リニューアルで新たなエリアが設置されたイオンモール沖縄ライカム=24日、北中城村
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イオンモール沖縄ライカム(北中城村)は26日に店舗面積を約8千平方メートル増床してリニューアルオープンする。
ピロティ駐車場の一部を店舗にしており、増床分を合わせた総合の店舗面積は約8万6千平方メートルで県内最大規模となる。
増床に伴って沖縄初進出の7店舗を含めた16テナントをそろえた。
ファストファッションや生活雑貨など幅広い商品を取り扱い、県内客や国内外の観光客を呼び込む。
増床エリアには衣料品の「GU」や「ユニクロ」のほか、ペットショップの「PETEMO」、サングラスやめがねを取り扱う「レイバン」の直営店などが入る。
地域の人たちや来店客が情報発信や交流ができる「スタジオキタナカ」や、琉球石灰岩と沖縄の樹木を用いた「オキナワの庭園」も設置した。
既存店を合わせた専門店の総数は約240店舗になる。年間の来客者は約1300万人で、増床によって約50万人の上積みを目指す。
外国語表記のフロア案内も強化し、外国人観光客の来店割合を引き上げることも目標にしている。
イオンモール(千葉県)の三嶋章男常務・営業本部長は「地元客にも観光客にも楽しめる施設として生まれ変わる。新たな顧客の獲得にもつなげたい」と決意を述べた。北中城村の新垣邦男村長は「リニューアルオープンで県内や国内、海外から多くの皆さまが集まってくれる。モールが活況を呈するとうれしい」と述べ、今後の発展に期待を込めた。