謹賀新年
今年もよろしくお願い致します。

朝5時に家を出ると、国道16号線を北上するローディが。100%箱根隊だと確信して、声をかけます。
「大手町にいって、箱根ですね?」
SSRのYukiさんでした。
Yukiさんを田町まで配達します。

大手町出発は7時ちょうど。
六郷手前で警察の車両が道路の左側に止まっています。
警察車両がウインカーを出さずに動き出しました。
先頭がブレーキ。
次の瞬間、人間が後ろ二人乗っかってきました。(汗)
尻を激しく路面に打ちつけます。

ほんまぁさんのダメージ
フレームに凸凹、アルミ製ハンドルバーのエアロ化。ホイールの振れ自由化。
→これで箱根頂上まで行きました。

ニャロメのダメージ
シートステーの塗装ガァァァッツ!
クリアコートの分厚い塗装がはがれました。これはクリアテープで誤魔化しましょう。(ノД`)シクシク
BKさんはDNF
BKさんの気持ちまで箱根に届けなくては
落車事故もあり、10分ほど時間をロスします。鶴見中継所で合流予定のみなさんは先に行ってしまいました。
遅れを取り戻すために、ペースはやめで西へ、西へ。湘南海岸に出ると、長い列車ができます。20人くらいいたんじゃないでしょうか?4年前には、ほとんど一人で箱根に行ったのに、ここ数年で自転車の数が増えました。
大磯のコンビニでさくぞう先生とH内さんを除き先発隊をとらえます。一通り挨拶をして、再スタート。
そして、酒匂川手前で、シフトに違和感が。
ん??まずい。この感覚は!
ップツリ
し、シフトケーブルがぁぁぁぁ!!!

カンパになりました。

34-11T以上ギアが軽くなりません。アウターでいうと、50-15T換算です。
これで箱根を登れるでしょうか。登れるのか?
平地を38km/hで巡航するときに使用するギアです。
行けるのか?
まずは、再集合場所でもある風祭のローソンへ。以前同じトラブルを経験している、テクニカルディレクターさくぞう先生の助言に一縷の望みをかけます。しかし、先を急いでいたのか、私はケーブル切れ現場にワイヤーを置き忘れてきていました。同じ対処法を講じようにも、引っ張るワイヤーがなければ講じる方策もなし。
嗚呼、涙のリタイヤか
ここでテクニカルディレクターさくぞう。じっとリアディレイラーの構造を見ています。
「ここが引っ張られていればいいんだよな。」
「ということは、こことそこをつなげて引っ張ればいいんだよな」
ブツブツ。ブツブツ。
「あ!おれタイラップ持っていたぞ」
「うまくいくかも」

「外れないように、交差結びしておこう♪」

スゲー
構造体の仕組みを見抜く
↓
解決策を即席で考える
↓
必要な道具を携帯している
↓
やってみる
この一連の所作を、5分くらいでやってしまいました。
拝啓敬具
神様仏様さくぞう様
今年はその処理能力を目標に仕事に打ち込んでいきたいと思います。

ニャロメさんなら、ローから三段目で、大丈夫でしょー!
・・・と言ったかどうかは知りませんが、34-21Tで登ることになりました。
ヤビツでさえ34-23Tでギリギリなのに、21Tですか・・・24Tにしておけばよかった。これが今日第三のドラマの導火線となります。
さ、湯本から登坂開始。
下の方のゆるい勾配なら、大丈夫。
しかし、塔の沢の登り始めで、すぎちゃん、さくぞうさん、ヤスローなど後続にズバズバ抜かれます。ギアがないので刻むことにします。実は、平地で頑張りすぎたのか、湯本でもう足に「ピキッ」という予兆が来ていたのです。普段ならば足がつったら軽いギアでくるくる逃げられるのですが、今日はシングル。踏みこんでいくしかありません。つ、つらい。

大平台で休憩のへたれマスクマン2人。
ストレッチをしながら休憩していると、isoさん、muraさん、mayuさんらにもじゃんじゃん抜かれます。とうとうグルペットへ。
つ、つらい。
同行するエル・マスクマンIIもビニール製のマスクがかなり辛そうです。顔から湯気を出しています。また、二人とも自転車とは何ら関係ない大道具を背中にせおっているので、さらに重そうです。
ニャロ「観客がいないところは、思い切りへたりましょう」
okachan「大声援ゾーンは、空元気だして行きましょう!」
宮の下から上は例年にもまして鈴なりの観客の列が。
「マスクマーン!」
「ショッカーだ!ヒー!」
「ヒー!」
容赦ない声援と励ましの声だけを頼りに、シャクトリ虫のように進んでいきます。
つ、つらい。
さて、先頭はもう5区に入っているはず。今年は逃げ切れるのか?
ラジオやワンセグで中継を聞いている沿道の観客に、先頭の位置を聞きましょう。
ニャロ「すいませ~ん。今先頭どこ走っていますか?」
若者「あ!ショッカーだ!!ショッカーが走っている!!」
ニャロ「答えてくださいよー。今どこ走っていますか?先頭。」
若者「ショッカーだ!ヒー!!」
・・・かみ合いませんでした。
okachan「すいませ~ん。今先頭どこ走っていますか?」
女性「今ですか?今 明治です。」
ニャロ+okachan「順位じゃない!今どこ走っているの!」
女性「あ、ごめんなさい・・・今塔の沢です。」
ごめんなさい。大人げない反応をしてしまいました。m(_ _)m
マスク二人に突然声かけられても、こまりますよね。
ユネッサン手前のコンビニで、たまらず二回目の休憩。
ストレッチをします。
ここでリタイヤしてぇ~と弱音をこぼします。
内またを伸ばすために、開脚をしようとすると・・・
外股が攣りました
前屈して足の裏側を伸ばそうとすると・・・
腿が攣りました。
360度全方向攣りましたwww

ここで全行程のデータを晒します。史上最低のヒルクライムの原因を突き止めました。
紫がトルク、黄色がパワー、青が時速です。
要するに山に入ってから常にトルクがパワーを上回っているわけです。普段トルクがパワーを上回るのは、激坂、もしくは斜面でパワーをかけた時だけ。
これを後で見て足が360度攣るのもむべなるかな、と納得しました。
恵明学園を過ぎれば、あとちょっと。ヘリコプターの音もまだそんなに近くない。どうやら食われることはなさそうです。山頂まであと2km、時速8kmでたらたら走っていると、
okachan「トレインができていますよ」
時速8kmなのに4両列車ができていましたwww
そして、ほうほうの体で登りきりました。ここから一度下って、仲間の待つ国道最高地点へ・・・
ここで、冒頭の絵のシーンになるわけです。
もう一度

両側を埋め尽くす観客
スピードを出して下り始めると歓声がわく
両手をあげて声援にこたえると、地鳴りのような声援が!!!
恍惚として珍走行為をしめくくらせていただきました。
大人げないけど、味をしめてしまいました。
山頂では仏陀に変身したりで、楽しませていただきました。ただ、あまりに疲弊していたので、写真は一枚もとっていません。
みなさんと挨拶をして、駅伝ランナーを応援して、終了。
帰りの渋滞はひどい+寒いですね。次回は足柄幹線林道か金時林道で帰りますか。
湯本のかっぱ天国でひと風呂+ミニ宴会。帰宅後翌日の自宅謹慎宣言をして就寝したのであります。新年早々疲れました。でも走りきってよかった!
今年もよろしくお願い致します。

朝5時に家を出ると、国道16号線を北上するローディが。100%箱根隊だと確信して、声をかけます。
「大手町にいって、箱根ですね?」
SSRのYukiさんでした。
Yukiさんを田町まで配達します。

大手町出発は7時ちょうど。
六郷手前で警察の車両が道路の左側に止まっています。
警察車両がウインカーを出さずに動き出しました。
先頭がブレーキ。
次の瞬間、人間が後ろ二人乗っかってきました。(汗)
尻を激しく路面に打ちつけます。

ほんまぁさんのダメージ
フレームに凸凹、アルミ製ハンドルバーのエアロ化。ホイールの振れ自由化。
→これで箱根頂上まで行きました。

ニャロメのダメージ
シートステーの塗装ガァァァッツ!
クリアコートの分厚い塗装がはがれました。これはクリアテープで誤魔化しましょう。(ノД`)シクシク
BKさんはDNF
BKさんの気持ちまで箱根に届けなくては
落車事故もあり、10分ほど時間をロスします。鶴見中継所で合流予定のみなさんは先に行ってしまいました。
遅れを取り戻すために、ペースはやめで西へ、西へ。湘南海岸に出ると、長い列車ができます。20人くらいいたんじゃないでしょうか?4年前には、ほとんど一人で箱根に行ったのに、ここ数年で自転車の数が増えました。
大磯のコンビニでさくぞう先生とH内さんを除き先発隊をとらえます。一通り挨拶をして、再スタート。
そして、酒匂川手前で、シフトに違和感が。
ん??まずい。この感覚は!
ップツリ
し、シフトケーブルがぁぁぁぁ!!!

カンパになりました。

34-11T以上ギアが軽くなりません。アウターでいうと、50-15T換算です。
これで箱根を登れるでしょうか。登れるのか?
平地を38km/hで巡航するときに使用するギアです。
行けるのか?
まずは、再集合場所でもある風祭のローソンへ。以前同じトラブルを経験している、テクニカルディレクターさくぞう先生の助言に一縷の望みをかけます。しかし、先を急いでいたのか、私はケーブル切れ現場にワイヤーを置き忘れてきていました。同じ対処法を講じようにも、引っ張るワイヤーがなければ講じる方策もなし。
嗚呼、涙のリタイヤか
ここでテクニカルディレクターさくぞう。じっとリアディレイラーの構造を見ています。
「ここが引っ張られていればいいんだよな。」
「ということは、こことそこをつなげて引っ張ればいいんだよな」
ブツブツ。ブツブツ。
「あ!おれタイラップ持っていたぞ」
「うまくいくかも」

「外れないように、交差結びしておこう♪」

スゲー
構造体の仕組みを見抜く
↓
解決策を即席で考える
↓
必要な道具を携帯している
↓
やってみる
この一連の所作を、5分くらいでやってしまいました。
拝啓敬具
神様仏様さくぞう様
今年はその処理能力を目標に仕事に打ち込んでいきたいと思います。

ニャロメさんなら、ローから三段目で、大丈夫でしょー!
・・・と言ったかどうかは知りませんが、34-21Tで登ることになりました。
ヤビツでさえ34-23Tでギリギリなのに、21Tですか・・・24Tにしておけばよかった。これが今日第三のドラマの導火線となります。
さ、湯本から登坂開始。
下の方のゆるい勾配なら、大丈夫。
しかし、塔の沢の登り始めで、すぎちゃん、さくぞうさん、ヤスローなど後続にズバズバ抜かれます。ギアがないので刻むことにします。実は、平地で頑張りすぎたのか、湯本でもう足に「ピキッ」という予兆が来ていたのです。普段ならば足がつったら軽いギアでくるくる逃げられるのですが、今日はシングル。踏みこんでいくしかありません。つ、つらい。

大平台で休憩のへたれマスクマン2人。
ストレッチをしながら休憩していると、isoさん、muraさん、mayuさんらにもじゃんじゃん抜かれます。とうとうグルペットへ。
つ、つらい。
同行するエル・マスクマンIIもビニール製のマスクがかなり辛そうです。顔から湯気を出しています。また、二人とも自転車とは何ら関係ない大道具を背中にせおっているので、さらに重そうです。
ニャロ「観客がいないところは、思い切りへたりましょう」
okachan「大声援ゾーンは、空元気だして行きましょう!」
宮の下から上は例年にもまして鈴なりの観客の列が。
「マスクマーン!」
「ショッカーだ!ヒー!」
「ヒー!」
容赦ない声援と励ましの声だけを頼りに、シャクトリ虫のように進んでいきます。
つ、つらい。
さて、先頭はもう5区に入っているはず。今年は逃げ切れるのか?
ラジオやワンセグで中継を聞いている沿道の観客に、先頭の位置を聞きましょう。
ニャロ「すいませ~ん。今先頭どこ走っていますか?」
若者「あ!ショッカーだ!!ショッカーが走っている!!」
ニャロ「答えてくださいよー。今どこ走っていますか?先頭。」
若者「ショッカーだ!ヒー!!」
・・・かみ合いませんでした。
okachan「すいませ~ん。今先頭どこ走っていますか?」
女性「今ですか?今 明治です。」
ニャロ+okachan「順位じゃない!今どこ走っているの!」
女性「あ、ごめんなさい・・・今塔の沢です。」
ごめんなさい。大人げない反応をしてしまいました。m(_ _)m
マスク二人に突然声かけられても、こまりますよね。
ユネッサン手前のコンビニで、たまらず二回目の休憩。
ストレッチをします。
ここでリタイヤしてぇ~と弱音をこぼします。
内またを伸ばすために、開脚をしようとすると・・・
外股が攣りました
前屈して足の裏側を伸ばそうとすると・・・
腿が攣りました。
360度全方向攣りましたwww

ここで全行程のデータを晒します。史上最低のヒルクライムの原因を突き止めました。
紫がトルク、黄色がパワー、青が時速です。
要するに山に入ってから常にトルクがパワーを上回っているわけです。普段トルクがパワーを上回るのは、激坂、もしくは斜面でパワーをかけた時だけ。
これを後で見て足が360度攣るのもむべなるかな、と納得しました。
恵明学園を過ぎれば、あとちょっと。ヘリコプターの音もまだそんなに近くない。どうやら食われることはなさそうです。山頂まであと2km、時速8kmでたらたら走っていると、
okachan「トレインができていますよ」
時速8kmなのに4両列車ができていましたwww
そして、ほうほうの体で登りきりました。ここから一度下って、仲間の待つ国道最高地点へ・・・
ここで、冒頭の絵のシーンになるわけです。
もう一度

両側を埋め尽くす観客
スピードを出して下り始めると歓声がわく
両手をあげて声援にこたえると、地鳴りのような声援が!!!
恍惚として珍走行為をしめくくらせていただきました。
大人げないけど、味をしめてしまいました。
山頂では仏陀に変身したりで、楽しませていただきました。ただ、あまりに疲弊していたので、写真は一枚もとっていません。
みなさんと挨拶をして、駅伝ランナーを応援して、終了。
帰りの渋滞はひどい+寒いですね。次回は足柄幹線林道か金時林道で帰りますか。
湯本のかっぱ天国でひと風呂+ミニ宴会。帰宅後翌日の自宅謹慎宣言をして就寝したのであります。新年早々疲れました。でも走りきってよかった!