ギタリスト岡本博文 生徒諸君!

プロギタリストのリアルな経験談、本音を語って行きたいと思います。

はした金というものはない、と言う話。

2018-12-16 09:44:46 | Weblog

ちょっと、音楽と離れますが。

最近、レッスンの前に色々話し込んでしまう場合が多く(笑)
社会のこと、人生のこと、話始めるとキリがない人が多数出現しまして。
また、それが大変面白いんです。それが問題です。(笑)

ギター講師と言うのは、ただギターを教えるのが多少上手いだけで、
人生に関しては、同世代は達人だらけで、
生徒さんに「先生」と言われる違和感がハンパないです。(笑)

こちらが「先生」と呼びたい。
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長年、「『先生』と呼ばないで。特に教室外。」と言ってきたのですが、
もう今や、『京都RAG音楽義塾』の塾長などやっちゃたものだから、
「でも『先生』だからしょうがないでしょ。」と言われると
申し開きもない。

でも、本当は「岡本さん」ぐらいがちょうどいいんですけど、、。
真面目な話。

さて。
*******
さて、先日、生徒さんと話してて、
はずみで「スポンサーしてくださいよ〜。」
このぐらい社長には、はした金でしょ」と言うと、
「あはは。でもね。お金に『はした金』はないですよ」
と言われました。

僕は真剣に即座に謝りました。

実は、言った瞬間に品のない言葉だ、と
僕も思ったんです。
僕も過去に、「こんなはした金で、何ができるか?」
と言われた経験がありますから。
あれは、大変苦い経験でした。

しばし「はした金」を話題に盛り上がりました。
彼も同様の経験をしていたのです。

お金は、金額に関わらず、
誰でも一生懸命に働いて作ったお金だと
思いを新たにしました。
*******

僕は、誠実に一回一回をレッスンしよう、
とあらためて思いました。

でも、それは演奏もすべて。
なんでもそうありたいと思います。


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