ギタリスト岡本博文 生徒諸君!

プロギタリストのリアルな経験談、本音を語って行きたいと思います。

自分とうまく付き合うこと、ギターと付き合うこと

2018-05-18 07:20:31 | Weblog

僕は、趣味が仕事で、これは問題だ、と
思ったことは、一日中でもできる性格だと思います。
そういう生き方しか、本来知らないし、
反面、世間知らずなのではないか、という不安は、
いつも抱えています。(笑)

一方、思い立ったら、何事も衝動的で、
興味がなくなると長続きしない自分も抱えています。

僕は、そういう自分を知った上で、
パートナーの存在が大変大事ではないかと思います。
 自分を御して、相手にも付き合い甲斐を認めてもらう関係です。

話のわかってもらえる人は、なかなか見つかるものでもなく、
見つけたら大事にする、という信条があります。

結局、人との関係は一対一だと思いますから。

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目標を立てて、それにたどり着くまで、
諦めなければ、目標に到達する、というのは、
よく考えれば、自明の理で、そうすることは上達の基本だと思います。

しかし、一方で、衝動的に楽しいことを
求める気持ちは、まさに趣味の基本だと思いますし、
そこに創造性の種があるのも事実だと思います。

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何事も衝動的で、長続きせず、悩んでいる人もいます。
そういう人は多趣味で、突き詰めるというのは苦手な場合もあります。

しかし、僕は、趣味とはまあそういうもので、
僕は、そういう生き方をしたことはないけど、
人はそれぞれなので、それは状況に応じて、
人それぞれ、判断していけばいいと思います。

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ギターとの付き合いも、いろいろあると思います。
僕は、プロ志向の人との付き合いも深まっていますが、
一方で、公開講座など、趣味的な楽しみを中心にしたものも
始めたおかげで、そういう生き方もあるよね、と感じています。

僕も含めて、多くの真面目な先生は、
練習をしない生徒に厳しくあたることも多く、
僕にもそういう過去もあったのですが、
それは、そういう生き方しか本来、
プロになるぐらいの音楽家は知らないからだと思います。

だから、上達を基本にしない、
そういうギターとの付き合い方もあるがゆえの趣味なんだと思います。

ギターのそばにいるだけで幸せ、なら、それはそれでいいじゃないか。と。

************

僕は、趣味であることと、目標達成的な考え方は、
対立的に考える必要はないのではないかと、
特に最近思います。

状況によって使い分ければいいのではないか?
と思います。

だから、ギターとの付き合い方に
何か疑問や不安が起こったら、相談ください。
毎回、解決していきましょう。

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