2008年盛夏
この日、オホーツク沿いの空には雲ひとつなかった。
最果てのオホーツク沿いルート。
この道はいつも横風が吹いている。
+++++++++++++++++++++++++++++
以下、愚察ながら
チーム練をしていて千切り合いになると、千切れが発生した瞬間に集団のペースががくっと落ちてしまう。
前の人はギャップができたのに安心してペースを落とし、後ろは失意のままペースを落とす。
せっかく高強度の練習をしていても、そうなってしまってはお互いのためにならない。
チームで千切り合い→ペースが落ちる→全体の仕事量がおちる→練習効果減
実際のレースで、中切れが発生したときに集団のペースはがくっと落ちるか?逆にペースはあがるかもしれない。実際のレースで、信号救済もないし。
一方、ISOYA練にありがちな、先頭固定練:
先頭がんばる。→カツヲ*頑張る→カツヲすげぇ。カツヲ無双→カツヲくたばる→翌日つかれて練習できない→練習量減
一発一発の練習強度が高くても、翌日練習できなければトータルの練習量はさがってしまうのではないだろうか?
(*本文中の名前は実在の人物とは関係ありません)
というわけで、以下のような練習がいいのではないかと今日提案してみた。
①先頭はいつものように頑張る。
②なるべく全員が先頭交代に参加する。5秒でも、50秒でもいいから。
③追い込むが、千切り合い一歩手前ギリギリの強度で。全開で前を牽いているけど、後ろからのアタックには反応できる、くらいの残量。
④後ろはくらいつく
これをやると、先頭固定42km練と違って、次々と新手が繰り出され、結果的に「いつまでたっても45km練」になります。
しかも後ろにいてもアヘアへできて効果ばつぐん。また、後ろで回復できるから○
先頭頑張る→すぐ交代する→後ろにさがってもペースが高いからまどろまない→全体の負荷があがる、だが先頭だけ疲弊するわけではない→練習おわっても空っぽにはならない→翌日乗れる→練習増→ウマー
ということにはならないだろうか?
~閑話休題~
さて、またしても何の変哲もない練習日記
おまけに今回は写真もないときた。(というわけで北海道の写真でちょろまかした。)
2月5日
復帰後初ヤビツ練
ノリック練に同乗のつもりで家をでるも、10分ほど遅刻気味。それでも246大和トンネルへ先回りはできるかな?というくらいの時間に246に到着。
さて、携帯でも・・・
「ぬ」
「ぬぁい!」
「携帯がないよ~ん。」
どうやら途中で落としたみたいです。
踵を返して落下音の記憶がある地点まで、10kmTT。
道端にポテリと落ちていました。ホッ。
これでT芝トレインからは出遅れてしまいました。後で聞いた話によると、ミポ、とも、○○さんのJPT三人衆に牽引された高速列車はものすごい勢いでヤビツをかえあがっていったそうです。名古木から32分台ってなんですかぁぁぁぁ。
後述のように私のヤビツタイムは散々。ご迷惑をかけないようにと、ケータイ君が慮って俺のポケットから「えいやっ」っと投身したのですね。今になって思えば。
今日のヤビツは流し。とりあえず登れる膝かどうかの確認。目標は260Wくらいで。
タイムアタックしないでいいので、蓑毛までは楽ちん。蓑毛から上で徐々にペースアップできればしていこうと考えていました。
蓑毛までは楽ちん楽ちん
バス停通過・・・14:00 orz
そりゃ~楽ちんなわけですよ。
この後ツンさんとすれ違う。
さあ、ここからペースアップ・・・260W から280Wへ・・・しかし
閉 店 の お し ら せ
心拍は170台で安定しているのに、全然出力があがりません。
思えばこの冬、怪我をする前から、20 min x 2を全然やっていません。できていません。260W × 2を家でやっていないのに、ヤビツにきてできるわけないですよね。
練習でやっていないことは、本番でもできない!という現状確認でした。
ヤビツ
44:00
Ave 258W
Ave 170 bpm (流しているとはいえんな~)
前のエントリーでも書きましたが、膝痛軽減のため今日の左足クリートは外側にオフセットしてセッティング。これは短時間はいいかもしれませんが、100km以上走ると、いろいろなところでアライメント障害がでてきます。やっぱり、極端な左右非対称はだめですね。
というわけで、帰路は完全に垂れました。平地でも向かい風が酷く、30kmを割ってしまいます。チーム練に遅刻して本当によかった♪町田のモンベルで黄色クリートに変えて帰宅。うん。膝の入りがまっすぐになって、遊びができていい感じ。
1時に帰宅して、プロテインgkgkしてから、嫁とららぽデート。映画をみたのですが、上映中ずっと膝をアイシングしておりました。いいですよ、アイシング。これは病みつきになりそう。
2月6日
復帰後2回目ISOYA朝練
前日のプロテインの御蔭で疲労感はゼロ。アイシングも聞いて、膝もいた・・・いや、ツボを押すとまだピキッといたい。でも一週間前と比べれば雲泥の感あり。
ISOYA到着はまたも遅刻。なかば確信犯的に第一集団追走ITTを始める。しかし今日はカツヲ牽引の第一集団。40オーバーでも追いつく保証はないかも・・・大師で第3集団、大師橋で第2集団に追いつく。橋を越えても第一集団は見えない。大鳥居でかろうじて地平線の向こうにちらっと見えた。ここからさらにペースをあげて、道交法をゴニョゴニョして大森で集団に追いついた。
追走区間
Distance, km 4.14
Average Speed, kph 33.8
Average Power, Watts 295
Normalized Power 362
うーん。昨日のヤビツの258Wはなんだったのか。
集団においついてからは、カツヲと一緒に遊ぶ。
大森海岸 信号to信号
Distance, km 1.16
Average Speed, kph 49.53 (←キツァー!)
Average Heart Rate 182
Average Power, Watts 421
Maximum Power, Watts 727
Normalized Power 461
Max Speed, kph 53.98
先週の50kmチャレンジは、500m持たずに爆発、最高速も50kmだったので、一週間でやや改善。
TTバイクなのでインチキっぽいですけど。
五反田(929W)は早駆けをO沼さんにマークされ撃墜された。麻布(972W)は早めにもがいてギャップを作って逃げ切り。この後皇居を一周流して終了。
往路は・・・この記事の冒頭で書いたような練習をして終了。
さあ、午後はローラーの上でたまりにたまった仕事を片付けよう。本を読んで試験勉強するだけの簡単な仕事だ。以外とローラーの上ってなんでもできるのよねー。