さて、何年もギターを弾いている人にとって、
下の図は、大変なじみのあるであろう、
A minor(あるいは Cmajor)のペンタトニックスケールの練習課題です。
やったことのない人は、ぜひやってください。
下のピッキング手順(ダウン、アップ)を守って、
全部、ピッキングして、自分のスピードの限界に挑戦してください。
僕は、本当は、アコースティックギターで、挑戦するのが良いと思います。
弦の抵抗も強く、綺麗でパワフルな音を出そうと思うと、
正直、肘からピックを持った指先まで、かなりの力が入ります。
本来、ギターを弾くというのは、マッチョなものなんだと思います。
1)ピックを持つ手が、軽く握られていて、ボデイーをことさら、べったり触らないこと。
2) 同じ角度で、同じ深さで、毎回弦にピックが当たること
3)同じ大きさ、音色の音が続くこと
4)左手が、ちゃんと指板を押さえられていること
を意識して、弾いてみてください。
意外に早く弾けない、止まってしまうところが出てくると思います。
あと、腕には、最初かなり力も必要だし 大変だと思いますが、
肩や背中に力が入らないように、気をつけましょう。
(つい、入りますけど)
あと少数ですが、なかなか ガチャガチャと大きな音で弾くのに、
上手に聞こえない人もいます。
こういう人は、一度、すごく小さい音で、均等な音で、
これを練習してみたら良いと思います。
すごく安定したピアニシモの奏法は、実はフォルテシモを
弾く時と共通する部分が多いと思います。
案外、ムラなく弾ける人は、少ないです。
ウォーミングアップに取り入れると、ギターは、マシンガンのような唸りを
手に入れることができると思います。