ひとりっこのアルツハイマー介護

要介護5の父(2011他界)と人工透析でアルツハイマーの母のひとりっこ介護と、介護で自分の人生を犠牲にしないコツ

母の認知症 進行中・・・知らない誰かとの約束

2010-07-20 16:05:48 | Weblog
久しぶりの更新です。

母の認知症はゆるやかにでも確実に進行している。

見ず知らずの他人に声をかけられ会う約束をしたらしい。
相手は自分より年配でスーパーの入り口で声をかけられたんだと。
その場で℡番号を聞かれあっさり答えた母。

どう考えても怪しいでしょ?!と言っても、「そんな初めから人を疑うようなこと、お母さんは出来ないのよ。」という。

それにしても、約束の時間と場所を覚えてるっていうことがビックリ。

ただし、約束の時点で、その時間はデイで無理なのだということには気づかなかったらしい。でも相手の連絡先は聞いていない。ヘルパーさんにも行くなと止められ、すっぽかした。
すると相手から「今日はどうしたの?」と電話があったそうで、また別の日に約束をした。

これまた無理な日。
誰に聞いたって「会うべきではない」というのだから、電話をして断りなさいと言った。

1時間後「電話して断ったわ。いろいろあなたに迷惑かけてごめんね。お母さん世間知らずね」と電話があった。

10分後。全く同じ内容で電話をしてきた。
夫と顔を見合わせ「・・・・・」

ところが!!
日曜日になってこう言う。
「土曜日の昼間、また電話があって、あまりに熱心だから会うことにしたのよ」
は?
「断ったって私に言ったね?」
「うん断ったんだけどね。どうしても会いたいみたいだから、そんな疑ってばかりいないで会ってみる。」
「あのさ、土曜の昼間電話で約束したけど、断ったのは土曜の夜だよね?だから約束はなしになったんだよね?」

そのあたりの時間の流れの記憶が錯誤していて、説明しても納得しない。
これが物忘れと認知症の違いなんだなあ。

で、あげくの果てに昨日の夜、
「今ね近所のNさんに相談したのよ。そしたら会っちゃだめよ、って。お母さんあの人に電話しなきゃダメよね?」
「あのさあ・・・・」

きっと今夜も同じ話で相談の電話をかけてくる気がしてます

相手はどんな目的でおしゃべりしようと誘ったのか知らないけど、とんだ相手違いかと思いますよ(笑)




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