松庵

シナリオライター
&絵コンテマンな
松浦の軌跡。

ダウン・ツ・ヘヴン のレビュー

2008-11-25 19:07:54 | 一般書籍で思うこと
今日ご紹介する小説は、あの『スカイ・クロラ』シリーズの一冊です。
文庫化されている(映画公開時に一気に書店に並んでいた)ものは全部買ったのですが、スカイ・クロラを読んだだけで止まっていました。

スカイ・クロラのあとがきによると、時系列的には最初に発売されたスカイ・クロラが一番最後で、ナ・バ・テアが一番古い話になるということでした。
しかし同時に、どの順番で読んでもらってもかまわない。とも作者の森氏は述べています。

そこで、松浦としてはわざと一冊飛ばしてダウン・ツ・ヘヴンを読んでみました。

うーん。

考えによっては、確かに一冊でも楽しめるしどこから読んでも問題ない。
でも問題ないというのは、わかる人にはわかる。ということ。きっと、わからない人、あるいはわかりたい人には苦痛だろうなぁ。

というわけで、逆にたどってナ・バ・テアも読みました。
結論としては、シリーズ全部を読む気がないのならどこから読んでもいいと思います。でも、シリーズを通してのテーマを追求したい。『僕』の変化というか、経歴をたどりたい、と思う方は発売順に読むことをおすすめいたします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする