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沖縄の観光客数 「ハワイ超え」が幻 17年、HTAが上方修正

2018-11-04 05:42:23 | ニュース

2017年に沖縄を訪れた入域観光客が「ハワイを超えた」と話題になった件で、米ハワイ州の観光振興機関ハワイ・ツーリズム・オーソリティー(HTA)が観光客の確定値を940万4346人に上方修正し、引き続きハワイが上回っていたことが分かった。

今年2月に発表されたハワイ入域観光客数の暫定値は938万2986人で、沖縄は939万6200人と沖縄が1万3214人多かった。しかし、ハワイの確定値は約2万1千人増えた計算で、修正後はハワイが8146人多くなった。「ハワイ超え」は幻となった。

県は入域観光客数を年度単位のほか、1~12月の「暦年」でまとめており、17年の暦年数値は今年1月に発表された。

一方、ハワイ当局は翌年1月か2月に暫定値を発表し、秋に確定値を発表しているという。17年はハワイ州観光局が2月1日に発表した数は暫定値だったが、本紙など多くのメディアで取り上げられ、沖縄が「ハワイ超え」したと注目を集めた。

HTAによると例年修正はあるとしており「暫定値には遅延や欠航が出た際に明確に人数が報告されないことがある」として数値にずれが生じると本紙の取材に回答した。

県はこれまで「ハワイ超え」をアピールしてきたが、人気リゾート地のハワイと「同水準」に変わりないとして各種誘客策を進める考えだ。

一方、16年と比較した17年の伸び率はハワイが5・3%増。沖縄は9・1%増で、ハワイを上回っている。沖縄は18年も増加傾向にあることから、18年こそ「ハワイ超え」になるか注視される。(仲村良太)

 

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読谷産チーズ 全国銀賞 沖縄の生乳使い製造

2018-11-02 21:03:05 | ニュース

ジャパンチーズアワードで銀賞と銅賞を獲得したパメラ・アンさん=読谷村長浜

読谷村長浜にあるギリシャ料理店「リトルグリークキッチン」が販売しているチーズ「マリネード読谷ティリー」が、10月20日に東京都で開かれたジャパンチーズアワードのフレッシュ・バラエティー部門で銀賞に輝いた。

同店の別のチーズ「読谷ティリー」もフレッシュ・プレーン部門で銅賞に選ばれ、オーナーシェフのパメラ・アンさんは「受賞はうれしい。感謝している」と笑顔を見せた。

ジャパンチーズアワードは、2014年から2年に1度、日本産ナチュラルチーズの品質向上を目的に開かれている。

今大会には全国の78工房から233点が出品され、一般審査員と生産者審査員の約70人が審査した。県内からは第1回大会で、はごろも牧場(中城村)のチーズが銅賞に選ばれている。

米国生まれのパメラさんは、ネイリストとして働いていた時、ギリシャ人の上司との出会いをきっかけに「ギリシャの全てが好きになった」という。

2016年、県内に住む友人とギリシャ料理の店を読谷村にオープンした。

ギリシャでは羊やヤギの生乳で作る「フェタチーズ」が一般的だが、パメラさんは南城市の「親泊牧場」で飼育されている牛の生乳を使って、ギリシャチーズの独特の風味を再現した。銀賞のマリネード読谷ティリーは、銅賞の読谷ティリーを県産やギリシャ産のハーブやスパイス、オイルにつけた商品だ。

ティリーはギリシャ語で「チーズ」の意味。

ギリシャで6年間生活した経験もあるパメラさんは「元々は子どもたちのために作り始めた。沖縄の人たちにもギリシャの良さを知ってほしい」と語る。

現在、ギリシャの大学に在籍するパメラさんはテレビ電話などを通して、乳製品の研究をしている。今後はカマンベール風のチーズの開発にも取り組みたいとし、「次は金賞をとりたい。沖縄の生乳でもおいしいチーズはできる」と話した。

 


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小中校跡地にホテル 古宇利島、20年春開業

2018-11-02 06:34:39 | ニュース

今帰仁村古宇利に建設予定の「コルディオ琉球テラス&ヴィラズ古宇利」完成予想図(コルディオ今帰仁リゾート提供)

2013年に閉校した今帰仁村の古宇利小中学校跡地に、コンドミニアム型のホテル「コルディオ琉球テラス&ヴィラズ古宇利」が20年3月をめどに開業する。

1日、村と代表事業者のコルディオ今帰仁リゾート(今帰仁村、與古田勇二代表)が村役場で会見し、発表した。

ホテルは平屋建てタイプ14棟とメゾネットタイプ30室で、いずれも約100平方メートルで8人まで宿泊できる。

チャペルやプールのほか地域との交流行事などを想定して「地域交流広場」も併設する。

跡地にある校舎は年内にも取り壊し、19年1月にも着工する。

予約は20年1月ごろからホテル予約サイトや旅行会社などを通して受け付ける。総工費は約20億円。

コルディオ今帰仁リゾートは施工のアイムホーム(北谷町、渡久川剛社長)、設計・監理のデザインスタジオ琉球樂団(浦添市、久髙実社長)、運営のジョイ(北谷町、與古田勇二社長)でつくる合同会社。

 



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技能五輪・アビリンピック きょう開幕 沖縄で初開催

2018-11-02 06:30:56 | ニュース

 

沖縄初開催の「おきなわ技能五輪・アビリンピック2018」が2日開幕する。

3、4日が競技日で、競技の結果は全て5日の閉会式で発表される。

若い技能者や障がい者の技術向上を図る目的がある。

技能五輪は全42職種あり、那覇市民体育館や県総合運動公園など15会場で、アビリンピックは全22職種を奥武山公園内の各会場で行う。

県勢は、技能五輪31職種に111人、アビリンピック19職種に29人が出場する。出場者数はいずれも過去最多となる。

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三線、伝統的工芸品に 国の審議会、経産相に答申

2018-11-01 18:10:41 | 三線

国の産業構造審議会は10月15日、沖縄の三線を伝統的工芸品に指定することについて世耕弘成経済産業相に答申した。

経済産業省によると、近く伝統的工芸品指定が正式決定する予定で、官報で告示される。

指定されれば県内で16品目となる。

国の伝統的工芸品に指定されるには、100年以上の歴史があり伝統的な製法で作られていることや、地域産業として成立していることなど五つの要件を満たす必要がある。

指定が決定すれば、普及事業や後継者育成などの活動に補助金が受けられる。

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