Velo-city

"It never gets easier, you just go faster."

シーズンの到来(山間部における乳酸閾値のデータ検収)

2008年03月08日 | 1級、2級山岳
土曜日。スパムまがいのメールに過敏に反応した4人の漢達とヤビリングしてきました。

個人的に夜の稽古に渋谷にいきたかったので、私だけ車を早朝走らせ七沢温泉まで先行。車をデポ後、横浜方面に引き返し自走で川崎からあがってきた4人を迎撃する。



左上(集合場所の上瀬谷の野原)
左下(往路は追い風、快調にヤビツへ向かう)
そしてヤビツ前の善波峠
…ここでは○クボ先生が早いアタックをしかけ、鰤、ニャロメが協力して追撃する。ニャロメが○クボ先生を補足、と同時にサクゾウがオーバーテイク、にゃろ~と更に抜き返して善波峠は頂いた。
今回のヤビリングは一気に登らず、そのかわり蓑毛バス停、菜の花台、頂上に山岳賞を設け各自その区間で全力をつくすことにした。
蓑毛の山岳賞は早めの逃げがきまりにゃろめがイタダキ!
バス停に正しいビーグル犬が(右上)
「自爆テロ犬」と命名。

体に万国共通の坂のきつさを現す勾配単位、 “1 M (Minoge)”を染み込ませる鰤氏。(左下)

蓑毛のロングストレートで足をつかってしまったので、菜の花台の山岳賞は諦める。
またもOクボ氏がアーリーブレイク(あっという間に視界から消えた)、それをさくぞう氏が追尾。私は蓑毛くらいの斜度はパワーで登れるので好きですが、この後控える4~5%の緩斜面の15km/h巡航が非常に苦手です。いつもこの区間でちぎれます。
菜の花台はさくぞう氏がゲット!



頂上へ向け、またも、またも、○クボ氏がアーリーブレイク。おいかけるとあっというまに乳酸閾値を越えお尻に乳酸がたまってしまうので、途中まで先行させ、タイミングよく一緒にはしることになった他のライダーをペースメーカーにして、まだ雪の残る頂上の山岳賞も頂いた(ヒルクライムは気合でなく、リズムが大切だと実感しました。他のライダーを目標にして、今回だけはたまたまリズムよく刻めました。)

この後雑誌「自転車人」の取材をラッキーにも受け、裏ヤビツを下り、いわなの丸焼き、山菜てんぷらそばで補給し、車をとめた七沢温泉に向かう。



七沢着がもう3時。これでは5時の稽古がぎりぎりになってしまうので、今週の稽古はサボることにする。m(_ _)m

これから川崎まで55km、伴走車と自転車軍団の競争です。
100km/h走ったところで、PWD氏がレース棄権を宣言。ゼッケンをはがされ、助手席の人となりました。
ですが、リタイアしたこの人、自転車から解放されると突然鬼コーチになり、助手席のガラス窓を下げて、
「おらおらーっ。もっと上げる!クルクルまわす!」
と、発破をかけています。
ドライバーのニャロメも自転車にクラクションをがんがん鳴らすチャンスはあまりないので、ここぞとばかり「ププーップープーップップ」と乱射しました。

厚木~川崎はずっと下の道を通ったのですが、車がゴールに到着した15分後に自転車隊も到着しました。おそるべし、160km走る自転車のペースではないです。復路はさくぞうさんの後方で終始鰤さんの悲鳴が聞こえていたそうです。

宴の後、IS○YAでまったりしていたらblogのネタにして頂きました。たしかに自転車はいいなぁ、と思います。ほのぼの。

というわけで、いろいろ取材されたおじさんたち+若者の一日でした。