コロナウイルスの新規感染者数が,一日当たり8万人を超える日が続いている.今回のオミクロン株は,老若男女問わずに感染する厄介なやつだという.重症化率は低いようだが,感染の勢いは留まることを知らない.
そんなわけで,ドアツードアで和束町までオートバイでひと周りしてきた.オートバイに乗るのは,2週間ぶりだ.最近は,休日に限って天気が優れず,寒い日が続いている.
和束町から三国越林道を走って,童仙房から野殿を抜けて,東屋のある展望台を目指す.今日も天気は悪く,鉛色の空模様だ.そして,寒さも厳しく,とにかく手先が冷えて辛い.それでも,雨や雪が降らずオートバイに乗れるだけ,ありがたいと思わなければならない.
東屋のある展望台にたどり着くと,分厚い雲の間から太陽の光が差してきた.そして,所々に青空も見えた.コロナ禍になってから,ここの東屋も密を避けれる絶好の場所として,食事休憩している方をよく見かけるようになった.
今日は,寒いしランチタイムでもないので,東屋には誰もいなかった.幸いにも風がないので,ベンチに腰掛けていると,冷えた体が太陽の光で少しづつ暖まっていく.しばらくの間,写真を撮ったり,のんびりして過ごす.
東屋で寒さを凌いだ後は,来た道を少し戻って,多羅尾へ抜ける.信楽の国道でたぬきを横目に走り,府道5号線で和束町へ戻ってきた.一時間も走っていないが,もうすっかり体は冷え切ってしまった.和束町を後にして,腰越峠で最後の休憩を入れる.
太陽はすっかり雲に隠れてしまった.わずかに雲の間から光が漏れているが,今日一日,昼間なのに夕方のような暗い変な天気だった.何か不安な気持ちを掻き立てられるような空模様だ.トンガでは大きな噴火が起きたし,国内でも大きな地震が全国で相次いでいる.
そして,コロナウイルスの第6波は,今まさにピークへと向かっている.こんなときに大きな自然災害が起きないことを願う.もう1月が終わるが,日本人にとっての春はまだかなり先のように思われる.
寒い日は,ネガティブになってしまうのでよくない.
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