おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

ラジオの時間。その4。

2011-07-29 13:54:20 | おじたん。的便宜耳机評論。
ELPAのER-21T-Nってモデルをポチっと発注。しばらくして到着…。

ここ1ヶ月弱で3台もラジオを買うなんて…。お一人様1台限り…なご時世だと言うのに何をやってんだか…。

実は、先に記事にしたRAD-S512Nってのを購入したのがイレギュラーだったんである。そもそも、お目当て、本命、本筋…だったラジオはELPAの方。

ところが…全く見掛けなくなってしまったんである。このモデルに限らず、ELPAブランドのラジオが壊滅状態で、量販店に無ければホームセンターで…って感じでゴロゴロしていたのに、そこにすら無い…。他メーカーの品揃えは震災の影響から立ち直った感じなのだが、ELPAブランドだけが無いんである。おおよそ、ラジオ好きでも手を出さないだろう…って感じのモデルすら置いてないし、ぶら下がってもいないのだ…。

んで…ネットで買えば…って事で探すと、法外な値段だったり、在庫無しだったりで諦め、それでも辛抱ならずにRAD-S512Nを手にレジへ向かっちゃったんである…。

先週あたりからようやく適正らしい価格で在庫が出るようになったみたいなので、Amazonでポチっと出来た。

まだ使い込んでもいないので、詳しいインプレは後日とするが…イイ感じ。別段、新製品でもなく、幾年か前から評判にはなっていたし、そろそろ新しいモデルが…なんて声も聞かれるラジオなので、目新しさは無いけどね。

…あたかも某巨大掲示板のスレタイみたいなモデルが揃ってしまったが…イケナイ沼にハマると言うことはこういう事なんだな…きっと。

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MDおしまい…。

2011-07-11 13:43:48 | おじたん。的便宜耳机評論。
9月に終わるのはHi-MDだけかと思ったら…普通のMDはとっくに終わってたんだな…。

メディアは普通に買えるみたいだが…そう言えば、ポータブルの本体が売られているのを見ていないな…。

そろそろ潮時を迎えるんじゃなかろうか…な、ミレニアムな頃にMDデビューしたので、その歴史の半分ちょいしか付き合いは無いのだが…家電量販店に勤務して何一つ判らなかった分野がMDだったなぁ…。

…あまりに判らないので、再生専用機と録再可能機を購入して、現在に至るんだけれども…あの頃はもうシリコン・オーディオも世に出ていたが、あまり質の高いモノは無かったと記憶している。

そうしたワケで、通勤の友…としても使っていたし…でもどちらかと言えばCDの方が持ち出す事は多かったかな…。

電車の中でCDを取り替える…なんてのが、そろそろ恥ずかしい感じにはなってもいたと思うのだが…今じゃMDを取り替えてる人も見掛けなくなったワケでね…。

写真はウチじゃ現役の再生機と初めて買ったMDのメディア…。

なんせ、いきなり再生機を買っただけ…なので、再生するメディアを1枚も持っておらず、聴くに聴けない。んで、そっち担当の販売員に相談すると…CDみたいな感じでメディアが売っていたハズ…と、教えられた。

結局、ソフトを扱っている大きな量販店で探したら、これと他に1枚しか見つからず、どちらも買って帰った。もう1枚はマライア・キャリーだったかなぁ…。

録再機を買ってからは、自分でCDからMDにメディアを換えて…って事が出来る様になったので、こうしたソフトを購入する事も無くなったのだけれど、まだ売られているのかなぁ…。あの頃すでに見掛けるのもキツかったのだから、キビシイんだろうけど…。

…ま、買ったのはポータブル機だけなので、デッキとかコンポなんかにゃ未だに憧れるんだよね…。

そうこうしているウチに、消えてしまうワケだから…うーん…。もったいない感じはするんだけれどねぇ…。
使う人がいなければ、惜しいもへったくれもないか…。

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タダでいろいろとしあわせ…。その2。

2011-07-06 01:36:21 | おじたん。的便宜耳机評論。
じわじわと増えていくんだが…。

今回はKENWOODのDAP『MG-G508』に付いてきたカナル型ヘッドホン。

まぁ、オマケなので要らない…って事で頂いたが…オマケにしておくにはもったいない音が出ている。
正しく評価するにはもうちょっと使い込まないと…って感じだが、使い込みたくなる音は出ている。

ま、既にお気に入りのヘッドホンだのイヤホンだのを持っていると、オマケは余ってしまうし、使い道も無いんで、こうした処遇も珍しく無いが、最近のオマケはバカに出来ない性能を秘めていたりするから頂ける方としてはありがたい…。

一見、普通の…と思ったんだが、ポートが楕円形で、そのポートがメッシュでふさがれている。こうしたところは紙とか貼ったり、スポンジで埋めたり…穴あいたまんま…なんてのが常であったんだが、細かいところにイイ仕事しちゃっているんである…。

肝心な音は…素直に誇張の少ない感じで出ていると思う。本体に合わせてあるんだと思うが、イヤな感じがしないので使い込んでみたくなったんである。多少、しゃりしゃりとした感じがするが…低音も嫌みが無いし、ボーカルも普通にキレイだし、高音の伸びも悪くない。

やたらと長いケーブルなので、FMのアンテナでも兼ねているのかと思ったんだが、本体にはFM受信する機能は付いていないと言う。プラグは金メッキ仕様のL字型だが、特にデザインされたものではないみたいで、オマケ…って感じ。本体のデザインとはマッチしないんじゃなかろうか…。

前回の頂き物、ソニエリのカナル型もまだ使い込んでいないんだが…音質はあっちの方が上って感じ。それもまぁ低音の出方が豊富過ぎるきらいがあるためで、好みで言えばこっちの方が好きだな…。

…似たような大きさ、似たような形…でも、結構出てくる音が違ってもいて、バランス良く…ってのは少ない。
そうした中では、イイ感じにバランスが取れていると思う。ドンシャリ…って感じでも無いし、物足りなさ…に我慢がならなくなるワケでも無い…。

ちなみに本体の方…これがまた素直にイイ音出しちゃってんだな…。コレは欲しくなった…。誰か買って。

音がイイ…とは聞いていたのだが…店頭で見掛ける事が少ないうえに、モックしか置いてなかったりするので、確認する事が出来なかったのだが、実際に聴いてみると…いいんだな、これが。\8k程度でこの音が手にはいるなら、買えるうちに買っておいても損は無いと思うな…。マイナーなので、先々どうなるか知らんが…。

…流れ…じゃなくて、ちゃんと評価した方がいい…って製品が出ているんだよね…。これもそうなんだと思う。少なくとも主流より音は良いんだし、融通も利くんだからねぇ…。

ちょいと真剣に考えてみるか…いつまでも石みたいなのってのもなぁ…。あれはあれで良いんだけども…。

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ラジオの時間。その3。

2011-07-03 12:34:43 | おじたん。的便宜耳机評論。
…RAD-S512Nをちょっと改良したった…。

①ストラップが本体から生えちゃって、交換も出来ないので交換できるように撤去&スイベル的ななにかを移植。
②ロッドアンテナが基盤のハンダもりもりに板バネで接触しているだけだったのでリード線で繋いだ…。
③雑なハンダ付けをメルトダウン&盛り直しした。

メモ…。

①ACアダプターを使うと、FMヨコハマだけロッドアンテナ伸ばさなくてもガンガン入る…。
②ACアダプターを使うと、ところどころノイズが強烈に入る。バンドを問わず…。
③ACアダプターを使うと、途端に音質が良くなる。
④電池が消耗してくると、ひでぇ音になる&ボリュームの途中でノイズまみれ…。
⑤中はかなりしっかりした造りになっており、スピーカー交換するのにちょっとビビル…。
⑥Palmのぱたぱたキーボードのクッションケースがジャストフィット…。

後で写真でも撮っておこう…。


Comments (4)
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ラジオの時間 その2。

2011-07-02 21:35:35 | おじたん。的便宜耳机評論。
今度は\1980ラジオです…。…イケナイ沼にはまった様です…。

AudioCommのRAD-S512N。…ワールドレシーバーって書いちゃってあるし…。

ま、AM・FM2バンドのラジオに短波分を10バンドほど乗せて、合計12バンド…なラジオです。
大きさは\980ラジオとあまり変わらない感じ…。無理すればポケットにねじ込んでどーにかしようとする人もいるだろうってサイズでありながら、世界を受信しちゃうんです。

…とは言え…かつては日本に向けた日本語の短波放送が、諸外国から行われており、ラジオを通じて世界を知る…なんて事もスゲーなぁ…って時代もあったわけですが、今じゃネットの方がスゲー…な時代なだけに、短波ってのもどーなのかと…。

…単純に、短波もロッドアンテナで受信するだろうから、FMのそれよりは長く、感度も良いだろう…って事で選んだので、短波うんぬん…電波ゆんゆん…が目的でも無かったのです。これで、ロッドアンテナがダメ…って事になると、このメーカーはこのラジオで11バンドを失う…ってことにもなるので、さすがにそれは無いだろうと…。

結果、普通に…ラジオとして使えるレベルにありました。まぁ、\980ラジオのロッドアンテナが酷すぎたワケで、普通にこの辺ならこれくらいの局は拾ってくれるだろう…って希望的観測に叶った性能は有しているみたいです。
見た目からスゲー…って感じはしますが、特別に高感度な…ってワケではないみたいです。

短波に関しては、比較するラジオを持っていないので、どうなんだか判りませんが…波はどのバンドでもちゃんと拾ってくれています。ただ、言語明瞭ながら意味不明…って波ばかりなので、アジアンな言語に長けている人には面白いかと…。その方面に疎い人は…『ラジオNIKKEI』とか、いつもジャンパー着てる将軍様を全力で絶賛する放送…くらいしか聴いても判りませんし…。

その昔、もっとスゲーラジオでBCLやっていた頃と比較すると…よく波を拾うなぁ…と、思いました。アジアンじゃ短波と言うバンドがホットなのかも…と思ったくらいに、声や曲が聞こえてきてますんで。実際はどうだか判りませんが…どこかしら声や曲が聞こえてくるのが性能の善し悪しと関係するんだか否か…昔はもっと閑散としていた記憶があるんで…。

そういう意味じゃ、ワールドレシーバーの名は伊達じゃ無いんだと思いますな…。

そもそも、中華製ラジオのOEM製品だと言われてますが、質感や性能、価格を考えたら、諸手を挙げて歓迎したいって製品だとも思いますな。日本はこうした名品が生まれてくる土壌を失ってしまいましたからね…。

\980ラジオのために即席で作った電線室内アンテナ…も、有効に活用できています。やはり感度の向上は劇的に…って感じですので、これはこれで完結していても、繋げていた方が幸せになれますな。

単3電池に加えて、ACアダプターも使える仕様になっているし、電源と音量は別スイッチになってるし、チューニングが合ったときにインジケーターが赤く光ったり、背面にスタンドが仕込まれていて、寝かせて使う時に良いらしい…な事も出来るんで、価格から言えば「豪華装備」かも。

イヤホンは片耳が付いてきましたが…\980ラジオに付いてきた両耳のを挿してもモノラルで両耳から聞こえます。手持ちの上質なイヤホン・ヘッドホンに替えた方がよろしい感じですな…。デジタル的な部分は無い…みたいなので、電池の保ちもよろしいのではと思われます…。

…日本からラジオが消えた…なんてのもありましたが、消えるほど売れちゃった中には、こうした安価ながらも使えるヤツが含まれていたんでありますな…。どうか、大事に使い倒して頂きたいもんです…。

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ラジオの時間。

2011-06-27 21:41:28 | おじたん。的便宜耳机評論。
\980だったので、小さなラジオを買ってみた。

この手のラジオを持っていないワケでは無いが…オブジェ的オモチャ的だったり…壊れかけのレディオだったりするので、あれこれと物色はしていたのだが、震災で一気に見掛ける事が無くなってしまった。

それはそれで驚きでもあったのだけれど、安価なラジオまで消えちゃうなんてねぇ…。

ま、需要ってモノが限られちゃって、新しい製品が出ても、それほど目新しくもなく、地デジ移行のためにちょろっとバージョンが変わったくらいしか目新しさも無い商品だから、絶滅危惧種とも言われていたのだが、やはり震災にはラジオなんだと改めて思い知らされる事にもなったんである。

んでまぁ…そうした時のためにも、1つはしっかりと動くのを…と、思った次第。

まぁ、現用しているラジオ的なモノでも、無計画停電時にはしっかりと働いてくれたので、やたらと高性能、高機能なモデルには目が向かないのだが、信頼性と言えばやはり日本製、日本のメーカー製って事になる。

予算のうちで、そうしたモデルが手が届かないワケじゃないが、お値段の割にはイマイチなデザインだったり、なにかとしっくりこないモデルが多く、どっちみち生産はあちらの国なんだから、あちらの国製でもいいかなと。

別に、あちらの国製が悪いワケじゃない。愛好者…なんてのは日本製を凌駕する性能を秘めている…って怪しい性能だったりするし、日本じゃ作られなくなった分、チャレンジャー精神溢れていたりするので、マニアがこぞって買い求めていたりするモデルもあるんである…。

そうした反面「安かろう悪かろう」なモデルも多いのも事実であって、さて、コレはどうなんだろうか…。

日本のオーム電機がAudioCommってブランドで出しているRAD-F1531Mってモデル。中国製である。

価格で決めちゃったようなモノであるが、実はデザインが気に入っている。小さいなりにも完成されているシンプルなデザイン。2バンドだし、単3乾電池2本で動くし、モノラルだけど両耳イヤホンだし…。

…電池を入れて、使ってみる…。

…返品しようかどうか悩むな…これ。AMは問題ない以上に性能は良さそう。文化放送(JOQR)がちゃんと音声として聞き取れたのは十数年ぶりだろうか…。S社とかP社のラジオじゃ叶わなかった夢の受信が出来ている…。

FMは…ブン投げてブッ壊した方が精神的に何かといろいろなモノから開放できるレベル…。最悪…。

数日、これと格闘したが、ロッドアンテナが意味を成しておらず、まともに受信できていない事が判る。その辺に転がっていた電線を適当な長さに切って巻き付けて、反対側を天井付近に据え付けると…

「おおお! FMかおんって何? DJ大西! ベストヒットコミュニティ聴けるやン…9時台のナイトもかっ!」

感動の嵐…。これはひょっとしたら、ラジオの性能じゃなくて、転がっていた電線の偶然の産物なのかも…と、他のラジオで同じように試してみると…微妙だがコイツの方が優れている…。ロケーションが悪すぎて受信できなかったインターFMもかろうじて聴けるし…。

念願だった9時台のナイトが聴ける様になったのはウレシイ…。ま、9時台しかやらない局なので、10時になったら別の局へスイッチしなければならないが…。ラジコだのサイマルだので聴けば問題ないが、単体のラジオで聴く…って所に意義があるんである…。

どうやら、FMのアンテナ以外はポテンシャルが高そうなのである…。別に、シンセなチューニングでもないし、チューニングが合ったからと言って知らせてくれるLEDなんか付いてないんだけれど、指先を僅かに動かし、ダイヤルをじわじわといじりながら、波の中から局を探す醍醐味が楽しめるモデルかもしれない。

転がっていた電線…LANケーブルだけど…をくるくるとロッドアンテナに巻き付けただけで、なかなか良い感じに変身してくれたのはいいが、パッケージのラジオとしてそれはどうかとも思うと…\980でもそれなりに波を拾うラジオも他にはありそうだから、やはりダメなんだろうなぁ…。

主要な放送局が密集する様なところで使えば、何ら問題無いのかもしれない。そうは言っても、郊外でもNHKくらいは拾ってくれないとなぁ…。FMバンドが聴ける意味を成さないだろうし。

何か…はまっちゃイケナイ沼にはまっちゃった感じがするのはどうしてだろう?

きっと、安価なラジオが少しずつ増えていく様な気がしてならないが…何かBCL的なラジオライフに傾倒していく自分がちょっと怖いな…。

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タダでいろいろとしあわせ…。

2011-05-09 19:59:11 | おじたん。的便宜耳机評論。
なんだか急にイヤホン・ヘッドホンが増えちゃった…。

ウチじゃ持っていても使えないブルートゥースなヘッドセットも来ちゃったし…。
送信側をなんとか都合つけば、使えない事も無いか…ケータイが青歯対応なら良かったのだけど…。

まぁ、なんでそんな事になったかと言えば…『ハズレ』を引いちゃった人がいたからである…。良さそうと思って購入したワケだが…想像以上に『クソっ!!』って事になると、返品だの交換だのもどーでも良くなる…って境地に陥る場合があるわけで…冷静な判断なら「返品で返金」とか「類似他商品と…」と言う選択も出来るのだが、怒りのボルテージがあっという間にわき上がってしまうと、どーでも良くなって買ったばかりであっても『要らないモノ』に変わるんであるな…。気持ち、判らないではない…。

んでまぁ、黒くてちっこい方はソニエリの青歯レシーバーに付属していたもの。安っぽいからイヤ…って事でバランスドアーマチュアなんたら…な別売りにその座を奪われた。

これが、侮れない音を出している…。大きさ、形状ともに昨日のダイソーの\105となんら変わりないと思うのだが、すげーいい音しちゃってるんである…。多少、もっこり感はあったりするが…安っぽさとは別格の音は出ているのでウレシイ。SONYだろうから調べたんだけど、ちょっと型番が判らなかった。値段なり…って線じゃなかろうかと思うが、それにしても十分にイイ音出ている。ズンドコ気味でありながら高音ものびちゃって…。

四角い妙なデザインのが青歯の通話・音楽用ヘッドセット。さっき買ったばかり…なのは一緒に行っているので、知っているが…OAメーカー製のモノで…音響機器メーカー製のモノより数千円は安いが…そこそこの数千円はしていたモノ…。

こりゃいったい、どうやって耳穴の突っ込むのが正しいのか…? ちょっと議論したのだが、定かじゃないので判らないのだけれど、この四角が縦長になるのか横長になるのか…。まぁ、どっちでも装着感がよろしくない上に、音楽用とは信じがたい音が出たモンだから、あったま来ちゃったみたい…。確かに、ハシにも棒にも引っかからない音が出ている…。ペアリングはスムーズに行ってたみたいだけれどねぇ…。

基本的には、それほど悪いモノでは無さそうなのだが、いかんせん、\105にも負ける音である事には違いも無いので、通話ならまだしも、それ+って所を求めるとキビシイなぁ…。エージングを進めてどうにかなりそうな音でも無い所が悲しいねぇ…。

とまぁ…僅か数日で悲喜こもごも…だったりするが、これでフツーなんである。アタリ・ハズレの大差ある世界だって言うのが、未だに変わってもいなかったりする中で、低価格のモノに一筋の光明があったりしちゃうワケで、よく考えて手を出さないと痛い目にあったり、テキトーに買って幸せを掴んだり…。

それにしても…耳は左右で1セットしか頭に付いてないから、増えても困るんだけれど、困ってる割にはウレシイもんだったりするのもヘッドホン・イヤホンなんだな…。うしし…。

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100円でちょっと幸せ…。

2011-05-08 19:01:48 | おじたん。的便宜耳机評論。
…超久々…だけど、イヤホン・ヘッドホン話。

出先で急に音楽が聴きたくなったりもするもんで…ケータイに入れてある音楽をこっそりと楽しむにはヘッドホン・イヤホンってもんが必須だったりもするんであるが…意図して持ち出しておかないと、そうしたモノも持っていたりはしないワケで、そうした時に飛び込むのが「ダイソー」とかの\100均ショップ…。

…とは言え…この手の商品が絶滅危惧もされていることは結構前から知っていたし、やおら種類が減っている事も目に見えて明らかだったりするので、それほど期待もせずに飛び込んだのだが、音楽を聴こう…って目的に適っている商品がやはり1種類しかぶら下がっていなかった…。

それでも無いと聴けないので、地雷を踏むのを重々承知の上で買ったのがコレ…。税込み\105。

一緒に、いつものケータイと繋げるためのアダプターも買って、そそくさと聴いてみると、なかなか…。\1000出して地雷を踏むよりもまともなイヤホンが\105で買えてしまうのはどーした事か…。

まぁ、安価で良質な…ってのもなかなかあったり無かったり、良いの悪いの玉石混淆だったりするワケで、ハズレはハズレだし、あたりはあたり…ってのも、それがフツーなのだけれど、やはり、少しでも「あたり」に近づくとウレシイんだよね…。\100だし…。

最近、知人がバランスド・アーマチュアなんたら…なんて言う、数万円するようなのをいきなり買ったりして、聴かせてもらったが…かつてダイソーで売られていた\500ヘッドホンと比べてみると、その出来の良さを改めて感じたりするんである…。神イヤホン…とまで言われただけの事はあるんだな…やっぱり…。数万円も出せば、出て当たり前の音が\500そこそこでも出ているのだから、これで十分だしねぇ…。

それとはタイプが違うが、耳穴に突っ込むタイプで\100の白いヤツは…そこまでには至っていないものの、なかなかの音を出している。まぁ、箱出しでこの音なら十分な気がしているが、慣らしを終えてどうなるのかな? あまり変わらない気もするんだけれど…。

近所のリサイクルショップで投げ売りしているイヤホンもまだ未評価なんだな…。あれは\88だったんで、買っておいたが、平形なので携帯にしか使えない。すると、慣らすにも携帯で音を出すほかに術も無いので、なかなか慣らしも終わらないのだが、良くなる方向に進んでいるとも思えないしなぁ…。

ま、上を見たらキリの無い世界なので、下を見て良品に当たって喜ぶ…って楽しさはこれからも続いて欲しいのだけれど…短命に終わってしまうのがツキ…って感じな所が残念ですけれどね…。



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ズンドコのみなもと。再び…。その2。

2010-12-28 14:00:27 | おじたん。的便宜耳机評論。
結局、バスレフのダクトを改良…。

ダクトのパイプをどげんかせんといかん…って事になっても、都合良く同じ径で、同じ材質のパイプなど持ち合わせていないんで…若干径が小さいけど同じ材質のパイプを入れちゃって、5cmほど長く出して固定…。延長と補強って感じでしょうか…。可変だから一部延長かな…。

…いちいち背面のネジ10個も緩めたり締めたりするの面倒だから、ボワ付きが消えるあたりがどれくらいかは2回くらいしか試してないが…まぁ、概ね正解な感じに良くなったかな。

イヤになったら、引っこ抜けばオリジナルに戻れると言う、お手軽な事をやってみましたが、コシもキレもだいぶマシになったんで…。

詰め物系が一番簡単そうだったのだけれど、内蔵しているアンプの冷却にダクトを流入している空気の流れを利用しているフシがあったので、やめ。背面の鉄板もヒートシンクとして熱を逃がす構造を取っている感じなので、あまり神経質にならなくても良さそうだけれど、効率よく熱を逃がしているとも思えないチープさを見てしまったので…。小さなヒートシンクでも増設してあげたいくらいに普通のアルミの板に熱を逃がしてますからねぇ…。

…ボフボフ…ボワボワ…鳴ってた事を考えると、厚紙のパイプ1本でだいぶ進歩しましたが、もう少し頑張れる子だと思うんで、ゆるゆると改良を進めてみましょうかねぇ…。やはり、楽器らしい音は楽器らしい音で出てくれないと…。

これって…フロント側外せるのかなぁ…。サランネット外れないみたいだけど…研究の余地はまだあるな…。

ま、ちょっとマシになって、豊かな低音が楽しめる様になったのでした…。

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ズンドコのみなもと。再び…。

2010-12-27 14:08:27 | おじたん。的便宜耳机評論。

クリスマス・プレゼント…って感じなタイミングでやって来たが…スーパー・ウーファーである…。

例によって例の『妄想の貴公子』が持ってきてくれたのだが、年末の大掃除で要らなくなったのだそうで、遠慮無く頂いた。

…YAMAHAのYST-SW40って古いの…。以前頂いたDENONのDSW-5で悪くは無いんだが、こっちの方がウーファーらしい大きさがあって、20cmあるのかな? それでも「ミニ・サイズ」って話だし、限られたスペースに置くにはキビシイのであるが…使えるモノなら喜んで…って事で、おチープ・オーディオの基本だからね…。

黒くてカッコイイんだが…音はムービー向けと言うか、ホームシアター向けだなぁ…。満遍なく「ボフボフ…」鳴ってるし、コシとかキレ…ってのは、あまりよろしく無い感じ…。オーディオ向けって音じゃねぇな。

まぁ、ミニサイズとは言え、やはり大きなサイズのウーファーを電磁的に重低音再生って事だから、余裕ある音が出ている片鱗は伺えるのだけれど、ボフボフ…ボワボワ…ってのがよろしく無い。この辺をナントカしていかないといかんのだな…。DSW-5の方がまだコシとキレを感じさせるが、無理矢理感は拭えないワケで、どこかで我慢しなきゃならんのは同じなのだけれど…。

ん。調整はもちろん出来るのだが、調整してもなかなか落としどころが決まらない感じで、根本的にボフボフ…ボワボワ…って対策を講じないと気持ちよい低音にはなって頂けない様子なのである…。バスレフのダクトをいじるとか、詰め物的に対策を講じないとダメな感じ…。

スタンバイとそこからの復帰が壊れてるのかと思ったのだが、かなり大きめな入力が無いと復帰しないんだねぇ…。その辺の融通はDSW-5の方が良い感じ。なんせ、アジトの上空を海自の対潜哨戒機が飛んだだけで、入力が無くてもスタンバイから復帰してたし…。ちょっと違うか…。

ま、ゆるゆるといじって遊んでみようかと思っている。詰め物くらいでナントカ出来ればいいが、結構ガッチリ造ってあるので、手強いかもしれん…。


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すたんどぅあっぷ ぷりーず!

2010-10-20 19:27:20 | おじたん。的便宜耳机評論。
…妙なモノが使われずに冷蔵庫の上にあったので…。

バナナ・スタンドである。\100均あたりで買ったらしいが…使われているのを見た事が無い…。
買ってきたと思わしき家人に尋ねると、買ったのはいいが、小バエがたかるので使うのをやめたらしい…。
…吊される前に喰われちゃってるしな…ウチじゃ…。

…なんか妙だな…。まぁ、デザインとしてはこれで致し方ないワケだけれど…やっぱり変である…。

何が変かと言えば…このままバナナを吊したら、倒れてしまう…。バナナを吊す支柱とその台座の組み合わせ方が間違っているっぽい…。

…ヘッドホンをディスプレイするのに丁度良さそうだから譲り受け、早速直す…。

木製なので、サンドペーパーで角を丸め、ヘッドホンがなるべく傷まない様に…。

高さ的にも丁度良く、本来の使われ方と似てはいるがイマイチ違う余生を活きる事になった次第…。

ずる剥けのズルズル…になり、見た目にもまんざらじゃなくなったZ900を載せてみると…まんざらでも無い…。
バナナは吊しておくと傷みが進まなくなるとか、遅れるとか、効能はあるらしいが…ヘッドホンではどうなんだろうか…。まぁ、常用しているヘッドホンは、何かしらに吊されて使われるのを待っているのだけれど…。

ゆくゆく、もうちょっと載せやすくする工夫は施しておきたいな…。

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ズル剥けのずるずる…。

2010-10-18 00:07:06 | おじたん。的便宜耳机評論。
3年足らずで、ATH-PRO5のイヤーパッドがボロボロになったが…。

…PRO5に限らず、ボロけ具合に合わせて、ガムテープでぺたぺたと剥がしてキレイに剥いでいたのが従来からの方法だったのだが…新たな発見を…。

…エナメルリムーバーをぶっかけるとボロボロは意外と早く剥がれる…。ズルズルのずるむけ…って感じに。

おじたん。が使ったのは、セザンヌ『マイルド エナメルリムーバーN』と言う、除光液。\100均で売ってたマニキュア用の溶剤というか剥がし液。

ぶっかけるだけでボロボロになり、剥離が進むみたいで、除光液が蒸発して乾燥したら、ガムテでぺたぺたすれば除去も手間いらず…。ボロけていなくても、強制的にボロけさせる事が出来るので、パッドが片方だけ惨めな姿になった場合でも、揃える事が出来る…。

ただし、ボロボロになった表面素材で形がある程度保持されていたみたいで、完全に剥がすと若干ぶかぶかになる感じ…。ベースの素材はリムーバーでも傷まない感じなので、再利用が可能。ちなみに、ドライバー部分を覆うスポンジの薄い膜も破れたので取っ払って、乾燥させたウエッティなペーパータオルで代用する事に…。

むぅ…これは使えそうだな…。SONYのZ900のもキレイに剥がせそうだし…。

…てなワケで…剥げてるのもなんだから、Z900のも剥がしてみたが…ちゃんとキレイに剥がれてくれた。
ドライバーの周囲を取り巻いていたスポンジの帯みたいな輪が完全に劣化して崩壊していたので、掃除が大変だったが…。左右で微妙に色分けしてあるのね…お幾ら万円クラスのヘッドホンのパッドと言うものは…。

ただ、PRO5と違って、パッドの中のスポンジもへたって来ている様子で、これはやはり買い換えないとダメって感じだなぁ…。耳の周囲との密閉度が保たれているウチはまだいいが…。

…そう。とっとと買い換えやがれよ…ってのが正解ではあり、消耗品なのだから、こうした変な努力をしなくてもいいハズではあるが、表面素材だけがボロボロ…な場合は少々もったいない。…やはり、もったいないのでナントカしたい…ナントカ出来れば出費もかさまず、エコ的にもよろしい…。

どちらかと言えば…最初からこの表面素材の無い方が使い心地が良かったりするので、装着感に大きな違和感が無ければむしろ剥げていた方が好ましかったりするんだが、消耗品として新たに購入すると、剥げてもいないワケだからねぇ…。最初からネルとかベロア風な素材にしてくれりゃあ都合もいいんだが…高級なモデルを除いて得てしてこのタイプだから…。

…んむ…。あらかた剥げてますな…ウチのヘッドホンは…。

キレイにズル剥けたお陰で、あたかも最初からこうだった…感はかなり向上しており、装着感が良い感じになったし、それでいて音が悪くなった…なんて事もないからいいか…。

…この秋はなかなか豊作とも聞いているので、そろそろ新しいヘッドホンでも探そうかな…とも思うんだけど、常用を増やしているのも変だしねぇ…3個もあるし…。それぞれ微妙な違いが楽しい事には違いないけれどねぇ…。

…やれやれ…な、秋でもある…。

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…Cで…。

2010-10-15 19:44:50 | おじたん。的便宜耳机評論。
ディスコンになっちゃったんだなぁ…鎌ベイKro。
愛用するヘッドホンのPRO5もついにディスコンとなり…Mk2になるとか…。

新しいモノへの誘いが絶えない季節ではありますけれど…。

鎌ベイKroは元気だが、PRO5はボロボロに…。例によって例のイヤーパッドの表面が経年変化でボロボロになってくるヤツ…なのだが、ちょっと早い気もしなくはないよなぁ…。夏の暑さがいけなかったのかな…。

さて、鎌ベイKroはニッパーくん専用かと思いきや…今はBOSEの363を繋いでいる。

年に1回だか、NHK-FMで放送される「浜松アーカイブス」の蔵出しを聴くために、わざわざ設置し直して、ニッパーくんと交代してもらった。

この放送ではCDとかのデジタル音源は放送に乗らず、全てがアナログ音源となっていて、今では貴重になってしまった音色が聴ける少ないチャンスなのだ。

…世代的に言えば、おじたん。はバリバリのアナログ円盤世代になるんだと思うが、家庭の事情で円盤の再生装置が持てなかったため、円盤系のアナログは詳しく知らないのである。…れいこーどーで借りてくるとか、クリーナー液をプシュプシュしながら、じわじわした赤い黒板消しみたいなのでクルクルと磨き上げるとか、回っている円盤に針を落とす…なんてのは経験が無いのである…。

それでも、買った記憶はちゃんと残っていて、初めて買ったアナログ円盤はデビッド・ボウイのレッツダンスだった。ま、他にも幾枚か一緒に買っているが、周囲でこうした楽曲を買って聴くヤツがいそうもなかったので、自分で買うほかに聴けなかったんである。

聴けもしない円盤はどうするかと言えば…後輩に頼んでカセット・テープに落としてもらっていた。

LPと一緒に、白く、やたらと重く、そしてやたらと高いソニーのカセット・テープを後輩に渡して…

「…ドルビーCで…」

…シブイだろ? Cで聴けるウォークマン・プロなんか、あっさり壊れちゃって意味無いんだけど、ここはCじゃなきゃダメなんだよ。正直なところ、BだってCだって大差ないし、違いなんか判らないんだけど、Cにこだわるトコロがおじたん。の青春時代…。

かなりグレードの高いオーディオでカセットに落としてもらっていたので、アナログ円盤ならではのデメリットを音として感じていたなんて事も無かった。ほどなくしてCDが登場するが、実際に聴いてみても、大きさ以外に何が良いのか判らなかったっけ。

「…ひっくり返さなくていいんです…」

あー。そうな。あの頃はLDもひっくり返して見てたから、それほど苦でも無かったが、そうした便利さは確かに。
頼まれて録音する身としては、面倒な作業だったんだろう…。

さて、昨年もこの番組を聴いているが…今年のは音がイイと言うか…針飛びとかほとんど無かったんじゃないかなぁ…。1日目の最初の方であったか…。音源にもよるけれど、非常に良好な状態で聴けたのは驚き。

そうした微妙なあたりをちゃんと聴こう…って事で、363で、鎌ベイKroで、聴いてみたかったんである。

これがまた、驚き。RD-VH7PCで受信して、そこから音を出すのと、そこから鎌ベイKroに繋いで音を出すのとでは、艶とか伸び、奥行き感ってのが違うんである。後者の方が、そうした微妙な感じを感じ取れる様に音を出している。

普段CDで聴いている楽曲をアナログ円盤で聴く…ってのは、ウチじゃあ恐らくもうムリなのだけれど、ラジオならそれも出来るワケで…高音の伸びとか艶は…

「…こんな音出るの?…」

ってくらいに驚いちゃったなぁ、ボク。

とは言え、アナログ円盤で新譜がバンバン出る…なんて事も無いので、過去の資産の発掘と活用に…って事に限られもするんだろうけれど、愛好者は未だに多いと聞く。

CDすら、その形を失いつつある中で、大きな円盤をキレイに回して…って世界がまだしっかりと残っている事を、忘れちゃいけないし、そこは人間が音を楽しむって事で、通ってきた道でもある事を棚上げにしちゃダメなんだなぁ…と思ったり。

んじゃ、真空管アンプでもいっとくか…。蓄音機とセットで。

そうも行かないのが世の常だが…そうした世界の音を知らない事がなんだかとても悔しくなってしまったんだな。
いろいろと知っておく事の大切さ、大事さ、そうした事をあの頃に気付けば…と思うと、悔しいなあ、おい。

ナウでヤングな若者諸君には、イイ音をたくさん聴いて、脳に残して欲しいと思う。電気信号的配信音楽にない、味わいの豊かなアナログな音を脳味噌で味わえる機会があったら、大いに触れて、その耳から脳に伝えてあげて欲しい。そうする事で、得られる経験値の大きさははかりしれないモノがあるのよ…。

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おじたん、心のむこうに

2010-09-26 02:09:50 | おじたん。的便宜耳机評論。
昼間も涼しくなって、過ごしやすくなりやしたが…相変わらず最凶最悪にムカツク日本なので、うだうだとおチープなオーディオを語り続けるコーナー♪

…鎌ベイKroと言う強力な助っ人のお陰でますます快調なニッパーくんですが、イイ音には違いないものの『なんとなく濁った感…』ってのが漂うのですな…。

あれこれと繋ぎ替え、比べて聴くと、ニッパーくんの場合にそうした感じが時折強く漂い、イイ感じの音なのに、スッキリとした感じがしないのももったいない…と。

んでまぁ、こうした問題は「定在波」と呼ばれる音の現象に起因する事が多々あるらしいので、それを解消してみる作戦に打って出たワケです…。

そう…。スピーカーの中をティーバッグみたいなので詰めるとか吊すとか…。

…正四面体ですけど…あれをね、やってみようかと。
吸音材としてちゃんと販売されている製品でもありますが…紙で自分で作れるので、そうしている人が多いと…。

…正四面体がスピーカーの中で浮いているワケで…


『おじたん、心のむこうに』


…使徒をスピーカーの中に住まわせて、どうした事になるのかヤシマ作戦…。

どうせなら『ラミエル』がいいなぁ…と、テキトーに考えたんですが、ウチのニッパーくんは容量を少なく見積もっても60数リットルはあるので、正四面体よりは正八面体を吊しておいた方が効き目ありそうなんですな…。

…そんな不気味なスピーカーでいいのか…おれ…。

でまぁ、当初はマジメに正八面体をそこそこの大きさで作る努力をしたのですが、手狭な作業スペースじゃ困難を極め、正四面体に…。

…それすらも面倒になり…そもそも効果も定かじゃないし、オカルト的じゃん?
無為に苦労するこたぁ~ねーな…って事で、使徒1号は写真の通り、紙の筒。

先日送られてきたパーツが入っていたヤマト便の紙袋です…。
いったん、クシャクシャにし、それを広げて分割し、筒にしただけです…。

…要は、四角四面なスピーカー内部を我が物顔で飛び交う不穏な音の成分を邪魔してやれば良いんじゃなかろうか…?

スピーカーの底から30数センチの高さ、ウーファーの背面あたりまで高さはありますけど…立てた方が邪魔し甲斐がありそうだったので、そう置いてみました。

…意外に効くんですな…これ…。

…ボンっ…とか、ズンっ…ズズンっ…って低音の「っ…」って部分がキレイに聞こえるんですよ。変に濁った感じが消えてるんですな…。中、高音では判りづらいですが、かすれ声が魅力的な女性ボーカルなんかだとキレイになったのが判りやすいと思います…。

…んじゃ、ちゃんと正四面体もやっぱり作るか…。

古新聞で幾つか作りましたが…クシャクシャにするとクシャクシャ具合が想定以上になり、イマイチ…。ファミマで無印な封筒を買ってきて、これで…。

1辺24cmのタイプ、12cmのタイプ…数種類作り、大型、中型のモノは底にころがし、やや小型を中間、上方に吊ってみました…。

…ん…数が増えたからと言って劇的な効果の増し増しは無いみたいだな…。

…って言うか…新聞紙丸めたのを吊しても、効果的にはあまり変わらないので、新聞紙でいいじゃん…。

ま、そうした悪影響をほとんど対策していない大型のスピーカーだから効果が確かめられたのではなかろうかとも思います。

小型のBOSE101MMでテストしてみましたが、これは中にべろん…とスポンジが1枚収まってるだけなんですね。これを取っ払ったのと、1辺6cmの使徒2号を1つ入れたのとで何か変わるか? って事でしたが、違いは判りませんでしたな…。

むしろ、普通に吸音材として使われているウール的なモノの方が詰め方によっての変化は感じやすいし、元から入っているスポンジの置き方でも少々変化はありますが、劇的に良くなった…ってワケでもありませんしね。

ある程度の広い空間に置くとか、吊すって事で効果が現れるんじゃないかと…。
また、昨今のスピーカーはそうした対策が取られてもいるんじゃないかと思いますので、そこに対してどれだけ効き目が出るのか興味深いですな…。

入れ過ぎたり、詰め込み過ぎたり…ってのは他の吸音材と変わらなくなると思うので、そうするなら他のモノでも良いわけですが、不穏な音を邪魔してやる…って働きが活かされる設置の仕方は試行錯誤する他にないでしょうねぇ…。

てなワケで…使徒がぶら下がってるスピーカーですが、やおら紙っぽい音が出まくっているワケでも無いし、妙な音が出る様になった…なんて事もなく、耳を地獄にすると気になってくる「濁った感じ…」は、かなり緩和されて、そこそこ苦労した甲斐はあったみたい…。

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箱の中味は…。

2010-09-23 19:54:06 | おじたん。的便宜耳机評論。
んあー! ムカツク事ばかりだな…日本は…。

…てなワケで…平和なおチープ・オーディオの話はうだうだ続く…。

今日はビクターのニッパーくん(Victor JS-101)の内部の配線を交換しておきました。

ま、そのままであっても別に音が悪いワケでも無いし、電線自体が朽ち果てているワケでもありませんから、気分的な問題と、素性の判らないニッパーくんを探る…って事ですけど。

箱の中を覗いてみると…吸音材の貼り方に一応の方針みたいなのがあった風に感じられます。まぁ、掃除機の中のホコリの塊みたいなお馴染みのヤツですが、ウーファーを中心にして吸音を…って感じで、上部にあるバスレフポートとかツィーターの方は貼られていないんですな…。

バッフルと背面には木の棒が渡してあり、箱鳴き対策でしょうか…。単なる箱にスピーカー付けて穴空けただけ…とは違うんですな…。ちゃんと計算して…って事で、この大きさで、こんな風に…って事でしょう。

箱の中は依然として広大な空間になっているので、ここにあれこれ詰めるとか、吊してみるとか…そうした実験も面白そうです。定在波対策とかもう少しやっておいても悪くない感じに何も無いですからねぇ…。かと言って、ここをデッドにするために、何かを詰めるってのも、なかなか大変な事になりそうですけど…。

…例によって例の電線に替えただけですが…音がちっと上品になってまして…多分にプラシーボ的ではありますが、片方のスピーカーの作業はしていないので比べると…やはり違うんですな…。

比べれば…ですが、あまり濁って聞こえないですな…。線材に大きな違いは無さそうなので、ハンダでしょうか? 今時の音質向上も見込まれるだろう普通より少しだけ値段の高いハンダを使ってるのですが、電気の通りでも良くなったんでしょうか…。
元の昔のハンダがやたらと溶けにくかった事を考えると…元の方がお高いんじゃないかと予想してるのですが…。

いっそのこと、線材もスゲーのに替えちゃうとかすると、違うのでしょうねぇ。

いずれはそんな事もしてみたいですが、おチープがコンセプトですので、ハンダくらいはケチらない方向で進めてみようかと…。

これを鎌ベイKroで鳴らすと、ミニコンポで鳴らすよりずっと感じ良く鳴りまして…スッキリクッキリ感は確かに良くなってます。大きさだけはハイエンド級ですので、それを活かした低音は元々出ていましたが、どことなく、ぼんやり…していたんですが締まるもんですなぁ…。

ま、もうちっと硬めの音が出てくれたら好みなんですけどね…。そこへ向かうにはもうちっと研究を重ねないとダメみたいですな…。微妙な濁り感は定在波なんでしょうか…この辺も対策をしておいた方が良いでしょうしねぇ…。

…リプトンのティーバッグみたいなのを造って吊すといいらしい…って話もありますので、やってみようかな…。

…ま、政治的不穏当な発言でブログを埋めるよりは健全ですかな…。



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