ギタリスト岡本博文 生徒諸君!

プロギタリストのリアルな経験談、本音を語って行きたいと思います。

Beatlesの解説第21回を迎えて

2022-09-25 02:58:37 | Weblog

Beatlesの解説。
第21回を公開します。If I Fell。間違えて、If I Feel で制作しました。
間違っちゃいました、、。

譜面など、詳細は、以下。
https://www.hirofumiokamoto.com/post/beatles21

Beatlesの特徴として、

自然な変拍子
自然に聞こえるいびつな小節数
美味しいサブドミナント=マイナーの多用
コードは単純でもメロディーにテンションノート
クラシックに影響を受けたメロディーと対旋律
メジャーの曲にブルースメロディー

を挙げていますが、解説を続けるうち、もう当然のことと感じることが多くなりました。

小節数はこだわらないこと。拍子が字余りになるのは当たり前。
サブドミナントマイナー(Key=Cで出てくるDm7-5、A♭7、B♭7、Fm7)は、
これ無しにBeatlesの作曲は語れません。

コードは単純でもメロディーにテンションノートは、確かに意識しているところがあり、
しかし、逆に、なるだけそういうのを排除して、
もっとシンプルなドミソを大事にしよう、という匂いの振れ幅を感じます。

最近、Beatlesはクラシックの影響が強いと思います。
そして、掟が無いのが唯一の掟。

****************
最近は、大胆な転調もBeatlesの特徴だと思います。
しかも、彼らは、終止形にG7からCを使うノーマルな形の他に、
FからCで終わることが多いので、Keyの特定に時間がかかります。

むしろ、7thコードがあればKeyは特定しやすいんですが、、、。
そこらへんの知らないうちの転調も彼らの特徴かもしれません。

Magical Mystery TourやPenny Laneとか。

Aメロ内でも、平行調の転調(Key= Cから、Key=Am)
同主調の転調(Key=CからKey=Cm)は、もう当たり前。

Beatlesの解説は、ある程度、急性期から落ち着いてきた感じもあります。
最初から、見ていただくと、段々とポールやジョンの発想の仕方が、
言葉にできない形で、だんだん身近に感じてくると思います。

岡本博文EducationalのBeatlesの解説 再生リスト
https://www.youtube.com/playlist?list=PLnmCnd0oE28457Evu50KcTXy37Xmn6wkY





 

 







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