松庵

シナリオライター
&絵コンテマンな
松浦の軌跡。

ハツカネズミの時間 3巻

2007-07-11 18:35:17 | アニメ・コミックで思うこと
久しぶりの、コミックレビューです。
今回は冬目景さんの『ハツカネズミの時間』です。

正直、初期の作品で『ZERO』というのがあるのですが、これが力みすぎで、今ひとつだったので、同じ轍を踏んでしまうのではないか? と心配していました。
実際、2巻のあとがきで作者は、自分には向かない話を始めてしまったのではないか、と書いています。

しかし、十年一昔といいますが、着実に力を付けられたのですね。
ただ謎だった、登場人物たちが上手に絡み始めて、読んでいてもキャラクターたちに心情移入できるようになってきました。

また、飼い慣らされた環境が悪くて、自由ならいい。という単純な図式ではなく、それぞれが目的らしきものを持ち始めて、悩んで、行動しつつあります。

『バトルロワイヤル』みたいな話は、あれはあれでいいんです。
完全無欠のエンターテイメントです。
でも、冬目景さんには、今の方向性の方が向いているのだろうな、と3巻を読み終えた今、感じています。
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謎電話、再び

2007-07-10 19:09:20 | なんでもない日々
『着信ナシ』で有名な松浦の電話ですが、昨日電話がありました。
実に、先月29日のペリカン便からの電話以来の着信です。
しかも、この時期。

ところが残念ながら、松浦は外出中でした。まあ、平日の昼間だから仕方がないが。
でも、それだけなら留守録があるのでいいのですが、運の悪いことに二世帯住宅のもう一戸に住んでいる祖母が、何を思ったのか受話器を取ってしまったのです。
しかも、とったあとで自分の電話でないことを思い出したとかで、すぐに受話器を戻したと証言しております。

もう、ぼけてます。自分が何をしたのか、わかっていません。
何か緊急事態があったときのために、子機を一台渡しておいたのが間違いでした。電話というシステムを理解していません。
今の自宅の電話はかろうじて、使い方を習慣的に覚えているようですが、もう電話機を買い換えることもできないんだろうな。

それにしても気になる電話。
もう一度、かかってこないかなあ。
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孤独な人間の心得

2007-07-09 19:08:20 | なんでもない日々
無事に投稿も終わり、あとは天命を待つだけ。
こういう隙間が危険なんです!
人の多いところに出て行ってはいけません。
プールや海など、論外です。

じゃあ、ゲームでもしてれば? って思うでしょう。
でも、これも結構危険。
日常が輝いて見えるほど、はまれるゲームならいいのですが、中途半端なゲームをつかまされると、終わったとたんにガクッときます。
「あー。つまらんものに時間使っちゃったなあ」
ってやつですよ。

物欲でごまかす、というのが今のところ一番手っ取り早い回復方法かな、と感じています。風邪薬と一緒で、その場しのぎなんですけどね。

まあ、三日もすれば精神的に落ち着くので、次にやるべきことを見据えて、しっかり歩んでいきたいと思います。
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投稿完了

2007-07-08 17:43:13 | なんでもない日々
本日、集英社コバルトの「ノベル大賞」に投稿をしてきました。
昨晩のうちに印刷をすませておいて、今朝最終確認をしたあと郵便局へ。

ノベル大賞の結果が発表されるのが、11月です。勝負の年にする、と宣言して始まった投稿も、結果が今年中にわかるのはこれが最後ですね。
そう考えると、なんだか感慨深いものがあります。

もちろん、これからもこつこつと投稿は続けるでしょうが、二ヶ月に一編ずつ投稿するという猛チャージは、たぶんこれが最後だろうな。
加齢による体力の衰え、なんていうと、もっと上の方に怒られそうですが、確実に無理は利かなくなってきています。もちろん、個人差はあるから、兼業でやっていけるという方もいらっしゃるでしょう。
でも、僕にはこのペースを続けるのは難しいようです。

何年後かに、趣味人として孤独死するのか。
はたまた何作か本を残して、新聞のお悔やみ欄に名を残すのか。
何日か前の日記にも書きましたが、今年は人生の岐路のように感じる日々です。
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「堺自由都市文学賞」のその後

2007-07-07 19:16:55 | なんでもない日々
今年を勝負の年にする!
と宣言して投稿した「堺自由都市文学賞」の通知が来ました。

結論から申し上げますと、一次選考通過。二次選考にて選外だそうです。
いちいち、応募者にメール便で結果を通知するのは親切だなあ、と思う一方、本当に一次選考通過したのだろうか? と疑ってみたりして。

極端な話、全員に一次選考通過です、と通知してもばれないよなあ。しかも、気をよくした人がまた投稿してくるかもしれないしね。

どちらにせよ、応募総数274作という小さな、しかも自治体主催の賞でこのていたらくでは、プロになるという夢は遠いのかなあ。
最近、調子が上向きだっただけに、何となくもやもやしています。
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夢×挑戦ブログ挑戦報告(6月)

2007-07-06 19:09:16 | なんでもない日々
以前にも一度ふれましたが、「夢×挑戦ブログ挑戦報告」ということで、改めまして。

エンターブレイン主催の新人賞、『えんため大賞』小説部門にて、一次選考を通過しました!

さてさて、そうなると気になってくるのは二次選考の結果なのですが、どうも13日の公式サイト更新では発表されないようです。
7月上旬に二次選考結果発表って書いてるんだから、6日は無理だとしても、13日には発表してよー。と、思わずメールしてみたくなるのをぐっとこらえて、ここはおとなしく20日の発表に期待しましょう。

編集者のコラムを読んでも、明けても暮れても原稿と向き合う日々、と書いてありますから、相当せっぱ詰まっているのでしょうね。予定では、上旬だと思っていても、気づいたら中旬になっていたというのはよくあることなのかもしれません。
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床屋に行きたい

2007-07-05 18:15:16 | なんでもない日々
忙しい時期に限って、髪が気になり始めたり、爪を切りたくなったりします。
まあ、爪は自分で切れるし、キーボードを打つのに支障をきたすので、すぐに切りました。しかし、髪の毛はそうはいきません。

自分の都合も重要ですが、9月には友人の結婚式も控えているので、そっちも意識してから切る必要があります。
値段はともかく、時間はどうにもならないのです。
いかにも床屋に行ってきました! というのも恥ずかしいし、手入れが行き届いていないのは論外です。
世間に対して、失礼のないように生きるというのは、意外と大変ですね。
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分水嶺

2007-07-04 19:48:31 | なんでもない日々
もしかしたら、今、自分は人生の分水嶺にいるのかもしれないと思うことがあります。
30という年齢、ようやく手応えを感じ始めた投稿生活、そして保険のつもりで始めた資格取りの勉強。
バランスよくこなしているといえば聞こえはいいが、どれも中途半端ともいえる。

とりあえず、現状では出版界への足がかりはない。
資格の方も、見通しが立たない。というか、じり貧。

しかし、何か事態が動き始めたような気がする今日この頃です。
今年初め、勝負の年にすると宣言し、鏡割りの日に今年初投稿をしました。
まあ、そっちはダメだったようですが、その後2月に投稿したコバルトで、6月号で名前を残すことが出来ました。
さらに、4月に投稿したえんため大賞では一次選考を無事に通過。

このまま突き進むのかもしれませんし、ここで終わりかもしれません。
それは、誰にもわからない。
でも、進むべき道を見極めるのは今年なんじゃないか? という思いは日に日に強くなっています。
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鉄分

2007-07-03 18:22:23 | なんでもない日々
JR中央線の三鷹、国分寺間の下り線が高架線になりました。
初日なので、どれほど見晴らしがよくなったかと思い、ずっと車窓に貼り付いていました。

松浦理論では、三鷹より西は車で移動することが自然な地区なのです。つまり、それだけ田舎ということなのです。
きっと、一戸建て住宅の向こうには、多摩丘陵が見えるんだろうな、と期待していたら、見えたのはマンション群でした。

いつの間にやら再開発が進み、ずいぶんと見苦しい街になったものです。
せめて、建物の外観だけでも統一感をもたせてくれ。
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sent from W-ZERO3

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意外や意外

2007-07-02 18:48:52 | なんでもない日々
「とりあえず、本屋」
なワタクシ松浦ですが、意外なことに池袋に通い始めて二年目にして、今日初めてジュンク堂に行って参りました。
まあ、一通り眺めたあと、本命のB1へ。
さすが乙女ロードを抱える街だけあって、そっちっぽい本のコーナーが充実しているのは気のせいか? でも、放射性元素作家になるなら、ある程度リサーチは必要だよなぁ。

まあ、でも。
「電撃」と「コバルト」がためはってる本屋っていうのも珍しいですね。
と、色々あって今日の収穫ブツです。

その一。『ハツカネズミの時間』三巻。
その二。『ひぐらしのなく頃に 解』罪滅ぼし編二巻。

以上であります。
とりあえず、ひぐらしのなく頃にには、これで封印していた一巻がようやく読めるってものです。今晩は、枕を高くして眠れそうです。
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