熊野の山間部を走って肌寒くなってしまったら、山を下りてきて七里御浜海岸へ行けばいい.海岸へ着いてしばらく経つと、上着を着ていられないほどに、体中がぽかぽかしてきて、暖かいというよりむしろ暑いくらいだ.
11月にもなると、七里御浜海岸で遊ぶ人の数は少なくなるけど、皆半袖姿で楽しそうに動き回っている.関東出身で山沿いばかりを走り回っていた自分からすると、11月で半袖姿というのは信じ難い光景だ.
みんな楽しそうに海岸の足元に熱中している.貝殻やシー玉でも集めているのだろうか.そういえば、七里御浜海岸では、ライダーの姿をほとんど見たことがない.おそらく、獅子岩を遠目に眺めただけで満足してしまうのかもしれない.
自分はいつからこんなにも七里御浜海岸に降り立つようになったのか、あまり覚えていない.それにしても、11月とは思ないほどの暖かな陽気と景色に、体だけでなく心までもが軽くなる.いつまでも眺めていたくなる、青空の七里御浜海岸だった.
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます