おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

お菓子のホームラン王…。

2011-05-02 11:12:24 | 我思う、故に書くなりよ。
会長さんが自ら命を絶ってしまったそうで…。

ナボナ…と言えば「お菓子のホームラン王」で決まっていたのである。そう、ホームラン王が言ってンだから。

そんな少年時代を過ごしていたおじたん。であるが、実際にナボナを食べたのは成人になってからである。
今時みたいに、ネットで探せば…な時代じゃなく、お取り寄せ…なんて言葉もメジャーでは無かったワケで、実際に販売しているところまで行かなければ手に入らず、毎日のようにTVからCMは流れてもいるし、そのうち…

「…森の詩もよろしく…」

なんてのも始まったのだから、辛抱もならないのだが、売ってるのを見たことが出来なかったんである。

んでまぁ、それからン十年経ち…会社で贈答品に何を送ったら? なんて話になった時に、食べたことが無かったので「ナボナ!」と。贈答品だから、自分で食うワケでは無いのに…。

ま、結局はとらやの羊羹…って定番中の定番に贈答品は収まったのだが、総務が気を利かしてくれて、ナボナを買ってきてくれたりしたもんである。東京駅に近かったので、地下まで行けば、たいていのモノは揃うハズだったのだが、そうじゃなかったとも聞いていた。

「…あれ、これ食べたことあるな…」

そうなんである…。本家のナボナを食すかな~り以前から、まがい物的な別名のモノを食べてもいたのである…。

うむぅ…。これ、ホームラン王か? えっ? おい…。総務のねぇちゃんよぉ…。

紛れもなく、本家本元の「ナボナ」ではあるものの、いかにも感動が乏しかった事か…。お菓子のホームラン王だったのに…ちょっとがっかりだったものである…。

しかしながら、スイーツ…なんて言葉も無かった時代に、これに出くわしていたら…と思えば…なんとなくそう言いたくなるに違いも無かろう…。

当時は秘書課のねぇちゃんとも仲良かったので、贈答品のおこぼれには結構ありつけた立場にいたワケでもあるが、ホームラン王の出番はあまりなかったかに思う…。どちらかと言えば…羊羹系とかケーキ系に席巻されており、せんべい系とか和菓子系、クッキー系は少なかったんじゃなかろうか…。

それでも「お菓子のホームラン王」と言えば「ナボナ」。どの辺がどうホームラン王なのかこの時代に至っては疑問な所も多々あったりするが、そう刷り込まれて成長してもいる人間にしてみれば、もう、そうでしかないのである…。

大変だとは思うが…今の時代でも「ホームラン王」であって欲しいのは「ナボナ」だし、唯一無二でもあって欲しいものである…。


Comment    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 日本が壊れちゃった…。その1... | TOP | つつじのごにょごにょ。 »
最新の画像もっと見る

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。