ギタリスト岡本博文 生徒諸君!

プロギタリストのリアルな経験談、本音を語って行きたいと思います。

感情表現を考える

2010-06-15 02:47:52 | Weblog
たとえば、譜面があり、それをなぞって弾くと
立派な音楽になるかというと違うんです。

ブルースといえば、ブルースのフレーズを。
ジャズのフレーズを教えてもらって弾けば、
ジャズになるかというとそうとは言えない。

そこには感情やフィーリングを表現することを
忘れちゃいけない。

*******
音楽を扱うと言う事は
言葉を扱う事と似ていると思います。

たとえば、「おはよう」という言葉を
僕たちは、どのくらいその意味を
重要視しているだろうか?

それを使われたとき、
僕らが感じるのは、「あさ早く起きて来た」
と言う内容より、
「おれは機嫌が悪い」
「とっても好き」
「親しく思っている」
「ちょっと恐ろしい」
「見下している」
使ったその人との距離、気分、機嫌などを主体に
受け取るのだと思います。

********
人間が扱うものなので、音楽も同様のことが起きるんです。

だから、メロディーには、雰囲気や意味を込めたり、
持たせたりする事が出来、またしなきゃいけません。
で、それを自分で演奏するときは、いつも感じてないといけないのです。


だからBBkingとそれをコピーする世界中のアマチュアの差が出て来る訳です。
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