深度計予備回路

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働け万国の労働者

2009-11-26 09:16:39 | Weblog
あたしは、ながいこと腕時計してません。

一時は、電卓(電話番号メモ付き)付き時計が手放せ無い時期があったのですが、
今時の携帯電話は、その全てを、こなす上、TVが見れたり、ゲームができたり、最早、多機能時計どころじゃありません。

あ、でも、ときどき携帯電話、忘れる人なのです。

「腹時計もあるし、世の中、なんとかなる」・・・・・・・そんな話

腕時計も携帯も、それが持つ本来の機能に関しては、無いなら無いで、ぜんぜん構わない・・・っていうか、
「男(あるいは女)の、小粋なアクセサリー」って意味合いも大きいわけで・・・・・
そのへんも、どーでもいいかなぁとか思う人は、
「電波ソーラーGショックこそ、最強」だったり、
「100円ショップ時計こそ使い捨て文化の華」だったり、
「いっそもたない」という選択肢になってしまう。

「シートベルトは、しないと癖になる」っていうか、ジムニーぶつけて死掛けてから、なぜか、ベルト「しなく」なったあたしも、、
取締りが不経済だし、車に警告音が標準装備された折、「いやぁ!シートベルトは大事だねっ!」みたく、やっと、励行できるようになるみたいのに、
「時計持たない」のも、似てるのか・・・もしれない。

「時計不携帯に、取り締まりは無いし・・・・・・・」

まぁ、こんな調子になる前は、ちゃんとそれなりに気に入った時計してました。

たとえば、片づけしてると、出てきました。

「ソビエト連邦(懐)謹製、ボストーク ミリタリーウォッチ」

手巻き式で、シンプルな文字盤に、適度な大きさと重さ、野球のグローブみたいな、バンドと、カーブ硝子がお洒落な、ウォッカの国の時計です。
たしか、頂いた物なのですが、嗜好にあってたらしく、結構長いことつかってました。

ところが、
なんかの拍子に、漬けちゃったんですなぁ・・・・・

この手の時計、中に水が入ると、なかなか抜けないし、一気に調子が悪くなる。

修理に出すのも、億劫だったので、長いことしまってたのが、昨日出てきました。
ためしに、巻いてみると

「おや?動きます」

そのうち止まるかな?的に興味が湧いたので、それから付けてるんですが、意外や絶好調

「これからしばらく、腕時計する人に、もどるキッカケになるかもしれませんな!!!」

このボストーク、当たり外れもある(うちのは、当たりっぽい)ようで、聞いた話によると、
「何時見ても 6:30」振ってみると、針が、ニュートンの法則になってたとか・・・・

そんなとき、物のわかった人は、

「あぁ、中に入ってた、小さいコサックの人が、死んでしまったのだなぁ」と、諦めるのです・・・・・・

しかるに、うちの時計も、中に入ってた、小さいコサックの人が、溺れて瀕死になって、長いこと復調しなかったのだけど、
流石に、10年くらい休むと、調子が出てきて、労働意欲に駆られて働き始めた・・・・・・そんな話????

”でも、凄いよね、ソビエト、ボストークの計器板で、宇宙にも、いっちゃうんだもんな!”

まーー折角なので、コサックの人と、しばらく時を刻んでみることにしましょう。

「ん?精度????ゼンマイ巻く間隔なら、1分狂いませんよ???????」