松庵

シナリオライター
&絵コンテマンな
松浦の軌跡。

イエスタデイをうたって 6巻のレビュー

2008-11-23 15:06:46 | アニメ・コミックで思うこと
ようやくでたか。
それが、第一印象です。

そして、また松浦は木っ端微塵に打ち砕かれたのでした。


いやね。
長いね、この漫画との付き合いも。
初めて手に取ったのは、まだ大学の四回生だったときだと思う。ちょうど、吉田基已の漫画にも当てられていて、重症だったね。
でもさ、なんでこの時期にぶつけてくるかな。切なさ倍増計画ですか?
しかも、クリスマスキャロルの回まで収録されてるよ。はぁ……。

この漫画の教訓。
人は絶対に手に入らないものを見せつけられると、落ち込む。
なにも、それは登場人物たちだけの問題ではなくて、読者である松浦の問題でもあるところがみそ。
なにせ、『イエスタデイをうたって』ですから。
もう十年来、松浦は昨日に縛られて生きてきたんだなぁ。
そう思うと、また背もたれに寄りかかって一人悶絶したくなる。いや、してます。

何でも、画集も出るとか。
ああ、買いにいきますよ。ええ、買いますとも。
ちょっと早いけど、自分へのクリスマスプレゼントです。
コメント
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