松庵

シナリオライター
&絵コンテマンな
松浦の軌跡。

所詮は、と割り切ることの大切さ

2013-07-23 16:15:14 | なんでもない日々
王立宇宙軍で、終盤ロケットの打ち上げに邪魔が入り、
「所詮~。くだらない。やめてしまおう」
とあきらめかける場面があるのです。

この場面を、宮崎駿が嫌いだとかいっていたような気がするのですが、出典が不明のままですので真偽の程はわかりません。
でもまあ、ありそうな話ですよね。

ところが、人生においては「所詮~」と割り切ることが大切じゃないかなと思うんですよ。
趣味に没頭して、散財しそうになったとき。
「所詮、趣味じゃないか」
と思えるかどうか。

もっと進んで、
「所詮、俺の人生じゃないか(しょぼいに決まってる)」
と達観できるかどうか。

物事がうまくいかないとき、
「こっちがデフォ」
とあきらめられるかどうか。

負け癖はいけないと言われますが、慣れていないことに遭遇するのは危険です。
こつこつと負けを積んで慣熟しておきますと、びっくりするような不幸でも乗り切れる気がするのです。
コメント
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