『チチブーチチブーチチブー』とヒガラのさえずる奥秩父雲取山。
百名山チビ登山に行って参りました。雲取山は4歳9ヶ月にして3回目、夏、秋と登って今回は春山登山。繁殖期を迎えた小鳥の大合唱、眩しすぎる新緑、稜線に出れば標高1700m以上の天空のお散歩、山全体の生命の息吹きを感じられる大満足の二日間でした。
参加メンバーはチビ太親子、うえだっち親子、鮎太郎さん、そして林道太郎さんの六名。特にチビ登山の岳友(←いい言葉だね)であるそーま兄(五歳)は今までの獲得標高最高500mを一気に三倍近く更新する、素晴らしい頑張りでした。何度登っても子供たちの努力に涙腺崩壊です。
uedacci親子のヤマレコ記事はこちら
朝九時から夕方五時まで延々と山を歩いて7時間、14キロ、約1500メートル上昇。
二日間のトータルは:
移動時間 11:14:55
移動距離 23.49 km
平均心拍 91
獲得標高 1,974m
・・でした
登山口から堂所までは森の中を緩やかに登る。途中貴重な一人静の群生を見つけて喜んだり、ヒガラやツツドリのさえずりをリアルに聞いて大喜び。
小袖乗り越えに駐車して登り始めます
緩やかな登り道は(長いけど)チビ登山にはぴったり。
祠を前に、登山の安全を祈念します。
ハイカーに教えてもらわなかったら気付かなかった、一人静の群生
眉掃草とも言います。かわいいね。
エゾハルゼミはまだ鳴き始めていませんでした。小鳥や花にに詳しくなると登山は更に奥深くなるね!
標高1500m近くでは山ツツジも満開でした。
まだまだ水場の手前。この先は長い。
水場についた。山のお水は美味しいね。
二回目の休憩。30分置き。
鹿を叱る
巻道はほんと長い
雲取山登山で一番大変なのは中盤戦、堂所~マムシ岩~巻き道~ブナ坂。しかしちびっこギャングは百近くある小鳥小屋探しと競り合いに夢中(笑)、ややもすると単調なこの区間を何とかクリア、約束の2時半前にブナ坂到着、ここで鷹ノ巣山コースという変態ルートで大回りしてきた林道太郎と合流。
暖かい味噌汁を二人分飲んで元気を取り戻す
二人ともキャッキャ言いながら気持ちのよい稜線を歩いて行きます。雲取山登山のハイライトは正にブナ坂からの稜線歩き、泣き言ひとつなく楽しそうに登っていきます、休憩は多目ですが。
前方にダンシングツリーが見えてきた
倒木を拾って『どっしんモンスター』と命名。どっしーんどっしーんいいながら歩いていました(意味不明)
『どっしんモンスター』と別れづらかったらしく、横浜の自宅まで持って帰る羽目に。捨てようとしたら無茶苦茶怒られた。
小雲取山が近づくと次々に惚れ惚れするような急登が登場しますが、ゴールが近いという期待感を煽って騙す騙す。
小雲取山直下
子供は急登こそ軽い体重を生かして登って行く
親子二人だと絶対泣き言言っていますが、今回は男だらけの登山、男子はこういうところで鍛えられるのですねw
実に頼もしい
山頂が近付くと、勝手知ったるチビ太がうえだっちさんのガイド役に
岳友と手を携えて。かわいいね。
だいぶ時間が押して四時になってしまいましたが、雲取山2016?mに到着!うえだっちパパは子供の頑張りにウルってましたw
そしてまさか、三角点までダッシュするとはね、日頃の坂道ダッシュとはわけが違う。
やりました~!ってそれは指揮者の棒かね。
最大級にイイ子♪イイ子♪
拍手の中ゴールw
このあとは30分下って赤い屋根が見えたら勝手知ったる雲取山荘、すっかり顔馴染み常連客のチビ太は館内を縦横無尽に走り回っておりました。
おれの宿w
山荘についたら何故か宇宙服に着替えているし
大人一人前を平らげ
星空と夜景を堪能して夜消灯は8時、三秒で就寝(笑)
GW中の大混雑を覚悟していましたが、翌日平日とあって相部屋を回避できました。来年もGW中の平日狙いだな。
翌日は晴天!
雲取山荘は行くと必ず年賀状を送っていただけるのです。今年は何通頂けるかな?
バイカオウレン
雲取山荘からの登り返し。前回は氷点下近かったけど。
前日とは打って変わり、富士山も見えました
空が広いな~
何度来ても飽きないや
さあ、後は下りですよ
ママに電話したいけど、まだ起きてないよね
極上の稜線歩きを楽しむ
傍らに、富士山
雲取山登山のハイライト
親バカ二人が、子供達の足をとめて写真をとってばかりいるので、次第に子供達が写真嫌いになりはじめました。特にソーマ兄さんw
下りは巻道をまかず、七つ石山に登り返して昼ごはんにします、急登りで少し後悔
この山のおかげで二日間の獲得標高は2000mに
ソーマ兄さんの口癖『はーいはい』がこの二日間でチビ太に伝染りましたw。『ハイは一回でイイだろぉぉぉぉ!』
ふりかえると雲取山が
たどって来た道を眺めながら食べるお弁当は美味しいね
七つ石だけあって奇岩が多い
七つ石小屋前の水場にて
七つ石小屋の運営に関して、なんかモニョモニョあったらしいですね。村営になって再出発とか。
下りとはいえ5時間半の長丁場。体重の重い大人は膝を完全に破壊されてしまいました。
新緑に癒されながら
祠にもどってきました。旅の安全に感謝
最後の休憩は通称『幽霊小屋』で
やっと下山。本当に長い長い長い長いコースです。
大変よく頑張りました。
この思い出は宝物です。
最新の画像[もっと見る]
-
小学校五年生ヤビツヒルクライム 出た~40分切り!ラストは火事場のクソ💪 3年前
-
小学校五年生ヤビツヒルクライム 出た~40分切り!ラストは火事場のクソ💪 3年前
-
小学校五年生ヤビツヒルクライム 出た~40分切り!ラストは火事場のクソ💪 3年前
-
小学校五年生ヤビツヒルクライム 出た~40分切り!ラストは火事場のクソ💪 3年前
-
小学校五年生ヤビツヒルクライム 出た~40分切り!ラストは火事場のクソ💪 3年前
-
小学校五年生ヤビツヒルクライム 出た~40分切り!ラストは火事場のクソ💪 3年前
-
小学校五年生ヤビツヒルクライム 出た~40分切り!ラストは火事場のクソ💪 3年前
-
小学校五年生ヤビツヒルクライム 出た~40分切り!ラストは火事場のクソ💪 3年前
-
小学校五年生ヤビツヒルクライム 出た~40分切り!ラストは火事場のクソ💪 3年前
-
小学校五年生ヤビツヒルクライム 出た~40分切り!ラストは火事場のクソ💪 3年前
成長速度の速さに驚かされました。
来年あたりは金峰山にでも登頂してそうな勢い。。。
僕も大昔、小1の頃登ったことがあるのですがあまりのきつさに途中で下山したのを覚えています。
体重が軽いので、煽てと耐久力があればなんとか・・・かと思います。他にも大人がいたり、競り合う友達とかの存在が大きいですね。父子の二人で登ると序盤から不満たらたらですよw 特にママなんていたら甘えっぱなし、そもそも家を出ないと思います。
頑張りは社会的営みの産物なんだな、と考えたりして。
雲取山は頂上の景色が最高なので、その味をしめたチビ太は何度のぼっても山頂のご褒美を楽しみに我慢できるかもしれず。
それにしても大人は疲れました。なんであんなに元気なんだろw