…夏だからねぇ…。
おじたん。は霊感が無いワケでは無いが…、常時ビシバシ霊感まみれ…ってワケではない。確実に、あれは霊だろう…ってのはここ数年無いし、コンビニ幽霊ってのに出会ってからも久しい…。
だけれども、何故だかそうした現象には敏感なのだから、これは致し方なく、それが何なのか? ってのを探るのも、人生の1つのテーマだったりする。
そうした事から、それらしい現象が起きたりすると、お招きに預かる事がままあるのである…。
「…ちょっと気味悪いから来てよ…」
そうした気味の悪い得体の知れないモノを知人だからと言って押しつける姿勢に疑問が無いワケでは無いが…いたいけな婦女子がそうした事で悩んでいるなら助けるのも知人の役目…。
ま、大体が夏にしか呼ばれないので『気のせい』の範疇だけれど、一応、招かれたので行ってみるワケ。
やっぱり『気のせい』なので、「冬でも同じ事があったらまた呼んで…」って事にするが、呼ばれた事も無いしね…。
んでまぁ、先日、知人の知人って…ほとんど見ず知らずの人のお宅まで出掛けて行ったですよ…某県川崎市だけど…。
10階建てのマンションの4階のお宅。そろそろ三十路な婦女子が借りているが、いい身分だな…。1人で住むには贅沢にも思える広さがあるが…今年の2月に転居してきた頃から、不可解な物音や、現象が続き、一緒に住むはずの彼氏は逃げたと申している…。
「…チキン野郎だよ、まったく…」
…気持ちがわからないではないが、彼女を置いていってしまうのはどーかと。
お邪魔した限りでは、極めてフツー…。玄関に入ったとたんに何かを感じられるほど霊感も無いし、霊能力も無いんだろうと思うが、感じる時は感じるし。
ま、あれこれと話を聞く。世間で言われている『幽霊』ってそのものズバリを見た者はいない。だが、幾人か人がいる中で、不可解な物音とか、そうした現象は確かにあったみたいだ。
共感できるのは、部屋の壁をコツコツ叩く音が、周囲で連鎖する…って事。これは、おじたん。のかつてのアジトでも良くあったので、さぞかし驚いたろうと思う。アジトでも、幾人か知人が来ていた最中での事だったんで、みんなで何がそうなってんだろうと、探して回ったけれど、判らずじまい。
これが『心霊現象』と関係があるのかどうか、断言は出来ない。逆に、断言するってのも怪しい感じがするくらいに明瞭だったりするし。
「いるの? いないの? どっちなのよ?」
婦女子はせっかちでイカン。そもそも、真っ昼間から幽霊が出るマンションなら、とっとと引っ越した方が無難だ。出る…ってトコロへ行って、実際に出た!って話もあまり聞かないし、出たという割には、出た時には全く知らなかったりもする…。
「この家で撮った写真があれば、見せられるモノは全部見せて下さい…」
そうお願いすると、アルバムがごっそり出された。昨今の婦女子は写真を撮って集めるのが得意らしい。写真ではそれらしいモノは写っていない様子…。ヒドイ時はホントにヒドイのが写っていたりもするので、説明に困ったりするが…。
「ま、昼間から出るモンでもないでしょ…。陽が落ちないとねぇ…」
そんなワケで、夜になるまで、それらしい事が起きるのを待つのであった…。
おじたん。は霊感が無いワケでは無いが…、常時ビシバシ霊感まみれ…ってワケではない。確実に、あれは霊だろう…ってのはここ数年無いし、コンビニ幽霊ってのに出会ってからも久しい…。
だけれども、何故だかそうした現象には敏感なのだから、これは致し方なく、それが何なのか? ってのを探るのも、人生の1つのテーマだったりする。
そうした事から、それらしい現象が起きたりすると、お招きに預かる事がままあるのである…。
「…ちょっと気味悪いから来てよ…」
そうした気味の悪い得体の知れないモノを知人だからと言って押しつける姿勢に疑問が無いワケでは無いが…いたいけな婦女子がそうした事で悩んでいるなら助けるのも知人の役目…。
ま、大体が夏にしか呼ばれないので『気のせい』の範疇だけれど、一応、招かれたので行ってみるワケ。
やっぱり『気のせい』なので、「冬でも同じ事があったらまた呼んで…」って事にするが、呼ばれた事も無いしね…。
んでまぁ、先日、知人の知人って…ほとんど見ず知らずの人のお宅まで出掛けて行ったですよ…某県川崎市だけど…。
10階建てのマンションの4階のお宅。そろそろ三十路な婦女子が借りているが、いい身分だな…。1人で住むには贅沢にも思える広さがあるが…今年の2月に転居してきた頃から、不可解な物音や、現象が続き、一緒に住むはずの彼氏は逃げたと申している…。
「…チキン野郎だよ、まったく…」
…気持ちがわからないではないが、彼女を置いていってしまうのはどーかと。
お邪魔した限りでは、極めてフツー…。玄関に入ったとたんに何かを感じられるほど霊感も無いし、霊能力も無いんだろうと思うが、感じる時は感じるし。
ま、あれこれと話を聞く。世間で言われている『幽霊』ってそのものズバリを見た者はいない。だが、幾人か人がいる中で、不可解な物音とか、そうした現象は確かにあったみたいだ。
共感できるのは、部屋の壁をコツコツ叩く音が、周囲で連鎖する…って事。これは、おじたん。のかつてのアジトでも良くあったので、さぞかし驚いたろうと思う。アジトでも、幾人か知人が来ていた最中での事だったんで、みんなで何がそうなってんだろうと、探して回ったけれど、判らずじまい。
これが『心霊現象』と関係があるのかどうか、断言は出来ない。逆に、断言するってのも怪しい感じがするくらいに明瞭だったりするし。
「いるの? いないの? どっちなのよ?」
婦女子はせっかちでイカン。そもそも、真っ昼間から幽霊が出るマンションなら、とっとと引っ越した方が無難だ。出る…ってトコロへ行って、実際に出た!って話もあまり聞かないし、出たという割には、出た時には全く知らなかったりもする…。
「この家で撮った写真があれば、見せられるモノは全部見せて下さい…」
そうお願いすると、アルバムがごっそり出された。昨今の婦女子は写真を撮って集めるのが得意らしい。写真ではそれらしいモノは写っていない様子…。ヒドイ時はホントにヒドイのが写っていたりもするので、説明に困ったりするが…。
「ま、昼間から出るモンでもないでしょ…。陽が落ちないとねぇ…」
そんなワケで、夜になるまで、それらしい事が起きるのを待つのであった…。