TONALITY OF LIFE

作曲家デビュー間近のR. I. が出会った
お気に入りの時間、空間、モノ・・・
その余韻を楽しむためのブログ

ニセコのパウダースノーを体験する

2019-01-13 21:22:20 | 旅行
晴れ間がのぞくと雪原にはゴンドラの影、行く手にはニセコアンヌプリ山の頂が姿を現した。
美しい二等辺三角形は、白いパテをへらで仕上げたかのよう。
モンブランに引けを取らないケーキのモチーフになり得ると思う。

ニセコで2度目となるスキーはヒルトンに滞在し、ホテル直結のニセコビレッジスキー場を満喫した。
プランに含まれていたリフト券がカバーするのはニセコビレッジのみ。
全山共通のリフト券だと前回滑ったニセコグラン・ヒラフスキー場やニセコHANAZONOスキー場まで足を延ばせるのだが、
ニセコビレッジのコースだけでも初心者には申し分ない。
ゴンドラに乗っては、だべさ〜エンチャンメント〜メイク・センス〜アンフォゲッダブルという初心者コースを滑り降りた。
その先はホテル方面へ戻る“ばんざい”か、スキー場の一番端を周る“クルーザー”というコースに分かれる。
クルーザーはすぐ隣に森が広がっていて落ち着いた雰囲気がいい。
人も少なめで積もったばかりの雪に最初の跡を残せる。

ニセコへはこの一年で3度リピートすることになった。
最初は昨年4月のスキー、夏もいいと言われて8月に再訪
その後移住願望まで芽生えたのとパウダースノーを体験したくて元旦に飛んだ。
“パウダー”は今やニセコの代名詞。
「powder life」というフリーマガジンがあったり、コーヒースタンドの出口に「THIS WAY OUT TO THE POWDER」と書かれていたり。
しかしながら30年来ニセコへ通い詰めているというスキーヤーから、ここ5年で雪が重くなっているという話を聞いた。
オーストラリア訛りの英語、中国語が飛び交う以前のニセコはどんなところだったのか。
それを彷彿とさせるバーがある。

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