元竿に合わせて新しい穂先も作ってみました。
今回もカーボンを使った大きくて緩やかなカーブの先調子穂先です。
穂先のテーパーを少しイビツに削っていますので、ガイドピッチもイビツです。
ガイドは、一番元竿側の3ミリ径ガイド以外は全てミニクロガイドの2.3ミリ径を使いました。
ガイドの脚も切断せずに、毎回そのまま使っています。
上級者になればなるほど、かかり釣り用の穂先は魂を込めて削るものなのですが、下級な筆者はその辺りの事が、正直イマイチよく解っておりません。
不可解な「ソリッドの柔らかさや曲がり」は「こんな感じ?」で済ませて、「ラインの動き」を思い浮かべながら穂先を削ります。
穂先に付いている多くの滑車(ガイド)が全てスムーズに動けば、穂先の削り方がダメダメであっても「七難隠す」ってノリです。
ライン離れがイイように、ガイドを巻いたスレッドもクルクル巻いたまま残しています。
硬めの穂先ほど、1番と2番のガイドが接近していますとラインが2番ガイドにマトワリついてきて穂先に絡みますので、1~2番は出来るだけ離してセットするようにしています。
ココにきてハッキリ云えるコトは、「穂先の写真をUPしたのはイイけれど、他人に見られるのが恥ずかしい・・・」。