います:笑)、サシ餌を超超ゆっくり誘い上げていきます。

キモは、サシ餌が海底を離れる瞬間のごく一瞬が勝負です。

サシ餌が海底を離れる瞬間のスピードを文章で表現しますと、寝ているオキアミがゆっくり起きる感じでしょうか。

確率的には、この瞬間にサシ餌の端っこを唇で摘んでくるコトが多く、チヌの存在を確認できるのですが、なかなか針にはのってきません。(エサ取りの場合は、チヌに比べコンッという感触があります)

この場合は、5~10cm程度誘い上げたら、すぐに降ろして行くコトが多いです。

条件さえ整えば、こんなコトをしなくても釣れる時には釣れるのですが、何らかの工夫をしないと、一日が退屈なものになります。

この時期に白石湖へ釣行する際には、いかにしてチヌとの間合いをつめていくか、、って感じに毎回シビレながら釣りをしております。

風が強いとこれらの誘いは出来なくなる場合が多いのですが、、一応ご参考までに・・・。


白石湖攻略のヒント ~マニアック編~

2011-01-09 12:52:02 | どうでもいい話

2~3回白石湖に脚を運んだコトのある方にとっては、どうでもイイようなお話なんですが、今年初めて白石湖に行かれる方がございましたら、、ご参考までに。。

筆者は一昨年より、この時期になりましたら白石湖のロッジ山水さんに行くコトが多くなります。

何回か行くうちに色んなコトを見たり聞いたりするようになりました。

『白石湖は風が吹くとチヌが回りだす・・・』

『白石湖は、やっぱ広角がイイよ・・・』

『水中カメラで覗いてみたら筏の下がヘドロだらけで、サシ餌がヘドロに潜りよる』

『水の澄んだ日に上から覗いてみたら、落ちていくダンゴが海底の墨汁のような真っ黒な層の中に隠れてしまった』

・・・等など。

白石湖の場合、普段から潮の動きが少ないようです。

特に湾の奥側になるにつれて、あまり動かないようで、湾の中央付近のカセに一度水中カメラを入れてもらった時には、底は牡蠣殻ばかりでヘドロの堆積はありませんでした。

ヘドロの正体が何かは正直よく解りませんが、もしダンゴも起因しているとしたら・・・と仮定してみます。

ダンゴ釣りの場合、当然足元に落としますので、実績の高い筏のよく釣り人が座る場所付近の海底に一番良く落ちます。

ダンゴがヘドロと関係しているとしますと、1月の開幕以降だんだん日が経つにつれて少しずつヘドロ化していくダンゴが溜まっていくと仮定できます。

空いていたら湾奥で釣りをさせて頂くことが多いのですが、このコトを想定して特に2月以降の風の無い時は海底より15cm程度サシ餌を浮かせて(実際は15~40cmの間をゆっくり上下に動かしながら)釣りをしております。

白石湖の場合、風が強い日は筏が前後によく移動します。

そこで注意すべきことは、筏のポジションを常に確認するコトです。

前方の筏なども一緒に動く為に目印にはなりませんので、左右の景色を目安に判断するようにします。

上記の『風が吹くとチヌがよく回りだす』『白石湖は広角がイイみたい』という諸先輩のアドバイスから想定してみますと・・・。

もし、『風の影響で海底がヘドロの場所から筏が移動していたら、・・・』

もし、『広角をするコトで、ヘドロの場所をスルーできるとしたら、・・・』

筆者が皆さんのマネをしても、なかなか上手くいかないように、人それぞれに特有の釣り方がありますよね。

『・・・』のトコロは、皆さんにてお考え下さい。

あまり偏った見方や考え方はよくありませんので、本章を読まれて最初から海底がヘドロ状態と決めつけず、、さっぱりアタリがない時の次の一手を講じる際の参考程度にお考え下さいますよう、、宜しくお願いします。

。。。(´Д`)y─―─―─―─―─―┛~~ 長文ですみません

それと穂先なんですが『冬だから食い込みのイイものを・・・』と意識した選択を避け、普段から使っている見慣れた穂先をご用意下さい。

筆者の経験上ですが小さなアタリが多く、見慣れた穂先でないと時間帯によってはアタリを認識するコトさえ難しい時が多くあります。

時には神経質な感じの釣りを要求されるかも知れませんが、ココは日頃培った腕の見せドコロです。

初めて白石湖に行かれる皆さんの好釣果をお祈り申しあげます。