レスリングのリオデジャネイロ五輪日本女子代表が8日、沖縄県豊見城市で強化合宿を公開し、五輪4連覇を目指す58キロ級の伊調馨(ALSOK)はスパーリングなどで汗を流した。
53キロ級の吉田沙保里は右足親指の爪がはがれた影響で、48キロ級の登坂絵莉(至学館大)は左肩痛のため、ともに筋力トレーニングなど補強運動が中心だった。
伊調は1月の国際大会で不戦敗を除けば13年ぶりに黒星。組み手や構えも入念に確認し「初心に戻り、基本からつくっていく」と気持ちを新たにした。
前日に負傷した吉田は五輪4連覇に向け「動けるようになったらタックルにもっと入る練習をしたい」と話した。