本とパンのあるくらし

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吟遊詩人

2015年01月16日 | 児童書
新年早々読み終えた1冊目の本のタイトルは 「この世のおわり」
なんてタイトルだけ見ると、暗くて怖い物語かと思いきや…違いました。

「この世のおわり」 ラウラ・ガジェゴ・ガルシア
紀元997年、中世ヨーロッパが物語の舞台です。

     

「時間軸」という3つの胸飾りを手に入れないと、この世は滅んでしまう。
そのことを知った若き修道士ミシェルは、偶然出会った吟遊詩人マティウスと共に、胸飾り探しの旅に出る。

学問好きでまじめで純粋だが、世間の事にはうといミシェル。
吟遊詩人としてありとあらゆる所へ旅をし、酸いも甘いもかみ分けた男マティウス。
対照的な性格のふたりです。

途中からはルシアという吟遊詩人になりたいという若い女性も旅に参加し、物語は章を追うごとに面白くなってきます。

スペインの女性人気作家が二十歳で書いたデビュー作です。

ところで「吟遊詩人」という職業、気になります。

     

子供の頃読んだ外国の物語に、吟遊詩人が出てきてたのを覚えています。
「タランとリールの城」という本など…。
子供心にも、吟遊詩人ってどういうもんなんだろうって思ってました。
謎めいていて不思議で…なんだかちょっとロマンティックで…。

「この世のおわり」、この本で久しぶりに吟遊詩人の世界にふれました。

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