①写真内上 カーボン胴調子穂先
②写真内中 カーボン先調子穂先
③写真内下 グラスへの字穂先
対応型用の自作竿「甲部2」「甲部3」の穂先です。
「グラスの先調子=カーボンの胴調子」という仮説に基づいて作ったのが「①カーボン胴調子」です。
カーボンは、素材に張りがありますので胴調子に削っても復元力が強く、胴調子でもアタリが明確です。
また、胴調子の利点ともいえる大きなストロークのお蔭で、「への字穂先」の使用感に似た感じでした。
オールマイティーに使えて、なかなかイケテル穂先です。
カーボン穂先の第2弾が、②カーボン先調子穂先です。
この穂先は、グラス先調子穂先を2~2.5倍に拡大したような太さや、穂先のカーブに削ってみました。
カーボン特有の素材の反発力を感じる「ほど良い」感じの柔らかさで、とても感度が良く仕上がりました。
広角マンが、時々竿を振ってラインを飛ばしていますが、マネしてやってみたら、、凄くよく飛びました。
ライン飛ばしのギネス記録に挑戦するなら、間違いなくカーボン穂先が最有力候補です。
一応、攻撃型ショートストロークの「への字穂先」も作ったのですが、風の日でも安定してアタリが解りやすいカーボン穂先を選んでしまいます。
昔、ebaさんと「硬くて柔らかい穂先があれば理想ですよねぇ~」なんて話したコトがありましたが、カーボンを使うコトで、その頃思い描いていた穂先ができました。
「硬いけど柔らかい」、、風にも負けず、揺れにも負けず、、宮沢賢治の精神を現在に伝える穂先です。
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