沖縄三線.com

沖縄のことあれこれ。

シンガーソングライター岡村聡士さん

2016-05-22 07:47:02 | ニュース

音楽の可能性を追求している。昨年11月、これまでの集大成として初のCDアルバム「イルマンチャー」を全国にリリースした。沖縄の音階やうちなーぐちを取り入れた独自のスタイルが“売り”だ。東京を拠点に全国をライブやイベントで駆け回る。

これまで紆余(うよ)曲折があった。大学から上京し、音楽活動を始めた。人気歌手・藤井フミヤやその弟・尚之に楽曲を提供、テレビCMに採用されるなど作曲・作詞家として輝いた時代も。しかしその後「自分の方向性を見失った」。自分が歌いたい歌ではなく、誰かが歌う歌を作るうちにどんな歌を作ればいいか、分からなくなる。楽曲コンペにも多く参加したが、不採用の場合は連絡すらない。何が悪いのか―。バンド活動は休止し、やがて音楽から逃げるようになった。

転機は2007年。アコースティックギターを手に「自分のための曲」を歌うようになる。素直になれた。「年を取ってもライブをやりたい。そのためには今からやらないといけない」。そう目覚めた。程なく三線を曲に取り入れ全国の沖縄居酒屋などを回るように。各地の沖縄関係イベントにも出演している。

ロック、ポップス、ブルース、レゲエ…。「沖縄の音楽は、他のいろんな音楽と混ぜても堪える力があり、世界に打って出られる」。発展する沖縄音楽に「生」を感じる。若い人たちの感性とつながる、これまでにない音楽スタイルを模索し続けている。

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おかむら・さとし 1971年、那覇市出身。金武小、石田中、首里高、立教大卒。シンガーソングライター。東京都在住。

岡村聡士オフィシャルサイト

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首里の見どころ一冊に 公民館サークルが発刊

2016-05-18 15:02:15 | ニュース

首里公民館のサークル「古都首里探訪会」が、首里全域を徹底紹介するガイドブック「王都首里見て歩き 御城と全19町ガイド&マップ」を発刊した。

首里城とそのお膝元にある19町の歴史的な名所や隠れた史跡をイラストマップと共に紹介し、会員たちは「これ一冊で首里の見どころが丸ごと分かる」と胸を張って推薦する。

公民館で2006年に開かれた講座「古都首里再発見」が始まりだ。

学びを続けたいと受講生がサークルを立ち上げ、座学を行ったり町内を歩いて巡ったりして蓄積した成果を、毎年、公民館の祭りで発表してきた。ガイドブックはその活動の集大成だ。

持ち運びしやすいA5判サイズで全224ページのフルカラー。

全てのポイントに写真と解説文が付いているのに加えて、豆知識をちりばめた「一口メモ」や「コラム」も掲載した。

遺構発掘調査に立ち会うなど会員らが時間と労力をかけて集めた情報を凝縮、街歩きだけでなく学習教材にも格好の一冊となっている。

今年4月から会長に就いた松島弘明さんは「首里だけでこんなに充実した一冊になるのかというインパクトがある」と出来栄えに満足げで、「変わりゆく首里だが王都の歴史がこの本に詰まっている」とアピールした。

1620円。 問い合わせは新星出版(電話)098(866)0741。

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県人大会「思い出に」 北米キャラバン、バージニアで呼び掛け

2016-05-17 09:32:17 | ニュース

【ワシントン15日=当銘寿夫】10月の「第6回世界のウチナーンチュ大会」への参加を呼び掛けるため北米2カ国、4都市を巡る県の「北米キャラバン隊」(団長・翁長雄志知事)は15日午前11時(日本時間16日午前0時)、最後の訪問地となる米首都、ワシントンDCの近郊にあるバージニア州で説明会を開いた。説明会にはワシントンDC沖縄会の会員ら約30人が参加した。

ワシントンDC沖縄会の安里逸子会長は「第1回大会で、海外のウチナーンチュが素晴らしいエイサーや民謡を披露していることに感銘を受けた。一生の思い出に残るのでぜひ参加しよう」と呼び掛けた。

翁長知事は「ワシントンDC沖縄会の活動から、心を一つにして、沖縄の歴史や伝統、文化を大切に過ごしていることが分かる。キャラバン隊で世界各地を回り、県人のパワーに圧倒された」と感想を述べた。

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梅雨入りでごじゃる

2016-05-17 07:06:14 | ニュース

沖縄気象台は16日、沖縄地方の梅雨入りを発表した。奄美地方と同時で、全国で最も早い。

沖縄地方の梅雨入りは平年より7日遅く、昨年より4日早い。

沖縄本島や先島諸島は16日、前線の影響で大気の状態が不安定となり、所により雨が降っている。本島中南部の同日午後の予報は降水確率が70~80%となっている。

今後1週間も前線や湿った気流の影響で、曇りや雨の日が多く続く見込み。

平年の梅雨明けは6月23日ごろ。

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琉球が日本一 4度目で最多

2016-05-15 21:50:29 | ニュース

バスケットのことです。

沖縄のチームが日本一になるのはとても嬉しいし、こっちも元気になる。

プロバスケットボールTKbjリーグの琉球ゴールデンキングスは15日、東京の有明コロシアムで富山グラウジーズと優勝決定戦のファイナルを行い、86―74で勝利、リーグ最多となる2年ぶり4度目の優勝を飾った。

試合は第1クオーター(Q)から激しい点の取り合いになり、両者が一歩も譲らない白熱した展開になった。キングスは岸本隆一が積極的にリングへ向かい、アンソニー・マクヘンリーのインサイドなどで点を重ねた。アウトサイドシュートが決まらずリズムに乗れなかったが、守備で富山の主力選手を抑えることに成功し、ファウルで得たフリースローで着実に加点した。

39―33とリードして迎えた後半、第3Qは3ポイントシュートなどを重ねて60―52で終えた。

第4Qはイバン・ラベネル、喜多川修平を中心に得点を積み上げ、マクヘンリーやラベネルの強固な守備で主導権を握り、勝利をもぎ取った。伊佐勉監督は試合後、沖縄から有明に訪れた、または県内で応援した多くのブースターに感謝を述べて涙を押さえ、「沖縄から日本でトップに立った。ウチナーンチュ万歳」と喜んだ。

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