僕は、長い事この言葉を信じています。
アルゼンチンのギタリスト、ファン＝ファルーのレッスンを受けたとき、
「バラードが全ての基本だ。ゆっくり演奏する事で、複雑なテクニックをマスターすることができる。
あとはそれを早く演奏すれば良いんだ。」
実際、早い曲を演奏するとき、スピード感にばかりとらわれてしまう傾向があると思います。
本当は、音楽は喜怒哀楽を表現するもので、それをおざなりにしてはいけな . . . 本文を読む
僕は、長い事、分裂症的ギターであったと思います。
いまでもそうですけど、アコースティックの面とエレクトリックの面。
ハイテクニックなギタリストの面と泥臭い側面。
上手くなる事とパンキッシュでテクニックがないことの憧れ。
特に大きな目標もなく受け身で、言われたり必要であったりすることに
振り回されてきた気がする。それは、職業的ギタリストのある面でもあるのだけど。
一つの音楽を、自分の全音楽的財 . . . 本文を読む
