ギタリスト岡本博文 生徒諸君!

プロギタリストのリアルな経験談、本音を語って行きたいと思います。

リラックスについて

2008-06-03 04:24:08 | Weblog
ギターを「さらさら」弾く。「すらすら」弾く。
「すらすら、さらさら」は、言わば楽に上手に、余裕しゃくしゃくで弾くことの代表的な表現だと思います。
では、それを詳しく考えると「体がリラックスした奏法」だと考えます。
1)弦とのリラックスした関係
2)からだのリラックス


1)については、左手は、指が、指板から離れなければ、離れないほど良い。
そうすれば、動きは最小限で済みます。右手のピッキングも小さい動きで済む方法を見つけます。まずは、すごく、すごく、小さい音で「しっかりした表情の音楽」を練習することです。
それにより「無理矢理音を出す状態」を正すことが出来ると僕は思っています。

2)体のリラックスは、スゴく大事だと思っています。おへその下、数センチに丹田というツボがあるのですが、そこに力をいれて、立ちます。そして、ギターを持って体のその他のリラックスして、立ってギターを練習することを覚えてみれば、いかがでしょう。
ここでの、リラックスは「家でゴロゴロくつろぐリラックス」と違います。
ボクサー、空手家、テニス選手など、対戦型反射神経を使うスポーツマンのリラックスです。

「緊張する」という現象は、
「知らないうちに必要以上に色々力が入って、普段通りの行動が出来なくなること」
   の総称です。こうすることで、アガルことが、徐々に防げるようになります。
人前で、実力が出せることは、とても重要なことです。
「緊張を体全体で、普段から受け入れながら、練習」したらいかがでしょう?

そうそう。リラックスにいい方法があります。踊ることです!


僕は、「歌う」ことをとても重要視しています。声帯は、もっとも正直な人間の器官で、脳にすばやく、反応してしまいます。「思わず、声を出す」のはそのせいだと考えます。
だから「歌うようにギターが弾ければ」すべて問題は解決する。
「頭の中に浮かぶことを全て弾ければ」根本的な問題が全て解決すると思います。

だから、出来る限り不要な力を抜いて、早く反射する方法を見つけること。
反復してリハーサルし、慣れてしまうこと。など、大事だと思っています。

結局、ギターを練習するのって、ギターに慣れることでしょう?
また、慣れてなくたって、上手くやる方法もあるでしょう?
そう思えば、何かまた、見えてきませんかね。
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