おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

惜しいねぇ…。

2007-02-16 14:05:27 | 我思う、故に書くなりよ。
NOVAを立ち入り検査 解約めぐるトラブルで(共同通信) - goo ニュース

ちゃんと通って、ネイティブに会話が出来るようになった人がいるのを知っているだけに残念だなぁ…。

取材であちこち出掛けていた頃、出版社が付けてくれた通訳の方が、実に堪能でね、まぁ堪能じゃなかったら「通訳」もどーかと思うが、通訳ではあっても、あちらの方が頭をひねっていたりする通訳の方も多々いたりするもんだから、その立派な語学力は大学で学んだのかと尋ねると、

「大学では学べなかったので、駅前留学したんです…。」

って、コトだった。あの頃はウサギはいなかった気がするなぁ…。

「おじたん。さんも、ちゃんと通えば話せるようになりますよ。」

と、キレイなおねぇちゃんに言われて幾度か考えた事もあったのだが、駅前留学どころか、駅が見当たらないトコロに住んでいるので、断念…。でも、ちゃんと通えば本当に身につく…ってのが実感できたのは間違いない。

それから数年たって、とある人のかばん持ちをしていた頃、かばんの持ち主から、

「おまえ、金出すから留学しろよ、駅前に…」

と、唐突に言われる。英字新聞も読めるし、会話も聞き取れるのに、しゃべれないのはもったいない…と、妙なお墨付きを頂いたのは嬉しかったが、話す相手がほぼ確定しており、それも英語じゃなきゃならぬコトも無かったので、この時は辞退申し上げたのだが、懐かしい思い出…。

このかばんの持ち主は、既に故人だが、14年目となる異国の地で流刑となっている方のお父さんである。流刑の方、すなわち、息子さんと英語でやりとりして欲しかったのだと思うのだが、そんなコトになるとは当時は誰も考えてなかったし、真意は判らず…。今に思えば、荒唐無稽な人であった。

いきなり、飯干晃一氏(故人・作家)に電話するなり、

「おまえんとこの娘はまだ変な宗教にかぶれてんの? 結婚させる気無い? 似合いの男前がいるんだけどさぁ…」

友人とは言え、無礼だな…と思ったが、話をよく聞いてみると、おじたん。と、その作家の娘さんを結婚させるって話だったりする…。まぁ、娘さんであられるところの景子さんは、当時それどころじゃなかったので、話が進むコトも無かったのだが…。

でまぁ、かばんを持ち、側にいるだけでリアルな英語漬け…って時間を頂いたので、荒唐無稽ではあっても感謝している…。

「半年じゃダメだな…1年あっちへ行けば何とかなるもんだけどょぉ…」

是が非でも行かせたい雰囲気が絶えずあったりもしたのだが、行っちゃってたら、おじたん。もハワイで捕まって流刑の目に遭っていたかもしれぬ…。だが、1年ってのは間違いないらしく、早ければ8ヶ月とかその辺りで突然、英語が口を突いて出るようになるんだそうな…。

ともあれ、そうした夢みたいなコトにならんでも、駅前に留学出来れば、あとはヤル気で堪能な語学力が身につく…っては便利なのだが、便利なゆえに問題も抱えるようになってしまったみたいで、これはやはり残念なコト。講師がヤク漬けだとか、やらずボッタクリだとか、夜逃げしちゃうだとか、まぁ、あまり良いイメージがこうした学校になかったりするだけに、なおさら…。

都内をバスでぐるぐるしながら英会話を学ぶ…なんてトコロに夜逃げされて、1回も学ばないうちにン十万円と言う負債だけ残った…ってOLもいたっけな…。ありゃ気の毒だったなぁ…。タダでさえ安い給料をやりくりしてのコトだったからなぁ…。

ま、留学の名に恥じぬだけじゃなく、しっかりとして頂きたいってコトである。


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