僕は、プロ志向ならバイトをするべきだと思います。
僕は、本気でギターを弾き始めたのは、大学になってから。
大学在学中にギターで飯を食えるようになりたかった。けど。
結局、大学在学中に売れっ子になるなど、
夢のまた夢で、卒業から3年間、なんばシティーのメガネ屋に就職し、
働いていました。
つまり、ギターで飯を食うことを諦めたわけですけど、
僕をその3年間は、自分を「社会人」にしてくれたと思います。
お金の計算とか、計画とか、目標とか、成果とか、
お客様とか、自分の収入とか、社訓とか、
そういうことを具体的に考えるようになった。
もしも、あの時、そのままギターで中途半端に飯が食えていたら、
自分は、もっともっとどうしようもない人間になっていたと思います。
で、会社を辞めてからも、ギターで食えるわけもなく、
パン屋とスタジオの店員を掛け持ちしていた。
会社を辞めて、親には勘当されましたし。
でも、家賃を払って、飯を食うわけですから、
今考えたら、社会人として、当然のことをしていた訳で、
特別なことをしていた訳ではないと思います。
自分のお金で生きて、自立ということをやっと覚えた。
それが今思えば、プロ意識だったのではないかと思います。
僕は、そうやってバイトで生き延びた時間も大変良かったと思います。
スタジオの店員だったから顔が知れた。
地域のプロの人にも、街の音楽愛好家とも、
仲良くなれた。
パン屋も早朝3時から働くきつい職場ですが、
段取りや目利きというものを肌で感じた。
バイトのおばちゃんとも仲良くなった。
最初のライブには、そういう知り合いがたくさん来てくださった。
バイト先のオバちゃんが5人ぐらいで急におめかしして来てくれたり。
でも、関係なさそうなそういう雑多なおつきあいが、
だんだん僕のギターとか、音楽を気に入ってくださる人が増えて、
今に至る。
だから、僕はたくさんの人間関係を築くために、
バイトをたくさんするべきだと思います。
それは、将来のためになるし、何より楽しい。
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