今年に入ってから、太ラインの落とし込みばかりやっていて、コレがなんだか楽しいんです。
ラインは2.5号(釣り場により3号)です。
リールなんですが・・・、
メタロイヤルの方がスプールが大きい分、ラインに巻き癖が付き難いのはいいんですが、ラインガイドが無いので、ライン同志で噛み込みやすい。
結果、サシ餌が落ちるときにカックンカックンなりやすく、細かいアタリが見づらいということになります。
両軸だと、ラインガイドのオカゲでラインがスムーズに出ますが、スプールが細いので、太ラインだと巻き癖が中々取れないので、竿のガイドに引っかかり落ち方がイビツになります。
落とし込み専用のリールって、使ったことないのですが、アレはどうやってスプールを指で押さえるんでしょうかね?
構造がイマイチよくわかりません。
鳴門駒は、ミョーな角度にリールが付きますので、親指で押さえておりましたけど・・・。
ギヤ比が1対1なので、巻取りが大変だったような記憶もあります。
昨日中古屋さんで、陳列してあったリールを見ていて、大きめの両軸リールを、落とし込みにどうかな?と、考えていました。
昔よくスプールに下糸を巻いた記憶がありますが、下糸を多めに巻いたら、使えるんではないか?と、考えておりました。
出来れば、ABUさんのアンバサダーなんかカッコいいなぁ~、、なんて思いながら見ていました。
丁度左巻きもあったし・・・。5501?みたいな品番だったような・・・。
蓬莱があるトキー♪、、みたいなんですけど・・・。
どうしようかな、、なんか悩みますね。。(-、-)
もひとつ、悩んでいるものがあります。
日新さんの筏竿なんですけど、2.1mのヤツで元竿がメチャメチャ硬くて、来季の甲ケ崎や仏谷に、ちょうど良さそうです。
浅場だと、長い竿が有利そうだし・・・。
あぁ~、コレ以上道具が増えるのも、具合悪いし、、どうしようぉ~。
いっその事、売れてしまった方が、気も楽なような・・・。
今日は13時まで仕事をして、小浜の甲ヶ崎筏へ行きました。
途中、野村さんへ電話を入れて、餌は何を買っていったらいいのか?お尋ねしたら、丸貝・サナギ・・・それとボケもあった方がいい、、との事でした。
303釣具店さんでは丸貝が品切れだったので、なかむら?さんみたいな名前の餌屋さんで、丸貝を購入しました。
15時30分頃、野村渡船さんに到着。
到着すぐ、雨が降ってきましたので、パラソルをお借りしました。
朝の天気予報では晴れだったので、カッパの上しか持っていかなかったのですが、パラソルのお陰で助かりました。
ここは、水深の浅い筏なので、雨のお陰で私の気配が消せると思い、内心は歓迎の雨です。
今日は、ダンゴをもってこなかったので、落とし込みオンリーです。
1投目ボケ+5Bオモリで、小フグが釣れました。
エサ取りの活性も高そうな感じです。
ハリスをボロボロにされたので、好きな1号タイコ型中通しオモリとパワースイベルを付けた仕掛けに変更しました。
これは、来季の甲ヶ崎攻略の為に考えた仕掛けです。
特徴は、サシ餌が残っていもラインがヨレにくく、ガン玉に比べアタリが大きく、針掛りも良いことです。
中通しオモリも、丸型や細長いモノやフリーシンカーを試しましたが、タイコ型が潮流の影響を受けにくく、サシ餌が安定する感じがします。
太いラインだと、1号くらいのオモリの方が、手返しもスムーズです。
最近、何処へ行っても落とし込みはコレばかり使っています。
ボケではフグ、サナギではウグイといった感じでエサ取りは活発です。
ウグイが針掛かりしたので、釣りあげようとするのですが、まるでネズミ花火です。
縦横に走りまくります。
一度フロートの下に入られたのですが、コレがもしもチヌだったら、引き抜く自信がありません。
ウグイを釣り上げた後、筏の下を覗き込んで、一応フロートの位置をチェックしておきました。
竿下に何か?変化を感じるまで、ずっとアワセズに好きなだけ餌を食わせてやりながら、続けていきました。
なんとなくですが、特に水深がないところでは、エサ取りを1匹釣っただけで、警戒されるように思うからなのですが・・・。
また、魚が餌を食べる音(捕食音)が出ている時間を少しでも長引かせたいという思いもあります。
18時15分頃、嫁から「まだ、やってんの?ふ~ん、、ガチャ」と電話がありました。
17時30分頃だと思っていたのですが、その時に携帯の時計を見て時間を知りました。
慌てて、丸貝タイムを想定した釣りに切り替えました。
筏に到着してからずっと、潮の流れない時に丸貝の小粒を1粒づつポツリポツリ撒き続けていましたので、チヌが寄っていることを願い、まずは1番大粒の丸貝を落とし込んでいきます。
丸貝をつつきには来ませんが、何かが周りを泳いでいるようです。
5分くらいして、中粒の丸貝に交換しました。
着底後すぐ、ツンとアタリましたが、後が続きません。
このまま、渡船屋さんが迎えにくるまで放っておく覚悟で、ず~っと置いておきます。
すると、だいぶん時間が経過してモゾモゾと動き始めました。
時間的にもラストチャンスかもしれません。
穂先がスーッと入った瞬間アワセましたら、グンとした手応えの後、痛恨のすっぽ抜けでした。
雨の中、マジで絶望感です。
すぐに、中粒サイズの丸貝を落としますが、無反応です。
「あぁ~あ、やってもた!」「はぁ~~」(無意識に独り言を言ってしまいました)
一度引き上げて、さっきの場所から1メートル位左に落とし込みました。
落ちて行く途中ラインが左へ3センチくらい動いたので、アワセルと竿の弾力分しか腕があがりません。
??
すぐに、ゴンッと衝撃があり、穂先が海中へ入りました。
何とか、腕をグリグリ上げていって、穂先を下げながらいっきにリールを巻きました。
「コレがチヌだったら、デカイんとちゃうん」
そして、立ち上がりフロートのなさそうな位置に移動し、もう一度おもいっきり竿を立てては、リールをまきました。
もう一度、巻きあげてきた時に海面越しにチヌの魚影を確認しました。
「デカイ・・・」
・・・。
一瞬、呆然としてしまいました。
「え~と、え~と、タモ、タモ、タモ」
その時は、ホントこんな感じでした。(笑)
タモで、すくおうとした時に、急にチヌが横に走りました。
さすがは、リョービ夢幻海大チヌ180&借りもんチヌマチック(笑)3号ラインの鉄壁の護りです。
グイ~ンと押さえ、無事取り込むことができました。
後で、野村渡船さんに計測していただいたら、56.5㎝でした。
その後、2匹目を狙い最初の場所に、中粒サイズ丸貝を落とし込むと、すぐにツンとアタリがあり、2回目の押さえ込みでアワセルと、針にのりました。
「やった~~!、、??あれっ??」
上がってきたのは、やっぱり・・・
大ガマガエルでした。。(ーー;
野村さんの船が遠くに見えたので、慌てて片付け納竿となりました。
50㎝以上釣ると、渡船代がサービスとの事で、申し訳ないような有難いような・・・。
その後、事務所で撮影をしていただき、魚拓の為にチヌを置いて帰りました。
撮影を拒むと野村さんに迷惑がかかりそうな雰囲気でしたので、撮影していただいたのですがマジで照れました。
本日の釣果=1匹
2008年 釣行21回 釣果9匹 最長寸56.5cm
通算 釣行39回 釣果77匹 最長寸56.5cm