宜野座村(ぎのざ村)からの国際交流・伝統芸能団が2月25日、米国ハワイ州のハワイ沖縄センターで地域に伝わる伝統芸能の公演などを通してハワイの県系人らと交流した。
想定を上回る約400人が来場し、開場時刻が早まる盛況ぶりで、ハワイ在住の県系人らを喜ばせた。
宜野座村と宜野座村文化のまちづくり実行委員会が実施する「宜野座村伝統芸能ハワイ公演事業」の一環で、今回が初めて。村からは24日から5日間の日程で総勢77人が参加した。
「鳩間節」「松竹梅鶴亀」「獅子舞」など8演目を延べ25人が上演した。
ハワイの県系人からも琉舞やハワイ音楽が披露された。
獅子舞を披露した池原輝当(てるまさ)さん(29)=村松田区=は「ハワイとの交流が発展するよう思いを込めて練習してきた。(松田区出身の観客から)『昔の豊年祭の舞台と同じでよかった』と言ってもらえて自信が付いた」と話した。村観光商工課の担当者は「今後もハワイとの交流を拡大していきたい」と話した。