クルーズ船の受け入れが多い国内上位10港の寄港キャンセルが2020年2~12月で少なくとも443回に上ることが23日、分かった。
「ダイヤモンド・プリンセス」などで起きた新型コロナウイルス集団感染や、各国の出入国制限を受け、運航自体の中止が相次いでいるためだ。地元の経済損失は計100億円超とみられる。
寄港は夏場がピークで、事態が長期化すればさらに膨らむ恐れがある。
19年の国内外クルーズ船寄港回数が多かった上位10港を管理する自治体などに、新型コロナの感染が拡大した2月以降の寄港状況を聞いた。
キャンセル総数は多い順に石垣(沖縄)86回、横浜81回など。 /(共同通信)