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那覇市、観光バス路駐防止へ待機場整備 明治橋横、国際通りの渋滞緩和図る

2018-12-11 22:44:08 | ニュース

沖縄県那覇市は、市通堂町の明治橋駐車場の仮設バスターミナル跡地に常設の観光バス待機場を設置する。関連費用を含む補正予算案を12月議会に提案し、2019年度早期の利用開始を目指す。市内では観光客を待つ観光バスが路上に駐停車することが常態化し、渋滞の発生や安全面の問題が指摘されてきた。待機場設置で、課題解決を目指す。

10日の那覇市議会代表質問で桑江豊氏(公明)に名嘉元裕経済観光部長が答弁した。名嘉元部長は「狭隘(きょうあい)な市内で常設の待機場として適当な用地の確保は大きな課題だった。早期に供用開始できるように努めたい」と話した。

市観光課によると、敷地面積は3300平方メートルで27台のバスが収容できる。敷地は那覇港管理組合の所有地のため同組合と賃貸借契約を結ぶ予定。補正予算案には土地の賃借料など237万2千円を計上した。契約後は、19年4月から敷地整備や休憩所設置に向けた手続きと工事などを始め、終了次第、利用を開始する。

那覇市内では、クルーズ船の寄港や修学旅行などによる観光客の増加で、観光バスがてんぶす那覇や牧志駅近くなど国際通り周辺を中心とした路上で駐停車し渋滞の要因となっている。市は市樋川ののうれんプラザ隣の県有地を乗降場として観光客の乗り降りに使い、その間の待機場として明治橋駐車場を使う計画。

観光バス待機場を巡っては、16年度から3年間、市西の運転免許試験場跡地で期間限定の実証実験をしている。16年度の利用は1571台あったが、1台千円の利用料を徴収した17年度は245台と低迷。18年度も9日時点で268台にとどまっている。名嘉元部長は有料化について、維持管理のために必要とした上で、「どの程度の料金が妥当か検討していきたい」とした。

 

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恩納の森にホテル 「ウムイ」 5月開業、富裕層向け

2018-12-11 22:42:18 | ニュース

恩納村山田に開業予定のウムイ・フォレストヴィラ・オキナワ・ヤマダグスクの完成イメージ図(セドナコーポレーション提供)

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ホテル運営事業のセドナコーポレーション(浦添市、安里明代表)が恩納村山田に富裕層向けのホテル「U-MUI(ウムイ)フォレストヴィラ・オキナワ・ヤマダグスク」を開業する。北部の森に囲まれたプライベートな空間を演出する方針で、沖縄の海を押し出した従来のホテルと異なる施設を目指す。2019年5月1日のオープン予定で、19年1月11日から先行予約を受け付ける。

ウムイ―は敷地面積9664平方メートルで、客室やレストランなどを含めた延べ床面積は1721・78平方メートル。全18室がヴィラタイプで、ベッドルームやリビング、キッチン、露天風呂などを備える。「お客さま自身のリズムで過ごせるホテル」をコンセプトに掲げ、宿泊者の滞在中、時間に関係なくレストランを利用できるという。

50~60代の富裕層を主なターゲットに想定している。沖縄に何度も足を運んでいるリピーターでも満足できる空間をつくり出す予定で、長期滞在をする欧米の富裕層を取り込むことも視野に入れる。

セドナ社の安里社長は「沖縄の森を満喫できるホテルにしたいと考えている。静かで特別感のある空間にして、チェックインからチェックアウトまで外に出たくないと思ってもらえるような居心地の良さを生み出したい」と話した。


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大工さん決意新た、キロロに特別賞 第16回宮良長包音楽賞

2018-12-11 22:37:26 | ニュース

第16回宮良長包音楽賞を受賞した大工哲弘さん(右)と特別賞のKiroro(キロロ)の玉城千春さん(中央)と金城綾乃さん=10日夜、那覇市泉崎の琉球新報ホール

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第16回宮良長包音楽賞(琉球新報社主催)の贈呈式と祝賀会が10日、沖縄県那覇市泉崎の琉球新報ホールで開かれた。

宮良長包音楽賞は石垣市出身の民謡歌手、大工哲弘さん(70)、同特別賞は読谷村出身の玉城千春さん(41)と金城綾乃さん(41)による2人組ユニット、Kiroro(キロロ)に贈られた。

贈呈式で琉球新報社の玻名城泰山社長が表彰状と記念品、副賞として宮良長包の出身地である石垣市からミンサー織の織物が贈られた。

受賞のあいさつでは大工さんが「歓喜のあいさつを述べる」と冒頭で伝え、「沖縄音楽の先駆者である宮良長包先生に恥じぬよう、沖縄音楽の発展に努めたい」と気を引き締めた。

キロロの玉城さんは「デビュー20周年の節目に素晴らしい賞をいただいた」と喜び、金城さんは「これからもキロロらしい音楽を作っていきたい」と笑顔で語った。

選考委員長の久高友之さん(県吹奏楽連盟顧問)は選考の経過を報告した。

玉城デニー知事の祝辞を新垣健一県文化スポーツ統括監が代読したほか、中山義隆石垣市長からのお祝いのメッセージが紹介された。




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スカイランタン、夜空彩る 沖縄・与那原 温かな光に歓声

2018-12-11 03:23:24 | ニュース

LEDを入れた「スカイランタン」を打ち上げ、音楽や食べ物を楽しむイベント「よんな~みずべのマルシェとスカイランタン」(与那原町主催)が2日、与那原町の御殿山親水公園と御殿山青少年広場で開かれた。

たくさんの親子連れやカップルなどでにぎわった。

500個のスカイランタンが一斉に夜空に放たれると会場は温かなオレンジ色の光に包まれ、歓声が上がった。

スカイランタンは、四角柱の紙の中に風船を入れ、風船の中にLEDを入れることで光を放つ。

風船に入ったヘリウムガスで浮かび上がる構造になっている。

糸が付けられており、完全に飛ばすのではなく、たこ上げのように頭上高く浮かべて楽しむ。

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