名護市役所で東京2020オリンピックの聖火リレーで用いるトーチが展示されている。19日まで。トーチは桜をモチーフにしており、素材の一部には東日本大震災の復興仮設住宅の廃材を再利用している。
トーチは実際に聖火リレーで用いる本物。長さ約71センチ、重さが1.2キロのアルミニウム製。市役所での展示では訪れた市民らが写真に収めたり、トーチに見入ったりしていた。県内での聖火リレーは5月2、3日に行われる。
トーチは4月1~2日に宜野湾市役所、同14~16日には那覇市役所で展示する。今後、展示する市町村を増やすことやリレー終了後の展示も予定している。市町村での展示期間以外は那覇市の県庁1階県民ホールで展示する。展示は新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止・延期する場合もある。