トドの小部屋

写真付き日記帳です。旅行記、本や美術展の紹介、俳句など好きなことをつれづれに。お気軽にどうぞ。

イギリス旅行4日目。ブレナム宮殿、バース、ストーンヘンジへ。

2014-06-23 17:28:13 | 旅行
6月14日(土)。ホテルを8時半に出発し、ブレナム宮殿へ。10時に見学開始ですが、一般の人たちより一足早く、中に入れていただけました。説明をした人は日本人女性でした。ブレナム宮殿は世界遺産。イギリスで2期首相を務めたウィンストン・チャーチルが生まれた場所であり、庭で婦人にプロポーズしたと言われています。チャーチルは宮殿の持ち主、マールバラ公爵の次男の息子にあたり、ブレナム宮殿が家だったわけではありませんが、名門貴族の一員であり、ハーロー校から王立陸軍士官学校へ進み、第二次世界大戦中と戦後の激動の時期も強力なリーダーシップを発揮した政治家でした。玄関ホールから見学コースをたどっていきましたが、室内や調度品はフランスのベルサイユ宮殿のような豪華さで、マールバラ公爵の豪華な生活を垣間見た気がしました。
玄関を入ったところのホールです。



サロン。



壁には代々の先祖の肖像画がたくさんありました。



庭園も素晴らしかったです。敷地の広さは11平方キロ(330万坪)。公爵家をおこした初代は、著しい戦功に対して1704年、アン女王から広大な敷地と宮殿造営の莫大な資金を拝領し、マールバラ公爵となられたのが発端だったようです。ブレナム宮殿のショップで、取っ手に鳥とクローバーをあしらった銀色のバターナイフを買いました。日本円で1000円くらいの品で、帰宅後さっそく使っています。

その後、121キロ移動し、温泉の街、バースへ。イギリスで温かい温泉が出るのはここだけだそうで、お風呂(bath)の語源にもなったそうです。昼食前にロイヤルクレセントという三日月形邸宅を見ました。これは、温泉保養に来た人たちが泊まった建物だそうです。



昼食はフィッシュ&チップスでした。デザートはアイスクリーム。お昼を食べたレストランです。






食後、ローマ時代の温泉跡を見学しました。今でも湯が出る遺跡です。博物館になっています。
途中に見たバース寺院。





この緑の湯は不潔だということで、触らないように言われました。(^_^;)





博物館なので、内部にも陳列品と説明が多くあり、日本語ガイドを借りて見学しました。

またバスで移動し、16時50分にストーンヘンジに到着しました。ビジターセンターからシャトルバスが出てました。遺跡の見学はコースが決められ、遺跡のすぐそばに近寄ることはできませんでしたが、近いうちにビジターセンターを撤去し、古代の姿に戻す計画があるそうです。ここでも日本語の音声ガイド機があり、それを借りて見学しました。





ストーンヘンジの周りを一周し、ビジターセンターに戻りました。その後、2時間、154キロを移動し、コッツウォルズのホテルに戻りました。テュークスベリーバークホテルは連泊でした。
朝食はいずれのホテルもバイキングで美味しかったです。イングリッシュブレックファストで、ホテルが変わっても同じ料理が出ていました。目玉焼きまたはスクランブルエッグ。豆の煮たもの、キノコの炒め物。ソーセージ、ハム、ベーコン、トーストその他数種類のパン。数種類のジュース、牛乳。ヨーグルト、焼きトマト。フルーツなど。生野菜を朝から食べる習慣はないようで、トマトはいずれも厚く切ったものを焼いてありました。生野菜のかわりがフルーツなのかも。ティーまたはコーヒーはどこでもテーブルにつぎに来てくれました。私は食べませんでしたが、シリアルもありました。夜の料理には、必ずマッシュポテトがメインディッシュの付け合せに出されました。イギリスの料理はまずいと言われますが、美味しかったです。夕飯のアルコールの飲み物はホテルのバーで別注文でした。ワイン、ビールなどを飲みました。紅茶、またはコーヒーはポットでテーブルに出されました。14日の夕飯は野菜のクリームスープ、チキンのソテーとマッシュポテト。デザート。
他の多くの写真はフォトチャンネルをご覧ください。
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イギリス旅行3日目 シェイクスピアの生誕地へ

2014-06-23 13:25:08 | 旅行
6月13日(金)3日目はホテルを8時半に出発。ストーク・オン・トレントへ、約3時間185キロの移動をしました。到着後、ウェッジウッドビジターセンターを見学しました。最初に着いた門からはバスで入れず、迂回した場所は工事中で道路にショベルカーがいて、しばらくストップしました。時間的ロスがあったため、忙しい見学になりました。イギリスの高級陶器として名高いウェッジウッドの絵付けを見ることができましたが、時間があまりなかったので、私は絵付け見学はしないで、製品が並んでいるウェッジウッドミュージーアムを見て過ごしました。ため息が出る美しい品々でしたが、貴族のティータイムに使うにはピッタリですが、我が家で使うには適さないので買わないで見ただけ。ウェッジウッドの売店で、12ポンドくらいの指輪を自分用に買いました。1ポンドは約185円ほどです。黒字に赤い花柄のモダンな感じの指輪でした。みんなに「素敵」って褒められちゃいました。夫は自分用にマグカップを一つ買いました。その日の昼食はウェッジウッドの食器でアフタヌーンティーでした。イギリスのアフタヌーンティは3段の容器の下段にサンドイッチ、中段にスコーン、上段にケーキが盛られて、一人分食べるだけでお腹一杯になります。日本人には昼食といっていいほどです。







スコーンはクリームとジャムがたっぷりで、溶かしたチョコレートのお菓子は入れ物までチョコレートでした。私の向かい側に座った運転手のジョンさんはイギリス人だけどコーヒーの方が好きだそうで一人コーヒーを頼み、自分の分はペロリと平らげました。私は一番下の緑色の糖衣の四角いお菓子とチョコレートの入れ物は残しました。

その後、ストラットフォード・アポン・エイボンへ約2時間30分、約126キロの移動をしました。そこでシェイクスピアの生家と妻のアン・ハサウェイの家を見た後、ホーリートリニティ教会に行きました。
最初にアンの家を見ました。分厚い萱葺きの屋根も室内も保存状態が良く、当時のままに維持管理されているそうです。庭の植物も当時植えられていたものを育てているそうです。イングリッシュガーデンらしい自然な感じの庭でとても素敵でした。家の内部もみましたが、ベッドが小さいのが印象的でした。鴨井も低く、当時の人は現代の西洋人に比べてかなり低身長だったんだと思います。









次に少しバスに乗り、シェイクスピアの家に行きました。彼が生きていたころは、今のように庭はなかったそうですが、今では周りにきれいな庭が作られていました。父親がなめし皮の職人だったそうで、手袋製造の仕事場も再現されていました。ストラットフォード・アポン・エイボンは木組みの家が特徴的で、他の地方の石造りの壁の家々とかなり感じが違いました。





これがシェイクスピアの家です。







当時の服装をした女性がいました。ベビーベッドもありました。シェイクスピアの家の中の調度品は、彼らが使っていたものではなく、当時の同時代のものを置いてあるのだそうです。



家の外で歌を歌っていた地元の俳優さんたちがいたので、一緒に写真を撮ってもらいました。



通りはこんな感じでした。



シェイクスピアの家の売店で、息子たちに絵とマグカップを買いました。最後に見たホーリートリニティ教会はシェイクスピアのお墓があるところです。立派な教会でした。古い墓地が建物の前にありましたので、写真撮影はしませんでした。

今晩の宿はコッツウォルズのテュークスベリーホテル。コッツウォルズまで1時間30分、約50キロの移動でした。庭がゴルフ場になっているホテルで、部屋からゴルフコースが見えました。私たちは別館でしたので、食堂までの廊下がややこしく迷路のようでした。外を通ったほうが簡単だったようです。夕飯はローストビーフとヨークシャプディングで、デザートはアップルクランブルでした。伝統料理です。





3日目の他の写真はフォトチャンネルにしましたので、またご覧ください。




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