型破り、あるいは形無し

人は、芯になるスタイルを持つ事は大事です。
フラメンコ、ブルース、クラシック、モダン＝ジャズ。もちろん、ロックも。

自分の選んだコアなジャンルのスタイルを研究するのは、非常に大事だと思います。
ある歌舞伎役者が、言ってたそうです。

「私は、歌舞伎役者です。色々なTVや映画にも出る。でも、歌舞伎役者に帰って来る。
歌舞伎役者として、伝統を引き継ぎスタイルを守るのは、非常に大事です。
しかし、それを超越することも同時に大事です。それを「型破り』と呼ぶ。
根にあるべきスタイルがないと、それは「形無し」なのです」


ルーツ＝ミュージックあるいは、伝統音楽の研究を絶えず、続けるべきだと思います。
何も特別な曲でなくとも、ありふれた曲をスペシャルに仕上げることは、
非常に技の必要な事だと思うのです。
スペシャリストは、そこから生まれると思います。

今の世の中、そういうルーツが、複数になるかもしれません。
それは、今を生きる私たちが背負った宿命のような気もします。

個人的なちょっとした思いつきで、超えるには、
現在の世間のハードルは、非常に高いと思えるのです。


ルーツ＝ミュージックを研究し、テイストを手に入れる努力を
忘れないようにしましょう！
多くのアイディアが潜んでいると思います。