高知県中土佐町の苺生産農家10戸の労働力になっている女性達が
丹精込めて育てた自家生産の内から市場に出荷できない規格外品を
毎日毎日廃棄処分は、どう見てももったい無いと協同で手作りジャムを
はじめたものの品質、販路が一定せず思い悩んだ末、平成7年まちより
地域特産起業家支援事業の採択により商品化に向けた具体的な勉強
会に参加、先進地視察や夜間に専門化招き技術指導やパッケージ、
デザインの研修重ねる(80才高齢者2名リタイヤ)
その間まち(人口8200人)は高知県中山間地域国土保全総合事業
〔国土庁〕を受け平成8年度建物建築4380万余平成9年度設備の整備
2630万余の補助金もって木造二階建て153㎡(1Fケーキ加工場 2Fお茶
だしながら各種お菓子、苺ケーキの販売)を店名 『風工房』開店
(年間60万円の賃借料、町に支払う)
当初家事と農業とケーキ作りをしながら兎に角赤字を出さないよう毎日
必死に取り組み年間2000万円の売り上げを目指し出発したところ、何と
8000万の売り上げとなり全員に税務署から納税書届きビックリ !!!
(規格外の苺、格安で持ち込み長時間勤務も耐え、時間給@500で出発
利益出たため)
そこで平成11年出資金400万円〈1人50万×8人〉農事組合法人設立
現在に至っている。
不思議な事に売り上げ高8000万台を10数年来維持している事に注目
(出迎えていただいた津田議長も嬉しい悲鳴上げつつ原因は分からん)
ケーキ作りの技術力アップもあるが朝取り苺の新鮮さが人気呼び老若
男女問わず近隣町外からのリピーター客が80%を超えているようだ
営業初日から大盛況で行列が出来、作ると売れてショーケースがいらない
くらいビックリ嬉しい悲鳴が連日続き閉店後翌日の仕込みを夜中の2時
ごろまで各自睡眠時間4時間の状態が半年間も続くも毎日必死に取組
めた事が自信となり現在に続いているようでした。
【6種類のケーキ手みやげに家族で試食、女性群より新鮮朝摘み苺の
エキスがケーキ生地になじむ、この食感が人気の秘密だ。との声が出る】
途中、日本最後の清流と言われている四万十川流域の源流に近い
造り酒蔵に立ちより短時間の中にユニークな町づくりに挑戦するご夫婦
と意気投合。
人は健康である限り ゛地域の役にたたんといかん゜が信条で小さな蔵
元ながら地域へのこだわりもって地域の米、栗使い地域の人が働く場を
提供し、ふるさとであるこの雄大な四万十川の流れに沿って緑豊かな自
然や日本の原風景の魅力を広く次の世代へ伝えると共に町外にも発信
しょうとする熟年パワーにはただただ感嘆
(スケールが大きすぎて自分にはついて行く源なし)