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Supercell - 君の知らない物語
この度、筆者自作で超お気に入りの竿の『タクト・オリジナル』をリメイクしてみました。
超お気に入りだからこそ、、色々アイデアを注入してみたくなったって訳です。
それと、指揮者の指揮棒(タクト)を真似た大人しい色合いの竿でしたが、もう少しエグイ色調の竿にする予定です。
筆者の頭の中のイメージは、、『DEATH ROD タクトRST10デューク』。。笑
今回の作業は、大胆かつ大幅な改造になります。
ガイドを全て外し、、コルクグリップ・コルクエンドグリップを外し・・・自身の作業レベルとしては完成度が高い竿だけに・・・けっこう勇気がいりますねぇ~。
まずは、竿に付いたままのリールシートを限界まで切断していき、、削り込んでいきました。
次にチューブラーに塗った漆を、ペーパーで擦り落していきます。
今回は、加工が容易なEVAグリップを採用しました。
この竿用に加工したグリップを装着してみましたが、この感触は・・・、、
もう全く別の竿ですね。
明日、竿の完成後に写真を載せる予定ですが、グリップ部分をあえて3分割にしました。
わざわざ切断面をボンドで接着して、また1本のグリップにした訳です。
ボンドを塗った接着面は当然カチカチになりますので、握った感じも硬くなるってコトが狙いです。
グリップの中心は13mmのカーボンパイプなのですが、、3分割した中の一番リールシート側だけ、15mmのカーボンパイプを被せて二重にし、、EVAグリップの内径を少し削り、パッツンパッツンの状態でハメ込みました。
そして、いつものように全体に超薄めた本透明漆を浸みこませました。
リールシートを切断した関係で、本来指に触れていた(握っていた)樹脂部分が無くなっても、違和感を感じないように硬めにセッティングした訳です。
もちろん『グリップが手に合った形状だと握りやすい』のですが、握りやすいというのは、、けっこうイイもんなんです。
『握りやすい=リール操作がしやすい』ってコトなのですが、、付け加えるとブレーキ力が格段にアップするコトまでは、、あまり知られていない物語なのです。
つづく