ギターの上達段階

ちょっと考えてみたのですけど、義務教育から大学院まで、
みたいな事を考えてみれば、幅広い知識が身に付くと思います。

＜小学生時代的＞
憧れ。聞いたものをきっかけに音楽が好きになったレベル。
簡単なもの。一般教養。『始めよう！ロックギター』みたいな教養。
同時に今、憧れてるものをちょっとでも遊びでやってみる事は、すごく嬉しい事。

＜中学レベル＞
音楽にジャンルがあると認識した上で、ストロークとかアルペジオとか。
クラシックロック、あるいはブルース、あるいはジャズならば転調のない単一モード曲
「勘で弾く」という楽しみを身につける時代。

＜高校レベル＞
ブルースなら色んな人のスタイルを身につける、とか？
地方時代ごとのスタイルをソロ、バッキング、アンサンブルを学ぶとか。
ジャズならば、コードトーンを把握したり
「勘で弾く事がちょっと不可能」なことにチャレンジする時代。

ここまでは、本来ギタリストみんながジャンルに関係なくみんなが
共有するべき音楽の懐深さ、かな。

＜大学生レベル＞
ブルース、ロック、ジャズ。
自分が選んだものの専門的なテクニックを職業にでも通じるぐらいに
レベルアップするなにかでしょう。
「他人が『あの人はすごい』とか言う」ことにチャレンジする時代。

＜大学院レベル＞
社会に出て行く。
アーティストととして何を訴えていくのか、世に問い、
自分の心、自分の趣味を見つめ、自分の芸風、スタイルを作り上げる。
作曲、アレンジ能力。
「どういうCDを作り、ライブツアーをするか。」という
アーティスト活動の始まり。

と、ぼくなりにザッと考えたんですが、ジャンルや個人にとって
＜小学校レベル＞から＜大学院レベル＞っていうものの中身は大きく違って来ると
思います。

自分なりにそういうものにあたるのは何か？
かんがえてみておくのも良いかもしれない。